暑い暑いブラジルでは、はっきり言って大晦日って感じがしません。 NHK紅白歌合戦は午前中にやってるし。 わが街の大晦日と言えば、朝からいたる所で爆竹バンバンロケット花火ヒューヒュー。うるさくてかないません。れおもはじめは大音量に驚き大泣きして大変でした。
我が家にはありがたい事に今メイドがいるので、大掃除の必要もなく本当になんの手間もないまま、お正月を迎えることになります。せめて、2004年を振り返り、2005年の目標なんぞを立ててみようかと。
2004年、私は30歳になりました。 歳と共にそれなりに成長をしているつもりでいたけれど、やっぱり自分の無鉄砲さ、無神経さ、無計画さ、感情的すぎる部分を反省しなければならないことを知りました。 自分が出来ない事を悔やむのではなく、自分のすべきこと、出来ることを探す事が人のためになり自分のためにもなる。
というわけで、2005年、私の目標は「成長」です。 母として、妻として、人間として、意識して成長したいと思います。
ちなみに2004年の目標はトレンディーだったな。 髪ひっつめてノーメイクでパソコンの前であぐらかいてる私は相変わらず全然トレンディーじゃないけど、ま、前よりはトレンディーな家に引っ越したということで・・2004年目標達成!超無理矢理!
さてさて、来る2005年も皆様、そして我が家にも良い年となりますように。
2004年12月30日(木) |
叱り方とobrigado |
れおは自我が出てきたようです。 今まではものに対する執着もさほど強くなく、たとえ自分が遊んでいたおもちゃを他の子にとられようとさほど気にはしていない様子だったのですが(内弁慶なので対親の場合は別)今日は自分のお気に入りのおもちゃでお友達が遊ぼうものなら「ぼくのだよ!」と奪い上げる始末。それでは、とお友達が他ものもで遊ぼうとするとそれもまた奪い上げる!両手いっぱいにおもちゃを抱え、それでも「ぼくの!ぼくの!」と走り回る。 いじわる〜ひとつくらい貸してあげなよ!と、親的にはイライラしてしまいちょっと厳しい口調で「一緒に遊んだらいいじゃない」と言うと「いっしょにあそばない!!」と泣き叫ばれてしまった。あちゃーその時のお友達の「ガーン」というような表情・・ごめんねー君には何の罪もないのに傷付けてしまった・・。 子供を叱るのって難しい。ましてや人前では、子供の心、相手の心、子供同士の関係、などを考えなければならないので余計に難しい。 今まではれおはわりと人前ではいいなりになってくれていたのでわからなかった壁に、ちょっとぶち当たってみた。 友人の「喜ぶべき成長だよ!」という言葉に励まされ・・私もうまく叱れる親に成長しようっと・・。
ポル語をなかなか話そうとしないれおですが、今日は初めて「Obrigado」(ありがとう)と言うことが出来ました!買い物をしたお店の店員さんに車のおもちゃをもらって、一言。いままでありがとうは言えてもobrigadoは言えなかったれお、ちょっと成長です。
2004年12月26日(日) |
旅の日記5・終わりに |
最終日もお天気は快晴。加えて波は最高。 早起きするつもりが寝過ごしてしまった夫は朝食の時、食事もろくにとらず波ばかりを見ていました。でもこの日の出発は11時。海に行っている時間はもうありません。結局今回の旅行ではろくにサーフィンを出来なかった。残念。
今回の旅行から、れおは飛行機に乗るときは自分の座席が用意されるようになりました。(2歳になったので)しかし、殆ど自分の座席におさまることはなく、終始私のひざの上にいました。一緒に旅行をした4歳のRayaちゃんは座席でお昼寝も出来ていた。うーん、憧れ。れおにもそんな日が来るとは、今は想像できない。
