愛より淡く
DiaryINDEX|past|will
2002年11月30日(土) |
思いっきり夫婦ゲンカ 懺悔と反省 |
「あんたはそういう人なんや、わかったわ。どうのこうのどうのこうの・・・」
と夫が、投げやりにな口調で言った。
「気持ちは、うれしいし、ありがたいと思うけど、 あんたのやることなんかいつも的がはずれとんや。 そんな窮屈なん着たら肩こってしゃあないしぃ」
ひえーーまたよけいなことを言うてしもたと思ったけど、言うてしもた。
気まずい雰囲気になりかけたところ、ちょうどよいタイミングで宅配便が来た。
私は玄関に出て、夫はその間に自分の部屋へ消えた。
宅配便は、私の仕事関係の書類だった。内容に目を通してがっかりした。 その内容は、私の労働意欲をそぐのに充分なものだった。
何もかも嫌になって、しばらくくさっていた。
それから時間が来たので、しぶしぶ仕事に出かけた。
仕事場に向かう途中の車の中のカセットで、井上揚水が
あんたとわたし〜♪運も悪いしカラダも弱い〜♪ なのに〜ふたり〜おんなじように雪が降る。
なんて唄っていて、なんかよけい気分が滅入っていった。
やっとこさ仕事を終えて、家に戻ると、夫がカレーと豆腐のスープを作って くれていた。
感謝しながらそれらを機嫌よくいただいた。
気がつけば、いつのまにか、いつもの普通の我が家の状態に戻っていた。
奥の部屋に置いてあった例の遠赤外線加工セラミック織りの肌着(2枚組) を改めてじっくり見た。「ひじ当て、肩当て付き」と図解入りで袋の隅に書いてあった。それを見たら、じいんと来て泣きそうになった。
いったいどんな思いでこの肌着をレジに出してくれたのかなあと考えたら、もうたまらなかった。なんか申しわけなくて申しわけなくて。
いろいろ反省すべきことが山済みで、今度こそ私は変わらなくては、と 心からそう思った。
これからは、ちゃんとあやまるべきことはあやまって、折れるべきところは折れないと。
ありがとうございましたゥ
2002年11月29日(金) |
思いっきり夫婦ゲンカ その1 意固地な女 |
☆
そういえば、昨日はうちらは、思いっきり夫婦ゲンカをしたんだった。
私の何気なく放った一言が夫の逆鱗に触れてしまったもよう。
熱々の味噌汁を口に運んでいる時に
「なんだとぉ!!!」と
後ろから頭をはたかれたので、
熱々の味噌汁がその拍子にこぼれて、 左手と左足とテーブルの上にあったチョコレートパンの上に モロにかかった。
あじーーー!なにすんのん!あほ〜
熱さと痛さと驚きで思わずそう叫んだ。
「なんでよりによって味噌汁飲んでる時にはたくのんさ。 わざとやって大やけどさせるつもりやったんやな。 ぎゃあぎゃあぎゃあ」
パニックになって、ヒステリックに泣きわめいていた。
中略(しばし激しい言い争いが展開される)
「せやったらひと思いにはよ殺せ〜殺しなよ〜 死んだほうがましやわ〜ぎゃあぎゃあぎゃあ」←すみません。半狂乱状態^^。
「あんた冷静になってよう考えてみなよ!何で俺を ここまで怒らせたんか、考えてみなよ!」
言い過ぎたのはよくわかっていた。しかし引っ込みがつかなくなってしまっていた。
「私はなんも何も悪くない。あんたが、あやまれ。あやまれ。あやまりーさ。やけどしたやんか。」
もうハチャメチャだった。
「その熱さに懲りてもう人を傷つけるようなことは 言わんことやな」
そう言って夫は向こうの部屋に消えた。
「逃げるな!あほ、おに、ぎゃおぎゃおぎゃお(支離滅裂)」
夫は戻ってこなかった。
落ち着きを取り戻してから、私は夫を相当傷つけてしまったのかもしれないと思って反省した。だけどもう遅い。どないしよう。
数時間後
夫が買い物から帰ってきた。
機嫌の方はすっかり元に戻っていた。
そして私を見るなり照れくさそうにうれしそうにして
「あんた風邪やからこれでも着てあったまってもらおうと思ってさ」
と言いながら、今買ってきたらしいものを袋から取り出して私に見せた。
それはセラミック織りの肌着(2枚組み)だった。
私は、素直に「ありがとう」と言うべきだったと思う。
なのになのになのに、またここで
夫は、すごく悲しそうな顔をした。
ごめんなさい。ここに深く懺悔します。って意味ないですよね。
あああ。
つづく
テレビの「力を合わせてゴーゴゴー」
の宣保愛子さんのコーナーを見ていた。
7年前に突然の事故で婚約者を亡くしたという女性が登場した。
その女性は、数年前に未婚の母となった。
亡き婚約者の代わりになるような大切な存在が欲しくて、 結婚することなく、子作りだけに協力してもらえる男性を見つけて 子供を作ったということだった。
亡くなった婚約者の言葉を宣保愛子さんがその女性に伝えていった。
ううむ。ほんまにそんなことができるのだろうか?
