愛より淡く
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2005年02月09日(水) 早く明日になあれ

バレンタインデーは

私にとって


もっとも忌み嫌わなければならない日だ


この日ばかりは、否応なく、

この世で一番忘れ去りたい存在を思い出してしまうから


一刻も早くこの日が過ぎ去ってくれるのを

ひざを抱えて

息を潜めて

ひたすらじっと

待つしかない


一世一代決死の覚悟で贈った、

生まれて初めてのバレンタインチョコレートのことは


忘れたくても忘れようがない



あの時のことを思い出すと

今でも胸が痛む

ズキズキ

涙がにじむ

ジワジワ


息が苦しくなる

うぅぅぅぅぅぅ


発作を起こさないうちに

今日はこのへんでやめにしよう


2005年02月07日(月) 彼女に夢中

最近、津村節子さんの小説にはまっている。

新婚旅行先で、夫がホームから転落して事故死してしまい、あっけなく未亡人になってしまう女性の話だとか

とあるベッド会社の社長の二号さんになって母と弟の生活を支えている没落華族の末裔にあたる女性の心境を切々と綴った話だとか


葬儀屋の未亡人が、10歳年下の店の使用人の青年との複雑な恋愛模様を描いた話だとか


戦争で両親を失った女性が、自分の身ひとつで必死に育ててきた16歳下の弟が、こともあろうに自分と同い年の子持ちの人妻を家に連れ込んできたことによって、いろいろとすったもんだする話だとか、


「THEドキュメント女ののど自慢」的、逆境に耐え抜く女たちを、実にきめ細やかで格調高い、素晴らしい文章で綴っている、その小説世界の凄まじいまでの吸引力にぐいぐいと引き込まれてしまったのだった。


2005年02月06日(日) 夢見るストレス女の不正出血

私はよく夢を見る。その夢をまた詳細に覚えている。

別の夢日記にほぼ毎日記せるくらいよく見ている。

で、今、ヤクルトのお姉さんがヤクルトを配達しにきてくださって、その時にいただいた小冊子の「ふわビアの泉」という記事を読んで、へぇーと思った。

夢をよく見る人、しかもそれをよく覚えている人はそれだけストレスが多い人だということだった。

ぎょ。

夢を見るのはレム睡眠状態の時で、そのレム睡眠時に夢を見て8分以内に目が覚めると、その夢を覚えていられるとのこと。

8分過ぎても目が覚めないと夢を見たことも忘れてしまうらしい。


強いストレスを受けている人はレム睡眠の時間が長くなって、さらに目も覚めやすくなるので、夢をはっきり覚えてしまうらしいのだ。


なるほど。


けったいな夢を毎晩見続けてしかもその夢の詳細をはっきりと覚えている私は、

相当のストレスがかかっているということかしら?


しかもかくも長きにわたって・・・・・。

これは相当恐ろしいことかも。


昨日は、二本立てで見てしまった。一本目は、燃える夢で、夢日記に記した。

二本目は、かなりグロテスクな夢。どこかのトイレで大量に不正出血している夢。

床にものすごくどす黒い血を落としてしまう。

大丈夫なんかな?

どこか悪いのかな?

と不安になりながら、トイレの床に広がったどす黒い血を眺めている。

そんな夢。


不吉すぎ。



2005年02月05日(土) 罪な話

世の中には、自分が大殺界であることを知らずに過ごしている人だったたくさんいるはず、大殺界? なにそれ? って無頓着な人だっているはず。


大殺界には、転職、就職、引越し、結婚などなど、新しいことを始めるのを慎んだ方がよい、というようなことが書いてあったけど、そもそも自分が大殺界であることを知っていなければ、慎みようもないではないか。

そいでもって、知らずに何かことを起こしてしまった時に

「大殺界におとなしくしていなかったからですよ。ほれみたことか」
なんて戒められたりするようなことがあれば

それはえらく理不尽なことのような気がする。



知らなければそれですむ話だったのに。

知ってしまったがために、なんとも気が重い私。

罪な話だ。


そいでもめちゃめちゃ大雑把に考えると、プラスとマイナスを合わせて

12のパターンの星の人がいて、そのうち大殺界に当たるのは、減退、停止、陰影、の3パターンだから、実に全人口の四分の一の人が今年なにかしらの憂き目に合う可能性を秘めていることになる。あくまでも大雑把な話ですが^^。

さらにそこに小殺界、中殺界の人も合わせると、さらに大殺界の時に慎まなかったために大殺界明けに思わぬ不運に見舞われてしまう人もいるらしいから、それらを合わせると

世の中の半分弱の人が、ぱっとしない一年を送ることになってしまう可能性を秘めていることになるのでは?


