昨晩は夜泣きはありませんでした。 突発的なものだったのかな〜よかった。
とにかく車が大好きなれおに車のおもちゃを買ってあげようと思い、ショッピングセンターへ。しかし・・・良いおもちゃがない・・・。 仕方ないなー今度サンパウロでも行った時にたくさん買ってあげるとしよう。。
ブラジルはだいぶ寒くなってきました。風邪が流行っています。 私達も気をつけないと。
今日はなんだかやる気のない1日。そんな様子を文面にあらわしてみました。あらわれてる?
れおは昨晩激しく夜泣きした。 普段でも未だに夜は2、3回起きるのですが、なだめるとすぐに再び眠りについていた。 でも、昨晩は違った・・・。 大泣きしながら殴る、蹴る、噛む。母乳を飲ませても抱いても寝かせてもおさまらない。 酔って熟睡しているはずの夫が起きてしまいそうだったので、別室へ連れていきなだめる事数十分、ようやく再び眠ってくれた。 あーーこれが本物の夜泣きかー。今までのはまったく甘かった。
夜泣きの原因は不明。 よく「昼間興奮すると夜泣きする」と聞くが、昨日は寒かったので幼稚園も休み、普段より昼寝もたくさんしてわりと大人しく過ごした1日だった。 それがかえっていけなかったのか? れおは幼稚園に行きたかったのか?
数日続くのか、突発的なものなのか、今日の夜までわからない・・。
昨日、幼稚園の先生に「そろそろお母さんは帰ってください」と言われました。 がーん。とうとう言われてしまったその一言。 そりゃそうだよねーいつまでも親がくっついてきてるんじゃ幼稚園に通わせてる意味ないよねー(私達にとっては意味あるんだけど) まぁ「幼稚園にはママがいつもいる」という観念を植え付ける前にそうしなければ、とは思っていたけれどそれがこんなに早く訪れるとは・・。 確かにそれほどまでにれおは幼稚園に馴染んでいます。でも、やはり心配であり、そして自分も寂しい! と言う事で、試しに今日は幼稚園内で隠れてみる事にしました。 30分程度中庭で遊んだ後、教室へ入って行く後ろ姿をこっそり見つつ、「いつも脱走して私の所にくるから今日はママがいない事に気付いて捜しまわるに違いない!」という淡くほろ苦い期待を胸に待つ事30分。 ・・・出てこないじゃん。 思わずこちらから危険を冒して覗きに行ってしまいました。・・楽しそうに遊んでるじゃん・・。 どうやらママがいない方が遊びに集中出来るようですわね・・。切ない片思いの心境でございます。
先生談「れおはとっても良い子にしていて教室でもたくさん遊んでいたし、私の歌に合わせて歌ってくれたのよ〜♪明日からはもうママは帰っても大丈夫ね♪」 ・・・幼稚園に残る理由を奪われてしまった・・。明日からなにしようかな・・。
れおはとてもおしゃべりです。 先日も書きましたが長文を話すようになり、ますますおしゃべりになりました。 朝起きて開口一番「これ、ちょくじゃんにょんけー」(←アクセントは某国中央テレビのアナウンサー風)何言ってるんだかさっぱりわからない事多々。 最近は幼稚園でもそんな調子で一人でおしゃべりをしています。 何を言っているのかわからないブラジル人はれおは日本語を喋っていると思うのか、みんな私に「なんて言っているの?」と聞いてきます。 素直にわからないと言えばいいものの、そこはママのプライドが邪魔をしてわかっているフリ。「青い車を見つけた、って言ってるんだよ」と適当に説明。「れおはおしゃべりが上手なんだねー」なんて言われて鼻高々。
私が理解出来ている範囲のれお語最長文(歌だけど) 「あんぱんまんはきみさ〜ちからのかぎり〜♪」 歌うんですよ。これが。
昨日の事ですが。。 我が家のリビングには白い革張りのソファーがあります。 購入してから一年半ほど経つのでそれなりに汚れてきてはいるのですが、そこに加えてショッキングな出来事が・・。 れおが・・机の上にあったボールペンをわざわざ持ってきてソファーにお絵書きを・・・。 しかも1、2か所ではおさまらず、3人掛けの1区切りごとに無数に広がる青いライン・・・。いつのまにかお絵書きが上手になったのねぇ(涙)
2004年05月24日(月) |
体重増加を分析するに。 |
出産後、めっきり太りやすい身体になってしまった。 といっても別に以前はスリムだったというわけではないけど。 加えて、まだ母乳を飲ませているという油断からか、過食傾向にある。 イコール、ちょっと油断するともんのすごい勢いで太る。 そして今、まさにちょっと油断している状態にあるのでヤバい。
この油断には「れおは毎日幼稚園におやつを持参する」という事実が大きく影響している。 毎日おやつを用意する=毎日おやつになるものが家にある 上記の法則は食べ物があるとつい手を出してしまう習性のある私にとっては非常に良くないもの。 家になければ買ってまで食べようと思わない。でもあるからなんとなく食べてしまう。食べだしたらあれ?一袋食べちゃった!れおのおやつなくなっちゃったじゃなーい、しょうがないから買いにいこう。以下繰り返し。 ほら、おやつ持参がよくないんじゃない!