この旅におけるれおの成長。 「別れ際」をおぼえた。 一緒に旅行をしたお友達のRayaちゃんが大好きなれおは、片時もRayaちゃんと離れたくないので別れ際(と言っても、お互いの部屋に着替えに帰る時とか)はいつも大泣きでした。いくら「明日もまた遊ぼうね」と言っても泣き止まず苦労をしていたのですが、3日目の夜から、突然手を振って「バイバイ」が言えるようになったのです。それからは一度も別れ際に泣くことはなくなりました。なにが彼をそうさせたのだろう。
サンタカタリーナの印象。 州は決して豊かではないそうだけれど、街並みは綺麗だし、郊外もこざっぱりとしていたし清潔なところだと思った。 ブラジル南部はヨーロッパ移民が多いので、白人だらけ!ホテルの掃除要員もみんな白人だったのは意外だった。ポルトガル語も微妙に癖があり(癖があるのはこちらの方かも知れないが)面白かった。ブラジルは広い、地方ごとによってさまざまな特徴がある。
最後に。 旅のアレンジからレストランの選抜まで一手を担い奮闘してくれた夫に深謝と、あいにくの天候でサーフィンを楽しめなかった彼との次回の最高のブラジルサーフトリップを願って。
2004年12月25日(土) |
旅の日記4・ぴーかん |
朝、いつもれおはおっぱいを飲みながらまどろみを楽しむのですが、今日は違いました。寝返りをうった時に枕元にあった紙袋を発見して「お、なんだこれ」と、ムクリと起き上がりました。 「あけてみる?」と、サンタさんからのプレゼントをあけてにんまり。欲しかったものかどうかは別として「サンタさんくる?」と、いつも確認していたまだ見ぬサンタさんが実際にプレゼントをくれたことに対しては満足していたようです。 昨日までの天気とはうって変わって晴天!朝から太陽が照りつけ、待ちわびていたセミ達が大合唱です。 早々に朝食をすませ、早速念願の海へ! 波と戯れる2歳上のお友達を横目に、れおはひたすら砂遊び。水場大好きな夫も私もそんなれおをヤキモキしながら見ていました。 はじめは手を引いて無理やり入水を試み失敗、れおは波が来る気配がするだけでさささーっと逃げ出す素早さ。 次は抱いて入水。れおは自分が濡れないものだから喜んでいたけれど、12キロを抱いて波をよけひたすら走り続けるこっちが疲労! 最後は波打ち際で砂山を作ったりしてお友達と夢中で遊んでいるうちに、波に気づかず自然と入水。やっぱり子供同士のコミュニケーションが一番大切で効果的だと思い知らされました。 昼食はホテルにて。シュラスコのお肉が意外にも美味しくて感動。 部屋へ戻ってしばし休息を取り、連日ハードな食生活をおくってきた一行は、疲れた胃腸を休めるために夕食は日本食レストランへ行きました。 昨日までとはまるで違うところにきたような一日を過ごしました。お天気ひとつでこんなに変わるとは!
2004年12月24日(金) |
旅の日記3・やっぱり今日も |
朝から大降りですよ。寒いし! ここまで触れずに来ましたが、サンタカタリーナと言えばブラジルではサーフィンのメッカ。絶好のポイントがいくつもあります。 当然夫は勇んで家からサーフボード持参。しかし、おとといも昨日も低気圧により波はグチャグチャでノーサーフコンディションでした。 望みをかけた今日は朝食時にサーフボードを持参、海のそばのレストランで朝食後そのまま直行!・・・と思っていたのですが、やっぱりこの日のノーサーフ、でありました。 しかし、海好きで親切なブラジル人達はサーフボードを持った夫に話しかけ、主観バリバリの波情報を提供してくれます。地元サーファーと話した夫はいてもたってもいられず、午前中は雨の中となりのサーフポイントへ出かけて行きました。その間、私とれおは友達と一緒にホテルでゆっくりと過ごしました。 さて、良い波にめぐり逢えずがっくりと肩を落として帰宅した夫を出迎え、一行はは湖のそばへ昼食へ出かけました。 三日連続生牡蛎は・・と、尻込みしつつ、この日はボイルした牡蛎を食べました。