相方が退院しました。(即行ステーキ食べたけど)過ぎ去ってみればあの日々がなつかしい(ヲイ)のも、今のところ大した事なさそうだからでしょう。
しかし人たるもの時間があると「過ぎ去ってみればなつかしい」モノがあるわけで。最近私のテーマは「あの金で何が買えたか」というテーマ。思えばくっだらないものに浪費してきたよなー、と思うわけです。英会話学校とか幸運のペンダントとか痩身器具とか・・・くっ。
まぁ過ぎ去ったものを考えても仕方ない。だって戻ってくるワケじゃないんだもん☆と、普段の私なら考えるところです。しかし最近奥様向け(もちろん優雅なヤツじゃないですよ)の雑誌を買ったところ、「節約」「貯金」「激安」といったような言葉で紙面が埋め尽くされていたのです。あまりの熱意にビビって静かにページを閉じる私・・・。まだ借金が150万くらい残っている私には(そうそう、国民金融公庫の200万は返しおえました!私エライ!!)なんというか、サギな感じがするのです。
だってさー、独身な時代にたまーーーーーに「JJ」とか「nonno」とか買ってたけどさー、「女の幸せは消費にあり!ブランド物をもったら一人前の女!」みたいな風潮が吹き荒れていたではないですか。そりゃブランド物はお金が無くて買ってないけどさー、「消費こそ美徳」っていう風潮にノセられて化粧品いっぱい買ったり(そしてかぶって使わなかったり)髪を高いところで切ってもらったりとかはしたワケですよ。でも、結婚したらいきなり「倹約こそ美徳」って・・・。なんかズルくない!?と思うワケです。
そもそも私の借金はそのほとんどが大学にかかるものですが・・・学生時代から借金返すために二時間半通学して、部活なども泣く泣く諦め、就職してからも借金を返済し続け・・・ってオイっ!と思うのです。「ボーナス払いで返済しろ」とか言われそうですが、言わせてもらえば3年間返し続けてまだ返し終わらないっつーのがどうかと。しかも国民金融公庫だけで給料の四分の一もっていかれてんのに。
ただ、ツライのは私だけだと思わない。思わないからこそ、大問題なんだと思う。私と同じような状況で(イヤ、同じような状況じゃなくとも)どれだけの人が「今結婚して子ども産む!」なんて思うだろう。だってやっと自分の力でひとり立ちできて、楽しいのはこれからじゃん!自分のお金を自分の使いたいように使うの!・・・これって資本主義的にも間違ってない。
資本主義の幸せは「お金がいっぱいあること」・・・コレを求めていけば、自然と「子どもはいらない」とか、「結婚しない」となるのは当然ではないかと。幾ら「子どもがいる暮らしはいいですよ〜」ってな事を唱えたって無駄だと思う。日本という国がこのようなシステムである限りは。