と、責任転嫁している場合じゃない! そろそろ歯止めをかけないとな。
金曜、土曜と天気が悪くて寒かったので殆ど外出をしませんでしたが、今日は久々のぽかぽか陽気。近所に出来た新しい植物公園へ行ってきました。 夫の会社が主催して作ったその公園はまだ工事中の箇所もあったけれど、結構な人で賑わっていました。 遊歩道の両側には苗木が植えられており、この苗木達が森を作る頃にはれおは何歳になっているんだろう。その頃に出生地を懐かしんでここを訪れたりするかなぁ、と勝手に思ってみたり。 陽気の日は思考までもぽかぽか陽気になります。 遊歩道を抜けた所には遊具があり、他の子供と一緒にれおもひと遊び。丸太で作られた機関車に乗り込み、大喜びでした。
れおのマイブーム語 「いくぞー!」←しかも繰り返し何回も言う。 夫は「1・2・3・ダー!」と教え込んでいるけれどおぼえて欲しくない。ボンバイエ。
幼稚園の先生は動きに無駄がない。 おやつを食べたがらない子に食べさせながら他の子が椅子から転げそうになるのを足で阻止し、教室を脱走しそうな子に注意を促す。さすがプロ。 彼女は現在臨月。お腹は相当大きくて、子供を抱きかかえる時など見ているこちらがハラハラするくらいだけど、元気に働いている。 たくましくていいなぁ。見習おうと思う。
近頃のれお語 「これなんだろーねー」 「あー○○だー!」(指差しながら) 長文もしゃべれるようになりました。
れおは自分でご飯を食べれるようになりました。 自分で食べる気満々の時は、私がスプーンを口に持っていこうものならすごい剣幕で払いのけます。 とは言っても、いくら大好物だからっておかずを食べずに白米ばかり食べられてもねぇ・・。というのが最近の私の悩み。 それでもじっと耐えているとちょこちょこおかずにも手を出しつつあるので、気長に見守る事としましょう。
さて、今日はお昼寝前に幼稚園に行ってきました。 すっかり慣れたれおは私のもとを離れ、お砂場やおすべりで遊んだり、教室でおやつを食べたり。時々私のところへやってくるものの、またすぐ遊びに戻ります。 2時間ほどで帰るまで、力一杯遊びました。
ゲストブックにも書き込みして頂いていますが、幼なじみがソフトボールアテネ五輪代表選手に選ばれました! みなさん、応援して下さい!!
さて、今日は幼稚園をお休みしました。 れおがどうこうした訳ではなく、私自身が疲れたから・・。 れおはすっかり慣れて、幼稚園の中では私の手を離れて遊ぶ事が出来る様なりつつあるのですが、その分なぜか他の園児達が私に寄って来る。 「砂が顔についた〜!!はらって〜!」「髪を結んで〜!」「砂だんご作ったの〜!」「あたしのジュース美味しそうでしょ〜!」「こんな大きな口あくよ〜!」って・・。みんな私をなんだと思ってるんだろう。 ある子は「レオナルドー!」と私を呼ぶ。イヤイヤ私は「レオナルドのママ」です。 ある子は「チーア!」(直訳は「おばさん」だけど、こちらでは先生をみんなチーアと呼ぶ)と呼ぶ。そりゃおばさんだけど先生ではないよ。 自分の子供を先生に預けて、私は他の子と遊びにきてるみたい。お給料欲しいっつうもんだわ!