なぞといえばなぞ。
宣保愛子さんに、次々と言い当てられて、
その女性はうなずきながら、ずっと泣いていた。
「人間とはね、何度でも恋をするものなのですよ。
これが最後の恋だわ、と思っても、
また恋をするもんなのですよ
そのたびに、今度の恋こそは、本物だわ。って思うものなんですよ。
そしてね、それらは全て本物の恋なんですよ。
あなたもまたきっと恋をしますよ。」
と、宣保愛子さんは強く優しくそう言うたはった。
それから
「あなた、この子に兄弟がほしいと思っているんじゃない? それだけは絶対にやめなさいよ。そんな安易な気持ちで 子供を作ってはだめ。人道に反したことをしてはだめ云々。」
と強くさとされていた。女性は、うんうんとうなずいていた。
亡くなった婚約者は、宣保愛子さんのすぐ近くに来ているとのことだった。
なんとも不思議な空間だった。
私は、宣保愛子さんのことを、「私は幽体離脱して東京タワーの上を飛んだこともある」という彼女の体験談を聞いてから、急に信用できなくなったのだけど。
真偽はともかく、宣保さんの伝えた言葉によって
その女性が勇気づけられるのであるならば、それはそれで有意義なことなのかもしれない。
2002年11月20日(水) |
夢と現実のはざまで・・・ |
風邪をひいてしまいました。
熱のせいか、妙な夢ばかり見ました。
幼稚園のスクールバスになつかしい人たちが乗っているのです。 なつかしいのですが、わけあって私はその人たちとは顔を合わせられないので、その人たちに気づかれないようにうつむいて通り過ぎるしかないのでした。
ほんにせつなか夢でしたとばい。
今はかなりよくなってはいるのですが、まだ熱が下がらないので
ぼーっと、夢うつつをさまよっているような感じです。
ノドがはれているので、空気を飲み込むことすら痛いです。
すぐ近くで何かの工事をしているようで、その音がやたらと耳に響いてきます。天気は、とてもよいです。
いろいろと整理をしたいと思っています。心の中も身の回りも。
それでも、私は整理整頓が苦手で、いるものと、いらないものの区別がうまくつけられないようなのです。
潔くすぱっと捨てきれないのです。
整理整頓が苦手な人は、捨てることが苦手である人でもあるのかもしれませんね。
早くいつもの調子を取り戻したいと思います。
それにしても、「いつもの調子」っていったいいつのこと?
なんだか遠い昔のことのような気もします。
雲行きが怪しくなってきました。さっきまでよく晴れていましたのに。
ころころ変わる空模様かな。女心と秋の空ってやつでしょうか?
それでも、秋というよりもう冬かしら?
昨日の日記に記したような、やけにドラマ仕立ての夢をたまに見る。
自分の夢の中のどこにも自分は登場しない。
自分の夢の中で、まるで自分は透明人間のような存在だ。
自分は、自分の夢の中で、完全に傍観者なのだ。夢の中の人々は誰ひとり
私に気づかない。
そんな奇妙な夢をたまに見るけれど、他の人もこういう夢を 見ることがあるのでしょうか?
そいでもって、いいとこで、終わってしまう。
昨日だって、あの母子は、いったいどうなるのだろうか?
彼女とピアニストとの愛の行方は?