それでも大振りで充分に美味しかった。 「Casa do Chico」ここでの絶品はエビ!プリプリの歯ごたえで最高に美味しかった! この辺りはレース編みの生産が盛んだと聞いていたけれどあまり良いものにはめぐり逢えずに、ホテルへ戻りました。 夜はクリスマスディナーです。宿泊していたホテルではバイキング形式の料理で、大きな七面鳥やら豪勢な料理が並べられていました。 外の会場ではライブが行われていたり、巡り会わなかったけれどもサンタクロースも登場したようです。れおは風船がもらえてご満悦の様子、私は久しぶりにお洒落して食事が出来て(実際はれおを追いかけ回して全然お洒落じゃないけど)ご満悦でした。
この日は我々一行はサッカーのブラジル代表選手ロマーリオに2度会いました。同じホテルに宿泊していたようで、1度目は昼間のプール脇(この時私とれおはトイレに行っており見ていない)2度目は夕食のレストラン、共にごく近くの席に座っていたにもかかわらず話しかける事が出来ずに終わってしまいました。残念!奥様と3人の子供+ベビーシッターと旅行中のようでした☆
さて、今日はクリスマスイブ、れおのところにサンタさんはやってくるのでしょうか。
2004年12月23日(木) |
旅の日記2・食食食! |
旅の二日目。天候は・・雨。そしてやっぱり寒い!! 朝食をとったあとホテルを散歩していたられおが室内プールに入りたがったので家族でひと泳ぎする事にしました。 するとこのプール、温かい!38度くらいはありそうです。そういえばプールとつながったジャグジーに入っているおじいさん、さっきから頬を赤らめて気持ち良さそうにぼーっとしてるなぁ。 あとからお友達もやってきて1時間ほどお風呂(?)につかりました。 ホテルには朝食と夕食がセットになっているので、昼食は外に美味しいものを食べにいこうと、私達は寒い中ありったけの服を着込んで外出しました。 お目当てはやっぱり牡蛎!行ったのは「Gugu」というシーフードレストラン。 しつこくも生牡蛎、牡蛎グラタンは外せません。加えて牡蛎の炒めものにシーフードリゾット・・プリン体たっぷり。 ここは生牡蛎がとろけるほど美味しかった。れおは牡蛎グラタンの牡蛎抜きをよく食べていました。 とにかく冬服を買いたかったので帰り途中でショッピングセンターに行き、れおと夫の冬服を購入。私はなぜか服は買わずにクリスマス用のテーブルクロスなんかを買ってしまった。 ホテルに着いたらもう夜、子供達は一眠りして、再びホテルの夕食へ。 前日から予約していてこの日はホテルのフレンチを食しました。我が街ではお目にかかる事のないフランス料理です。 カルパッチョにステーキ(もちろんレア)と、肉尽くしの食事ですがとっても美味しかった!付け合わせのきのこのリゾットもご飯の芯が残って日本人好みだし、デザートのガトーショコラもサクサクの外見にナイフを入れるとアツアツのチョコレートがあふれだし・・ああ、この繊細さが心地よい。 思えば食べるための1日だったな、今日は。
2004年12月22日(水) |
旅の日記1・南は寒い! |
旅の出発は朝5時前。当然れおはぐっすり夢の中。タクシーで空港へ向かいます。
サンタカタリーナ州は、ブラジルの南部にあります。サンパウロから飛行機で1時間強で州都のフロリアノポリスにある空港につきました。 我が街は年間を通して暖かい(というか暑い)しブラジルは今夏という事もあり、私はすっかり夏仕度をして出かけました。しかし、着いた先はあいにくの悪天候。気温は20度。(普段35度の生活をしていると20度は寒いんです!)数少ない長袖をしっかり着込んで飛行機をおりました。 レンタカーで市街地に行き、昼食を。お目当ては牡蛎です。 サンタカタリーナでは牡蛎の養殖が盛んで、以前にバイーアで食べた小ぶりな牡蛎とは違いプリプリの大きな牡蛎を食べる事が出来ます。噂では種は広島産だとか・・・。 生牡蛎、牡蛎グラタン、牡蛎入り魚介スープ・・嗚呼、美味しい牡蛎が食べられるこの喜び・・ 「BOX32」という、市場のようなところの奥にある店では、特に牡蛎グラタンが絶品でした。 市街地からさらに1時間弱走ったところにホテルがあります。 海沿いにあるホテルは・・海風が冷たい・・・こんなに寒いなんて・・。 せっせと持って来たれおの夏服や水着は日の目を見ないまま終わるのかしら・・・。