と、いうわけで、休みました。いーんです。マイペースに行くんです。
れおのポル語。 幼稚園の先生と遊ぶ時間が増えたので、ちょっとポル語をおぼえたれお。 「ぼーら」→昨日までは「ぼーぼー」と言っていた。ボールの事。 「おーりゃ」→見て、という意味。意味と言葉はあまりつながっていない。 「たるたるーが」→かめ。前にも言った事があるが、定着しつつある。
寝室の天井に蚊がいた。 先日我ら家族を刺しまくった蚊か・・定かではないがあの太り様からは相当オイシイ思いをしてきたはず・・・。 我が家の天井はとても高い。ジャンプして届かないのはもちろん、ベッドの上に更に椅子を乗せても今一歩、5段脚立の最上段に乗ってかろうじて、といった状態。しかし、脚立を出すとれおは大興奮して上りたがる。夫はまだ帰宅していないし、私一人でれおを見ながら脚立にのぼるのは危険。 寝室、しかもベッドの真上であるから殺虫剤を振りまく事は避けたい。 どうしたことかとふと枕元をみると、厚さが1センチほどのポルトガル語のミニテキスト発見。これを天井に向かって垂直に投げたら良いのでは? 本が天井に打ち付けられる前に蚊が殺気を察知する=逃げられる危険性もあるが、それ以上に私が的を外す危険性を懸念しつつも、第一投! ・・・思いっきり外れた。 しかし、幸運な事に、蚊は逃げない。寝ているのか? 間髪入れずに第二投! 見事命中。我ながら感心。 そして本にはすごい量の血(しかも黒っぽい)が付着。やはり先日我らを苦しめた蚊だな・・。 というわけで、就寝時に虫よけ剤を身体に塗って寝る生活は本日をもって終了となりました。
幼稚園に通いはじめて2週間目に突入しました。 先週4回、今週は今日で2回、通算6回。 驚くほど慣れてきているれおです。 今日は殆ど私の元を離れ、先生と遊んでいた。時々私の所へ来ては楽しそうに笑い、また先生と手をつないで砂場へ戻って行く。 おおお〜なんとすばらしい!やはり子供は慣れるのが早いですね。 先生に慣れ、お友達に慣れ、みんなで遊ぶ事に慣れていくんでしょうね。 楽しみです。
おとといの夜中、我が家の寝室に蚊がいた。 朝目覚めた時には夫も私も数カ所刺されており、れおはおでこに3か所、手に2か所、足に1か所、と無惨にも刺されまくっていた。 最近蚊が出ていなかった所に、油断してしまった結果の惨事だった。 (大げさのようだが我が家の蚊に対する怨念は強く、普段は厳戒体制をしいている) それでもれおはかゆいという感覚をまだ知らないのか、それとも掻く術を知らないのか(蚊に刺された後に不機嫌になる事もなかった点から察するにおそらく前者)蚊に刺された箇所をかく事なく、しばらく痕こそ残るものの大事には至らずに済んでいた。 ところが・・・。 蚊に刺されなかったこの数カ月の間に、かく事を知ってしまった様子。 とにかくかくかく虫さされあと!眠い時はもちろん、テレビを見ながら散歩をしながらいつでもどこでもかいている。 阻止してもまたかく。血が流れてもまたかく。かいたあとがまた大きくなる。あー悪循環!! こうなるとやはり今後はかゆくなる前に「かゆみ止めパッチ」を貼る必要が出てきそうだ。 アネよ、かゆみ止めパッチ送って〜!!
