|
|
■■■
■■
■ アホ親子
昨夜、お医者さんから「1週間 外出禁止令」が、 発令された事は、眠っていたので聞いていないプチは、 今朝、目覚めるなり、 「きょう SMAPだよねっ?」 と、嬉しそうに聞いてきました。
母として、人間として、 アタシの中の天使と悪魔が戦っています。 「気付かないふりして 行っちゃえ〜。」 「だめよっ!オトナにだってうつるんだからっ!」
慎吾ママ見せてやりたいな〜喜ぶだろうな〜・・・ 幸い、顔には出てないし、わかんないかも・・・ でもな〜・・・反対の立場だったら、 誰かが同じ事をしたら、 「え〜・・・信じられない〜」って思うよな〜。
あやうく悪魔が勝ちそうになり、 アタシは、実家の母に電話しました。
「あんた、だら(アホの意)け?」と一喝されました。 「おかあさん、アンタ達、甘やかしたかねぇ〜 最近の親は、我が子に甘くてだめやわ。 もう4歳ながいもん。 人生には自分の思い通りにいかん事だってあるって、 ちゃ〜んと、言って聞かせんにゃダメだちゃ!」 「そうだよね〜そうだよね〜」 と、相づちをうちながら話しを聞いていたアタシ。
「でもさ、お母さん。 アタシにしては、精一杯の合格点じゃない? お母さんにブレーキかけてもらおうと、電話してさ。」 と言うと、母は笑っていました。
電話を切り、よしっ!と気合いを入れて、 プチに言い聞かせました。
何を言っても、 「やだっ!どうしてSMAPいっちゃダメなの? どうして ようちえん おやすみしなきゃダメなの?」 の、一点張り。 そこで、鏡を見せて、 「この痒いのが、かさぶたにならないと、 ほかのお友達にうつるの。」 と説明すると、 「こんな へんなの やだっ! かぁちゃん このしろいの(塗り薬の事) とって!」
何を言っても、泣いて暴れるだけで、 ついうっかり、 「いいかげんにしなさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!」 と、大きな声で叱ってしまい、ハッとなった。 しまった・・・ 大きな声なんて、出すつもりなかったのに・・・。
そう思うと、不覚にも、 涙がじんわり出てきてしまった。
「かぁちゃんだってね、本当はスゴク行きたいの。 Yちゃん(親友)だって本当は、スゴク行きたいんだよ。 だけど、行けないの。我慢するの。 プチが幼稚園行くと、お友達に痒いのうつるの。 そうしたら、みんなお休みしなきゃならなくなるの。 1週間頑張ったら、治るから。 そうしたら、幼稚園行けるから。 SMAPだって、毎年コンサートするから。 来年、必ず連れて行ってあげるから。 ね、かぁちゃんと、頑張ろう?」 と、言ったら、 「おともだち おやすみなの こまるぅぅぅ〜・・・ わかったぁぁぁ〜・・・ がんばるぅぅぅぅ〜・・・ だから かぁちゃん なかないでぇぇぇ〜・・・」
二人で抱き合って、うるうる泣いた・・・。
アホ親子だ・・・。
お昼頃、事情をまったく知らない夫から、 呑気ないってらっしゃいコールが入る。 そんな夫は、もちろん?出張中だ。
いつもは、お昼寝なんてしないのに、 珍しくお昼寝をして、起きてくるなり、 「寒い」と言うプチ。 ありゃりゃ、熱が出てきたか・・・と思いきや、 もう1枚はおらせようとしたら、 「かぁちゃんのぎゅ〜がいい」 と、くっついてきて、 「あったか〜いぃ」 どうやら、甘えん坊モードに入っているらしい。
夜になって、頭に大きな水疱瘡が出始め、 しみるのか、冷たいのか、 薬を塗るのを、泣いて大声を上げてイヤがるプチ。 でも、逃げてはいかない。 「がんばれ!がんばれ!えらいぞっ! お薬塗ると、痒いの楽になるからね。」 と、話しかけ、 泣きながら頑張るプチに、薬を塗りながら、 涙が出そうになる。 替われるものなら、替わってやりたい。
どうにもこうにも、頼りないかぁちゃんでゴメンよ?プチ。 どうも、甘くてダメだな・・・アタシ。
プチを見習って頑張らねばと思う。
ちなみに・・・ アタシは、また水疱瘡をやってない・・・。
☆今日のプチ☆
この しろいの いやなの。
2002年09月28日(土)
|
|
|