今日は夫の会社のクリスマス会だった。 社員たちの子供達がたくさん来るかと期待してれおを連れて私も参加したが夕方から雨が降ったせいか、子供はれおの他に3人しか来ていなかった。 しかも、一番れおと年が近い子で8歳。これじゃあまともに遊んでもらえないなぁと思っていたら大間違い!先日も日記に書いたが、ブラジルの子供は年下の子のケアがとても上手なので、初対面にもかかわらずれおはものすごく楽しそうに遊んでいた。 れおはガブリエルという、とっても活発な男の子が気に入ったようで、ずっと後ろをついて歩いていた。彼もれおをとっても可愛がってくれ、そして大胆にも(?)抱き合ってチューチューキスをしまくっていた! おかげで私と夫はガブリエルとれおを横目で見つつ、会話に食事にと、珍しく大人の時間を少々楽しむことが出来た。
子供がこれだけ子供に優しいのは、やはり親の教育だろうと思う。 でも、何をどうしたら良いのか?こんな私の元で育つれおもそんな優しい子になれるのだろうか。
そのクリスマス会の出し物で福引のようなものがあったのだが、ブラジル式、福引の紙はすべて風船の中に入っており、選んだ風船を手で割らないことには内容がわからない。タダで福は引かせてくれません。
さて、私たちは明日からサンタカタリーナに旅行に行ってきます。 うわさではクリスマスイルミネーションがとても美しいとか。とても楽しみです。 日曜日に帰ります。
みなさま、よいクリスマスを!
お気に入りのブラジルブランド「Osklen」が日本へ上陸したらしい。興味がある人は<ココ>へ行ってみて下さい。
私のイチオシは綿100%のTシャツ。とにかく綿が柔らかく気心地が良い!ジーパンも良いデザインが揃っていると思うけど、日本人には若干丈が長くて、しかもカットするには向かないデザインなので難しいかも。 夫はここの水着がお気に入りで、たくさん持っています。 2005年夏リオ・ファッションウィークのテーマは「vento」風、でした。オスクレンで風を感じさせるデザインの服にめぐりあえたら即買い!これであなたもブラジルファッション通!
と、書いていて何だか自分がオスクレンのまわし者のような気がしてきちゃたけど、決してそうではありません!自分がブラジルで親しんだものが日本でも指示されたら、やっぱりうれしいなぁ、と思ったので。
そうか、それでは自分がお気に入りのブラジルグッズを紹介していくページを作ればいいんだ! と、思い立ちました。まだ「ブラジル育児」が公開出来てないってのに^^; まぁ、両方とものんびり公開していくとします。
結婚記念日なんですよね。一応。 うちの夫は昔の事を本当にすっかり忘れてしまう人なので、一年に一回くらいは昔を思い出して懐かしむ日があってもいいだろう、と、この日をそういう日にしようと話し合った頃はまだ若かった。わはは。 そんな淡い思いを忘れさせるほど、育児生活というものは日々慌ただしく過ぎていくものですな。
れおは私が台所に立つ事を極端に嫌がる。 ひとことことわってから行こうとすると「ママおりょうりしないで!」とむんずと腕をつかまれる。 何かに熱中しているスキに行こうとすると後から泣きながら(正確には泣きまねしながら)追いかけてきて「ママやめなさいやめなさい!」と、大暴れする。