2004年05月07日(金) |
母の日パーティーにて |
今日は幼稚園で母の日パーティーがありました。 印象は、日本の幼稚園のおゆうぎ会みたい? 各学年がお母さんのために歌ったり踊ったりお芝居をしたりする。 で、もちろん観客席にはカメラやビデオ片手にハンカチ握りしめて涙ながらに我が子を撮影するお父さんお母さん。この辺も日本と一緒。 れおのクラスは歌と踊りの披露をしました。 もちろんれおにはまだ出来るわけがなく、私は生徒達の横っちょでれおを抱いてステップを踏んでいました。 今週はほぼ毎日練習をしていたにもかかわらず、いざ本番になると生徒達はみんな興奮状態で踊りになりません。それでも先生の必死の誘導により、なんとか完了。かわいかった。 とてもかわいらしい子供達とは対照的に、親達の迫力ったら。 まず、ブラジル人はみんな背が高い。 女性でも170、180センチはある人はたくさんいる。 特に立派なものを身にまとっているわけではないのに、やっぱり背が大きいとなんとなく見栄えする。れおとお砂場遊び用スタイルの私はとてもじゃないけど母親には見えず、誰が見ても「先生のお手伝いさん」程度にしか見えなかったはず。 ただでさえブラジルでは幼く見られる私、今度からはブラジル人が集まる所には気合い入れて行こうと反省。 迫力の理由のもう一つ。自分勝手な親が多い。 お砂場に座って遊んでいるれおのすぐ脇を砂を蹴散らして歩き、自分の子供の写真を撮りに走る親。 新しいクラスメイトのれおを自分の親に見せようとしてくれている自分の子供の呼びかけに気付かず、親同士で話し続けてる親。結局れおとその子と3人で私は砂場で遊んだわよ! 幼稚園はさ〜、あくまでも子供達のものなんだからオマケのあんた達が舞い上がってどうするのよ?! ・・・と、思わず叫びたくなった。 もちろんそんな人ばかりじゃないし、これはブラジルに限らす日本でもそうなのかも知れないけど(なにぶん日本の育児事情はよく知らないので)ブラジル人の嫌な所を見た気がする。
2004年05月06日(木) |
虫苦手の人は読まないで下さい |
今朝、害虫駆除の業者がきた。 れおのスイミングと業者がくる時間が重なってしまったので、女中さんに害虫駆除の方は任せて、私とれおはスイミングへ。
家に帰るとちょうど業者が帰ったあとだった。 は〜これでしばらくはアリとかクモとかゴキブリとかから解放される〜と思っていたら。。でた。やっぱり。大量のアリンコ。 なに〜?!と、駆除したばかりなのに出て来たアリに普段以上の憎しみをおぼえ、いっそ巣ごと退治してやる!と、とりかかる。
アリの巣は見つけやすい。先頭の集団を潰すと、一気に一列になって巣に逃げ帰るのでそれを地道に追跡(本当に地道・・)。列がソファーの下に及んだので、ソファーをずらして列を追い、巣を追撃するぞ!といきんだその瞬間、「げげげ〜〜!ソファーの裏の壁にへばりついてミイラ化したトカゲ発見〜〜!!」(←この辺りではleicocoの目には恐怖の涙) 思えば1ヶ月ほど前、夜になると姿を現す小さなトカゲが家の中にいた。害はないので殺しちゃダメだと夫に言われていたので我慢していたところ、数回顔を合わせているうちに「けっこうかわいいじゃん」なんて思っていた。 最近見なくなったな〜下水から逃げたのかな〜なんて思っていた矢先・・こんな姿に・・・。(←生前のトカゲちゃん写真を眺めて悲しみの涙) くっそ〜トカゲちゃんをミイラにした憎きアリめ〜!(←パニックで間違った思考に走りつつも涙)皆殺しにしてやる! と、奮起して巣を見つけだし、殺虫剤を流し込むようにスプレー。ふん。ざまみろ。
と、まあ、ブラジルでは虫との格闘は必須です。 日本では蚊も殺さぬワタクシでありましたが、たくましくなったものです。
でもミイラ化したトカゲを見たときには日本に帰りたくなったよ。
しまった!今日ってこどもの日じゃん!