などなど、いささか気になっている。でも、つづきが見れる可能性は、ほとんどない。
全然といっていいくらい、ない。
見たいのに見られないという欲求不満が増えてゆくばかり。
欲求不満といえば、
私の欲求不満もすっかり慢性化してしまったような気がする。
今さらあがいたって、なんか、あがくのに費やすエネルギーがもったいない気さえする。
あきませーーん。
これが私の運命ならば、ありのままを受け入れるしかないのだろう。
色恋沙汰以外で何かこうのめりこめるものが欲しい今日このごろ。
仕事にもう少しのめりこめればよいのだろうけれど。
なんかいまいち気が進まない。やっとこさ消化しているという感じ。
ゆえに仕事が終わった時の解放感は格別なものがある。
そうそう、昨日、保留電話のお待ちミュージックに、今井美樹のなつかしい曲がかかった。「瞳が微笑んでいる」たしかそんな題名の曲だったように思うけれど、もうかなり昔のことなので、全然違うかもしれない。
よく思い出せない。さわやかな朝をイメージできる曲だった。
おとといから、「山の音」を再読している。川端氏の最高傑作だけであらず戦後の日本文学の最高峰に位するものである、と解説に書いてあって、若い頃興味を持って読んだのだけど、あの頃は、いまひとつようわからんかった。
でも、改めて、今読み返すと、随所随所に胸に響いてくる表現に出会い、ぞくぞくっとさせられ、初めて読んだ時よりも、はるかに新鮮な感じを受けていることに驚いている。
夜中、主人公が、横で眠る妻のいびきがうるさくて、なかなか眠れないので、妻の鼻をつまんでやる、というようなくだりでの、
はっきりと妻の体に触れるのは、もういびきを止める時くらいかと、信悟は思うと、底の抜けたようなあわれみを感じた。
という一節が、妙に心に残った。
手持ち無沙汰なさみしい夜に、ひとり、コタツにこもって読むのに、かなり適している小説かもしれない。
ありがとうございましたゥ
2002年11月16日(土) |
めくるめくあの蜜月の日々など |
☆
思えば今まで、自分の恋がまともに成就したことは、一度もなかった。
成就するような気配は幾度かあったけれど、気配だけで終わってしまった。
なんかうまくゆかない。
こと恋愛に関しては、絶えず満たされない想いを抱えたまま、現在に至る。
たぶんもうこのまま余生を送ることになるのだろう。
「たぶん」というより「きっと」。
かな?
私は、自分の気持ちをストレートに好きな人にぶつけることができなかった。
傷つくのがイヤで、まわりくどい方法ばかりとって失敗して、結局よけい傷ついてしまったりした。あほみたい。
満たされぬあの片恋の日々は、すでにあまりに遠い。
ほろ苦いあの青春の日々は、すでにあまりに遠い。
☆
1週間前に突然亡くなった町内会長さんが、夢に出てきた。
「おかげさまで、元気になりました」と
こっちに向かって話しかけていた。ほんとに元気そうだった。
夢の中の私は、「でもこの人たしかこの間亡くなりはったはずでは・・・」
と不思議に思っていた。それから青空の下、消防車のホースから大量の水が噴出したところで、
「オハヨー朝だよ。オハヨー朝だよ。今日も1日がんばろうね」
と、目覚ましに起こされた。
☆
昨日見た探偵ナイトスクープで、イチローとベッドインする夢を見たという 女の人の投書があった。「世間にイチローとベッドインする夢を見たことの ある女の人がどのくらいいるのか調べてください」とかどうとかいう依頼だったと思う。(少し違ったかもしれません。すみません。)
私は、誰かとベッドインする夢を見たことは、まだ一度もない。
だけど、ひんぱんに夢に出てくる俳優さんがいる。 あまりに度々夢に出てくるものだから、いつのまにか、淡い恋心を抱いてしまったくらいだ。
そういえば、その俳優さんも最近は全然出てこなくなったなあ。さみしいなあ。
CMで忙しいからかな?なんてね^^。
☆
早いもので、ここの日記をはじめて、すでに1年以上が経過してしまった。
一年前の私の精神状態と現在の私の精神状態とでは、かなり違いが生じてきている。
ような気もする。一年歳をとったので、その分我慢強くなっただけのことかもしれない。
めくるめくあの蜜月の日々は、すでにあまりに あまりに 遠い。
2002年11月08日(金) |
「銀河鉄道」を食べながら「愛していると云ってくれ」 |
今日の夕方ごろから、突然、胃のあたりがキリキリと痛み出した。
やはりストレス性の胃炎だろうか?わっからん。
そういえば、この家に引っ越してくる前に住んでいたアパートで
昼食を食べた後、突然胃が激痛に襲われたことがある。
その痛さたるや、半端ではなかった。
じっとしていると痛いので、「いたーい、いたーい」