手を変え品を変え、台所におもちゃを持ってきてみたりアンパンマンCDを流してみたりしたのだが、どうにもダメらしい。 遊ぶときもこちらに参加を求める。クレヨンを握らせ「ママかいてごらん」 ・・書いてごらんって言われてもねぇ・・。 三輪車に乗るときは必ず「これ、ママバイク」と、2台あるうちの一つを私に割り当てる。三輪車には体重制限はないのだろうか・・。
そんないっつも一緒派のれおだが、唯一私と一緒だと嫌がるものがある。 それは、歌。 同じ曲を一緒に歌おうとすると「ママうたわないで!」と怒られる。ぬぬ、私が音痴だから歌うなというのか?!失礼なやつめ・・・。
ブラジルの習慣で、親しい人とは会った時と別れる時にお互いの頬にキスをします。 実際は頬を寄せて自分の口をチュッと鳴らすだけで殆どキスはしていないのですが、子供はたいてい本当にキスをしてきます。これがとっても可愛い。 れおも幼稚園でその習慣を身に付け、親しい人と別れる時にはキスをしているのですが、彼は自分の口をチュッと慣らすのが上手い!!日本人には「舌打ち」以外にあまり口を慣らす習慣がないし、私はチュッという音がどうがんばっても控えめにしか鳴らせないのですが、れおは違う。上手に「チュパッ!」と大きな音を立てています。そのあたり、やっぱりれっきとしたブラジル人。
人の口は、子供の頃はいかなる発音でも出来るが、大人になるにつれて使わぬ発音の口の動きは出来なくなっていくらしい。 身体で言うなら、歳を取るにつれ柔軟体操が困難になっていくのと同じ事か。 「L」と「R」の違い、日本人には言い分けも聞き分けもちょっと難しい。自分においてはいかに舌を丸めてみても前歯の裏に押し付けてみても、ネイティブのそれとはちょっと違うような気がする。現に、子供の名前を聞かれ「レオナルド」と答えても、一度でわかってもらえなかった事は少なくはない。こんな代表的な名前なのに。
れおも今はとっても柔軟な口を持っていて、どんな発音でもどんなチュパ音でも容易に修得出来てしまう。羨ましい。私もポル語を本当にちゃんと話したいと思うならば、勉強するだけでなく、口の柔軟体操、ストレッチも必要だな。
父母の幼少時の薄毛を相乗させ、れおは超薄毛で生まれ育ち、そして満2歳まで一度も髪を切る必要がなく過ごしてきました。 しかし、もう少し伸びると前髪が目にかかりそう・・ようやく伸びてきた貴重な髪の毛だけれどもせめて前髪だけでも切ろう、と、本日の断髪に踏み切ったのです。
はさみを見るやれおは爪を切ると思ったらしく、両手を私の前に差し出しました。いやいや、今日は爪ではなく髪を切るんだよ、と、説明すると、何やら怪訝な顔。くしで髪をとくとはじめはこそばゆさに笑ってしまっていたれおでしたが、その笑顔が段々と泣き笑い顔になってきました。 例によって「こわいこわい!」の連発。「わたしでるよ〜!」と謎の発言をし、二房程度しか切る事が出来ませんでした。 やっぱり初断髪はれおにとって恐怖なもの、それならば仕方ない、遊ばせて後ろからこっそりと切ろう、と作戦をかえました。 当初は前髪と横髪だけを切るつもりでしたが、いざ切ってみると後毛が長く不揃いなのが妙にボサボサに見えて、結局後毛も切りそろえる事になりました。
結果・・・超坊ちゃん刈り。今まではまだ「女の子?」と聞かれる事もあるほどあどけなさをとどめていたけれど、完全にふてぶてしい男の子になりました。
さらさらヘアーの悲しい宿命→坊ちゃん刈り。これを打破すべくイカした髪型を考えないと・・そして私自身もヘアカットの腕を磨かないと!・・と、夫の髪で練習に勤しむ母なのでありました。
