喜んでもらいたくて。
キラわれないように頑張って、反応を読む。私がああ言ったらこう返されるだろう、じゃあこの言葉はダメだな・・・と。
とにかく不快な思いをしてもらいたくない。だから自分の「ちょっと違うんじゃ?」を飲み込む。ちょっとヤメて、とか、違う、とかね。だって私が我慢すればいいだけの話だから。で、我慢の仕方は、沈黙って手段しかなくて。
何考えてるんだかわからない、と言われた。どうしてどうして。嫌われたくないだけなのに。こんなに一途に、嫌われたくないだけなのに。
信じてないだろ、と言われた。それはズバリだろう。信じられないよ。卑屈だってわかっても、二人の間の違い。それを埋める、何より私の、絆を信じる気持ち。
一緒に居て少しでも寂しくなるなら、居ないほうがいい。私が。本当は寂しくて寂しくて潰れそうでも、あなたが愛した私はきっとそんなんじゃない、って勝手に思い込んでいたんだと思う。私が。
限界マックスまできたのはただただ、どうしようもなくなった弱さだった。私でさ
え受け止められないものを、どうして私が強いと信じるあなたが受け止められるだろう?そんな疑心暗鬼ばっかりのまま過ごしてたから、きっと楽しくない時があったのだろう。
どうしてあの日のくれたもののスペースをつぶして、忘れて、あげたものばかり覚えていたのだろう。抱え込んでしまったのだろう。反省しても遅いけど、私の零れた弱さを、的確に返してくれたのに。あなたにその力があると、信じられなかったのは何より、私。
次にもしも会う時があるのだとしたら。あの日から続く私の弱さすら信じられるといい。
すごく難しいけど。それが結論に対する真摯な行動だと、今思う。