と、うめきながら、畳の上を転がっていたくらいだ。
そんなふうにして、しばらく激痛に耐えていたけれど、
「やはりこれは、普通ではない。 このまま放っておくと大変なことになるかも? 数時間後には、幽体離脱して、お花畑の上を空中浮遊していたりして あははは、そんなあほな、いでーーー せやけど、ほんまにそうなったら、シャレならんで!!!」
とまあ、そんな感じで、転がっていた。
我慢も限界に達しそうな頃、
あぶら汗をたらたらと流しながら、やっとの思いで
電話のところに転がってゆき、夫の携帯に電話をした。
「はいはーーい」←なぜかいつも夫はこんなふうに電話に出る。
「あんな、もう、あかんわ、わたし、い た い、く る し い」
そんなふうに伝えるのが、やっとだったように思う。
受話器の向こうで、夫が騒いでいたように思うけれど、もうその時は
意識が遠のいていた。
ほんのしばらく気を失っていたような気もするけれど、さだかではない。
「もしもし、大丈夫ですか?立てますか?」
と声をかけられて、はっと、気がついた。
一瞬、わけがわからなかった。状況がうまくのみこめていなかった。
それでも、両脇を抱えられるようにして、外に出た。
家の前が、なにやら騒がしくなっていた。
家のすぐに近くに救急車が、止まっていた。
救急車のまわりには、たくさんの人がいた。たぶん近所の人が サイレンの音に集まってきたのだろう。
後で、わかったのだけど、私の異変を察知した夫が、会社から救急車を呼んだのだった。
そして、私は病院に運ばれ、手当てを受けた。
機会があれば、病院での顛末を詳しく記したいと思いますが、 (あははははは。すみません。なぞの思い出し笑い。) 今日は、割愛させていただきます。
痛み止めの点滴を打ってもらってから、うそのように痛みがひいた。
やれやれ。
病院から、無事に戻ってこれた私は、
その夜、
「銀河鉄道」という詩的なネーミングの菓子パンを食べながら (生クリームがはさんである長四角のパンだった)
ドラマ「愛していると云ってくれ」を途中から見たことを
よく覚えている。
孤独な絵描きさん役の主人公が、シャドーボクシングのマネをしながら、公園のようなところを歩いていた場面から見たように記憶している。
あ! 今、 ね〜ど〜して〜♪すごく♪すごく好きな〜のに〜♪
の主題歌が、頭の中を、流れた。
ありがとうございましたゥ
2002年11月04日(月) |
愛しているのに、ふれられない |
☆
またまた今日観た「ダークエンジェル」の話。
ヒロイン「マックス」は、今度は、愛しているその人と接触すると、特殊なウイルスがその人に感染してしまい、その人が命の危険にさらされてしまうという、カラダにされてしまった。ああ、なんてこと!!
愛しているのに、近づけない。
愛しているから、近づけない。
愛しているから、触れられない
しかも彼女には、猫科の遺伝子が組み込まれていて、年に数回自分の意志では コントロールできない発情期に、襲われてしまう。
切ない設定だ。
大変そうだ。
それにしても、心から純粋に、愛し合う男女というのは、 見ていて心を揺さぶられるものなのだなあ。
よいなあ。応援したい。
今後の展開が楽しみで、あります。
☆
今日は連休最後の日。昨夜から、雨が、降っていた。寒い。
もう冬なのだなあ。今年もあと2ヶ月足らず。早いなあ。
明日から、また、仕事だ。気が重い。
ありがとうございましたゥ
「哀しきイリュージョン」は こちらです。
※
日記とは、ぜんぜん関係ないことで恐縮ですが、 思うところありまして、マイ登録を非通知に設定させていただきました。
しかし、この便利な機能のおかげで、
登録してくださった皆様の、なんとも楽しい日記、切ない日記、刺激的な日記、考えさせられる日記などなどの存在を知ることができて、とてもよかったと思っています。ありがとうございました。
引き続き、時間の許す限り、拝見させていただきたいと思っています。
2002年11月03日(日) |
遺伝子に組み込まれた発情期? |
日曜洋画劇場「ダークエンジェル」を観た。
ヒロインのカラダの中には、猫科の遺伝子が組み込まれていて
そのせいで、自分の意志とは関係なく、年数回発情してしまう。
発情期を迎えると、発作が起きて、衝動を抑えきれなくなって、見さかいなく
手当たり次第に、男を求めてしまう。ということだった。
ううむ。大変そう。
人間の女性には、発情期はないのだろうか?
猫ほど、はっきりしていないだけで、大なり小なり、
やはり誰にでもあるものなのでしょうね。
発情しているのに、かなえられないなんて、つらいだろうなあ。
え?わたし?
ありがとうございましたゥ
|