・・・と言うわけで、慌てて折り紙で兜を作る。
海外暮らしをしていると、つい日本の行事を忘れてしまいがちです。 子供の事だけはちゃんとやってあげよう、と思いつつも、おざなりになったお七夜に始まり(おざなりどころか知らなかった)お宮参り(生後9ヶ月で初宮参りした)やお食い初め(一応赤飯だけは炊いた)などなど。 まともに祝ってあげたのは誕生日くらいかな。餅もかついだし。(自己満足)
さて、今週の土曜日はブラジルの母の日です。 幼稚園では母の日前日の金曜日に、お母さん達を招いてパーティーがあります。 子供達は金曜日に向け、それぞれプレゼントを作ったり歌や踊りの練習に勤しんでいます。 れおのクラスでも絵の具やら折り紙やらフェルト紙やら材料を駆使してプレゼントを作っています。 れおはまだ自分では殆どできないので、私が手伝ったり先生がかわりに作ってくれたりしていますが、完成品は私もちゃんと見てないのでどんなものがもらえるのかちょっと楽しみ。
今日かられおは幼稚園に通いはじめました。 まぁ、通うといっても途中入園だしさしあたっては毎日行かせるつもりでもないのであまりピンとこないのですが、とにかく初めて幼稚園の制服を着て通園しました。 制服を着たれおの姿はそれなりに立派に見え、なんとなく嬉しい思い。そして幼稚園に着くなり先生が「制服がよく似合ってるわね」と言われ、こそばゆい思い。親バカであります。
既にお試し入園で幾度も幼稚園を訪れているので、お互いに勝手知ったるものですが、れおが到着するとクラスのみんなは大喜びをしてくれます。 喜びの舞いを踊り、舌舐めずりをしながられおの頬を撫で手を撫でキスをするMチャン。 ダンスの授業でも歌の授業でもれおに熱いまなざしを送り続けるAチャン。 巨峰ほどある瞳で10センチの至近距離でれおの顔を除きにくる隣のクラスの男の子。 一学年上のクラスの女の子3人衆はれおを取り囲み、歩くときは手をつなぎ、危険があれば注意し、とにかくお世話をやいてくれます。 といった具合に、入ったばかりのまだ赤ちゃんに近い、しかも日本人のれおは幼稚園中のみんなの関心の的です。 しかしれおは人にかまわれるのが嫌い!・・・という事で、かまってくる人から逃れようと、私の手を引き人気のないほうへ。 すると今度は3、4つ上の学年の子供達が寄ってきて名前を聞いたり頭を撫でたり。大忙しです。 5歳くらいの女の子には「あなたの子供?」と訪ねられ「そうだよ」と答えると「ええ?」と驚かれ。 また他の女の子には私の名前も訪ねられ、答えると「いい名前ね」なんて褒めてもらったり・・。 5歳女子にそんな事言われちゃう三十路前ってどうなの?!って感じですが、かなりおもしろい一日でした。 いや、ブラジル人はおもしろい。特に子供はおもしろい。
夫は探し物がもんのすごい下手。 何かを取ってもらおうものなら「どこ?ないよ?」の連発で、たとえ素手でハンバーグをこねているときでもその手を洗って自分で取った方が数倍早い。 その彼の要領の悪さに「コイツ、ホントは頼まれたものを探す気がないな・・」と、密かに苛立ちをおぼえていた。
そんな今日、彼が真っ青な顔で私に言った。 「大事な書類がない・・・」 昨日の夜、ほろ酔い状態でその書類を見た記憶は残っているが、見たあとどうしたか憶えてない、と言う。 既に30分くらい家中を探した後、真っ青な顔にうっすらと涙すら浮かべて「一緒に探して・・」と頼んでくる夫。聞けばその書類は大人物の個人情報をも含むもので、しかもまさに今日必要だそうだ。 そりゃ大変だ、と、授乳の手を休めて捜索に加わる。 夫「この鞄から出してこの部屋で見たんだよ」 私「じゃあこの部屋は完璧に探したってわけね」 夫「うん。この部屋にはない!」 私、ひょいっとベッドの下を覗き込む。 ・・・あるじゃん。あんた今まで30分も狭い家で何探してたの?ベッドの下なんて初歩中の初歩じゃん!!!!!
人って他人には理解しがたいほど苦手な事があったりするんですよね。 探し下手な彼に苛立ってしまった自分を反省しよっと。
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