今日は夫の系列会社のクリスマスシュラスコパーティーへ出かけました。 シュラスコというと、普通は大串に肉のかたまりを刺し炭で焼いたものを焼けたその表面から食べていく、というスタイルなのですが、パーティーでは焼き鳥のようなスタイルでサービスされました。 ブラジル人の肉の食べること!焼き鳥と言っても一串が日本のそれの倍くらいの大きさはあるのですが、みんな、10本くらい片手に持って歩き回っています。テーブルに座っている人達に関しては「一山」、うまい具合にピラミッドを作って積み上げていました。 私達は適度に注文、牛と鶏とソーセージを家族で2本ずつ。満員御礼の座席から離れたベンチで食べていました。 れおは遅い朝食を食べたばかりだったので空腹ではないとは思ったのですが、試しにソーセージの串を握らせてみました。 すると、初めはペロペロ舐め、そのうちガブリとかじりつきました。 固形のものを噛み切るというのは、れおにとって初めてでした。それが肉類である事がまた驚き。噛んでしまったソーセージを吐き出すかと思いきや、「ちょっとしょっぱいけどおいしいねー」などと言いながら2口3口と食べているのです。 以前にもソーセージを食べさせようとしたことがありましたが、その時は見向きもしなかったのに、今日はソーセージが美味しかったのか、パーティーの賑やかな雰囲気がそうさせたのか。とにかく固形の肉類をかじった事は大きな成長です。 その後、会場に用意されたトランポリンなどで遊び、帰りの車で眠りについたれおでした。 今日もまた、ひとつ成長でした。
暑くて昼間外出が出来ない・・。 陽射しが皮膚に刺さるように強い。
今、私はジャンクフードにとりつかれている。 三度の飯よりジャンクフード。ポテトチップスチョコレート、炭酸飲料etc・・・食べたくて食べたくて。そういえば妊娠4ヶ月の時、3日間、インスタントやきそばにとりつかれて毎日食べていた事があったなぁ。4日目に首に吹き出物が出来て、それ以来インスタントやきそばの匂いだけで気持ち悪くなった。今でもあまり好きではない。 それにしても今回は理由なくとりつかれている。我慢するほどの理由もないし、欲望のまま食べてしまっている。いつか、不調となってあらわれ、落ちぬ脂肪がまた身体についてしまうのか・・・。
今日はれおのお誕生日会リベンジ&新居お披露目会でした。 お友達と家中三輪車で走り回ったり遊び通し、頂いたプレゼントのおもちゃにニンマリ、ご飯もケーキもそっちのけ、でした。 今回のケーキには、表面にれおが大好きなアンパンマンをチョコペンで書いてみました。ヨボヨボな仕上がりになってしまったけれど喜んでくれるかなぁと思っていたのですがあまり反応はなく・・でも、お友達が歓声をあげてくれたので、ま、いいか。 遅ればせながら二歳のお誕生日。日々成長する我が息子を育てられる喜びを再認識しつつ、将来への夢を膨らませつつ、彼の中に無限の可能性を感じつつ、全ては「親バカ」という言葉で片付けられるけれども、期待に胸をときめかせる母なのでありました。
2004年12月04日(土) |
ブラジル人の良いところ。 |
ブラジル人って、本当に子供に優しい。そして常に調和を教育していると思う。 大きい子は常に自分より小さい子に気遣い、大人もそのバランスを見て他人の子でも注意する。 大きい子が食べているものを小さい子が欲しそうな顔をしていたら、惜しみなく半分あげる。大人はそれが大事な事であるように他人にも同じものを同じだけ分け与える。 文字で書いてしまうと普通の事のように見えるが、実際に見るとちょっとビックリする。 といっても、私は日本の子供の現状を知らないというのもあるけれど、自分に例えてみたら絶対に子供の頃(そしてもしかしたら今も)出来なかった調和を、ここの人達はみんな普通にしていると思う。
例えば、今日。