などなどと、湯船につかりながら、ぼんやり考えていた昨夜の私。


ためいき。


もっとも気にしなければよいだけのことなのでしょうがね。


2005年02月04日(金) 三年後

昨日は、かなりぐっすり眠れた。昼寝を3時間もしたというのに、床についてすぐに眠れた。

夢のことは何も覚えていない。


異常なくらい身体が眠りを欲しているようだ。


大殺界が明けた3年後のことを考える。

恐ろしくなる。

今の私にとって3年後は、気の遠くなるほど先に思える。

でも3年前は、つい昨日のことのように感じる。

3年前に比べ今がめまぐるしく変わったという感じはしない。

できることなら、三年後も、ゆるやかな曲線を描く程度の変化であってほしいけど。


三年後のことなど考えるなんて、鬼に大笑いされるかもしれない。



2005年02月03日(木) 乱れる心

気にしないでおこうと思っても、どうしても気にしてしまう。

これはもう性分なので仕方ないかも、昨夜も大殺界のことが気になって気になって、なかなか寝付かれなかった。


過去をさかのぼりながら、立花の時はどうだったけかな、乱気の時は、と思い返す始末。

すでにすんでしまったことに対して、占いが当っていたかどうか無意識に検証してしまっているのだ。寝返りを何度も打ちながら。

なんかあほみたい。


私は身近に、夫以外、話し相手がいない。

今住んでいるところに、友だちと呼べる人は一人もいない。友だちどころか知り合いもいないし、親しい間柄の人が誰もいないのだ。(親しいといって思い浮かぶのは、週一回うちにヤクルトを配達してくれる時に世間話をするお姉さんくらいのものだ。)

だから、必然的に、夫に何でも話すようになってしまう。

何でもといっても話せないことだってある。そういうことはWEB日記に書き綴ったりして気を紛らわせるのだった。


夫に話しても、夫が的確なアドバイズをくれたりすることはめったにない。バカにされてまともにとりあってもらえないのがほとんどだ。

でも話すと少しは楽になれる。から話す。


で、昨夜も大殺界に対する不安な気持ちを率直に話した。

あきれられた。夫は、占いという占いのたぐいは、全く信じないというかてんで無頓着な人だった。

「ったく、あんたみたいな人が世の中にたくさんいるから、あのばあさんが儲かるんだ」

というようなことを言われてしまった。



たしかにそれは一理あるかも。


それでも一度知ってしまうと、もう二度と知る前には戻れないのだ。

ああ、いっそ記憶をなくしてしまいたい。

なんて弱気で後ろ向きな考え方だろう。

そういえば占いに、「この時期は、気力が減退してものごとをなんでも弱気に考えるようになり、ノイローゼ状態になって云々」


というようなことが書いてあったような気がする。当っているじゃないか!!



ああこの暗示かかりやすい性格をなんとかしたい。

とにかく思い込みが潜在意識にまで達してしまわないように、なんとか食い止めないと。

うちの職場の壁に貼ってある「マーフィーの法則」によると

「よいことを思えばよいことが起きる

悪いことを思えば悪いことが起きる」

ということになるらしい。



でもいくらよいことを思っていても潜在意識でそれを否定していると
よいことは起こらなくなるそうだ。

要するに潜在意識で悪いことを思ってしまうと全てが悪い方向に向いてしまうということのようだ。



それでも潜在意識なんて、どうコントロールしようもないじゃないか。

ああ、混乱。

とにかく落ち着かないと。落ち着かないと。



深呼吸しながら去る。











2005年02月02日(水) 気をとりなおして再び・・・

気にせんとこうと思っても、やはり気になってしまう。

よせばいいのに、さらに詳しく調べてみた。

数年前に実家から送ってもらった「細木数子の自分を生かす相性殺す相性」という本をひっぱり出してきて読んでみたのだ。

ふむ。ふむ。


大殺界というのは、誰にでも12年の周期でやってくるものらしい。

それで前の大殺界の時期を思い返してみた。もちろん大殺界だったなんて全く知らずに過ごした3年間だった。(ちなみに大殺界は、陰影、停止、減退、と3年続く。)

思い出してみると、その3年間、私は可もなく不可もなく、ごくごく普通に過ごせていた。


知らぬが仏とはこういうことをいうのだろうか?



知ってしまった今の私はいったいどうなるのだろう?

どうもならないことを祈るのみだ。


あ、でも、殺界に入る前の三年間は、最も運気の高まる三年間と書いてあったけど、私の場合は、全然も全然、さっぱりぱっとせんかった。

むしろ精神的経済的苦労の絶えない三年間だったかも。

そう考えるとこの占い、私には、あんまりあてはまらないのかもしれません。

おほほほほほ。

でもまあ転ばぬ先の杖、気を引きしめて参ろうと思います。




2005年02月01日(火) めちゃめちゃ気ぃ悪い

ボンヤリというかウカウカしているうちに、気づくと今年も二月になってしまっていた。

昨日、いつも行くスーパーの書籍売り場にある「細木数子さんの著作だけが並べられている特設コーナー」の、六星占術の本を何の気なしにパラパラとめくったことが災いしてしまったようだ。

めくってほんの数秒足らずでこの目に飛び込んできたたった数行の文字に、ひどくガッカリさせられた。

それは

「来年は、いよいよ大殺界に入るので云々」

という数行だった。


今年のことなら、まだなんとか乗り切ろうと覚悟できたかもしれないけれど。来年って。来年って。覚悟するには、ちと遠すぎやしないか?


実は年明け早々試してみた別の占いで、どうも今年がぱっとしないという結果が出たので、来年に望みを託していたところだった。

その来年が大殺界だなんて。

なんだか気落ちしてしまった。

気まぐれに手に取ったりなんてしなければよかった。


何も全てが占いどおりになるなんて思ってはいないけれど

なんというか、めちゃめちゃ気ィ悪うしながら、見なかったことにして、そのコーナーを足早に去ったのだった。




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テキスト庵さん