れおは初めてトランポリンに乗ってみた。 れおが行くまでは3人が元気よく跳ね回って遊んでいたのに迷いなくみんな順番を譲る。れおが乗ったことによりれお+1人しか乗れなくなった。そして、乗っているもう一人もれおを気遣ってあまり激しい動きはしない。れおはなかなか下りたがらない。こんな自分勝手で親としては「早く下りなさい!」とれおに怒鳴ってしまう状況でも、みんなが「いいよいいよ」と行ってくれる。そして、トランポリンに大喜びするれおの顔を見てみんな微笑んでいる。「ぴょん!ぴょん!」と言いながら跳んでいるれおを見て「なんて言っているの?」と興味深そうに聞いてくる。
ボールのプールに入った時。 激しくボールを投げ合っていた5歳の男の子3人が動きを止め、れおが入るのを手伝い、れおが楽しめそうな遊びをみんなではじめた。
遊びに夢中になっている子供に、親が食べ物を持ってきた時。 子供の口に食べ物を入れるその瞬間、隣にいた子がポカーンと口を開けて様子を見ているのに気付いた親、即座に小さなその食べ物を二つに分け、自分の子供とよその子の口に放り入れる。私だったら自分の子に食べさせた後で「もう一つ持ってきてあげる」というだろうと思うが、ここでは同じものを分け合う事で調和を学習しているように思う。
そういえば、ブラジルで4年間を過ごした日本人の男の子、稀有なほどれおに優しくしてくれたなぁ。自分がそうしてもらって育ったから人にもそう出来るのだろうか。やはり、ブラジルという国がそうさせているのか。
どちらがいい、どちらが悪い、という事ではないけれど、そういうブラジルらしさを私はけっこう好き。 自分の子はかわいい、人の子もかわいい、みんなで成長していく。 少なくともブラジルにいる間は、私もそうなりたいと思う。
最近、れおはめっきりこだわり派になってきた。 食事の際、ついスプーンに山盛りのご飯を口に入れてしまおうものなら「大きいっ!(怒)」と怒られる。 コロッケが食べたいと言いだしたら食べるまで言い続ける。 遊びたいおもちゃが見当たらない時は、他のものでは遊ばず、探させ続ける。(自分では決して探さない。「どこいったんだろうねー」と私のおしりをついてまわる。) ものに対する執着が強いのか。 一番厄介なのは目覚めの時で、夢で見たことを現実にそのまま持ってくる。今日は「青いキラキラなくなっちゃったよ〜(涙)」と目覚め、いつまでも青いキラキラなるものを探させ続けられた。大体のれお語は理解している母であるが、夢に出てきたものまでは理解できない。目覚めと同時に忘れて欲しいものである。
れおは歌が大好き。しょっちゅう歌っています。 歌詞がわかる所があればそこを何度も繰り返し、わからなければ鼻歌で、時には勝手に替え歌をつくって歌っています。 今日の替え歌はれおの大好きな「きた!きた!とっきゅう」という歌。 その歌を得意げに「こない!こない!とっきゅう〜♪」と歌っていました。 うん、我が息子ながらなかなか賢い。
引っ越しをしてから家のデッドスペースが減り、れおにとっては走り甲斐がある家になったようで、一日中家の中を走り回っています。 でも、まだ家具の配置や床の滑り具合を身体がおぼえていない様子。しょっちゅう転んでいます。現在彼の両頬には青あざが・・・痛々しい。
幼稚園の申し込みに行ってきました。 二者択一悩んだ結果、家から近い大きな幼稚園の方に決めました。 やはり、れおにとっては同年代のお友達がたくさんいた方が楽しめるだろうし、それでこそ私が彼を幼稚園に通わせようと思った意味があるものだと思い、そうしました。 申し込みには夫に一緒に行ってもらい、夫が手続きをしている間、れおはまた来年入園したら使うであろうクラスで遊ばせてもらいました。 私と先生と手をつないで歩いていたれお、教室そばに近付くと、なんと私の手を放して先生と進んで教室に入っていきました。 驚くも、寂しくも、嬉しくもありました。きっとすぐに幼稚園に慣れて楽しく毎日を過ごせるようになるんだろうな。 新学期が始まるのは二月なのでまだずいぶん先ですが、とても楽しみです。
|