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| 2005年09月16日(金) | 秋の風 |
毎日一回外に出れるチャンス、売店までの往復で秋の風を感じるようになりました。恒例の『季節の変わり目熱』もでたことですし（笑）、夏は去ったんだなあと思うようになりました。今年もやっぱり海もプールも花火も無しでしたけど、結構病院にいても夏は感じられるものです。朝ご飯のデザートにスイカでるしね（笑）
うちの病棟では、看護師さんと活動療法士さんがとても熱心にＡＴ活動に取り組んでくれてて、去年に引き続き今年も「夕涼み会」というのをしてくれたりしました。今年もきっとクリスマス会もあるんでしょう。だから、淋しくはない、です。そういう意味では。
母が何枚か秋物の長袖を持ってきてくれました。
まだちょっとあついから、しばらくはお蔵入りですが、母の気持ちが嬉しかったです。
Ｋ�，�書いた手紙に、Ｏ崎先生がお返事をくれました。私たちにとって、望外の喜びです。
その葉書には、可愛い梨の絵が入ってありました。
季節はちょっとづつ動いています。
頑張ろう。動こう。わたしも、MKも。
| 2005年09月09日(金) |
日曜日にどっと突然熱が出ました。
８度５分。
苦しかった〜〜（泣）
でも、なんか先週のしんどいのがリセットされたかんじです。
さあ、また頑張るぞと。
まだ少し怯えぎみなところもあるのですが、そんな事ばっかり言ってられないし。
今週の土曜日には大叔父（おじいちゃん）の一周忌に行く予定です。
幾ら少し早めたとはいえ、もうそんなに経ったんだといつものように時間についていくのに少し戸惑います。
ちゃんと外出できますように。
| 2005年09月02日(金) | ぐちゃぐちゃと福音 |
ぐちゃぐちゃだ。
何もかも。
ＤＩＤ（というよりはＭＰＤ）を扱ったＴＶの予告を見てから僕らの内部は一層ぐちゃぐちゃになった。
MKが暴れている。
Ｋ�，�泣いている。
某雑誌と某ＴＶ局に追い掛け回された記憶がＣを蝕んでいる。
その中で。
福音のようにみづはと桐子は融合し、桐葉と名前を変え、新しく生まれ変わり、強さを増した。
Ｏ崎先生に「ずっと手を繋いでいようね」と言われてから七年。
七年かかって二人は一人になった。
彼女は今、8歳だ。4歳のまま過食症に苦しんで、いつも誰かに食べ物を取られやしないかと怯えていたみづはと、4歳のまま自閉癖で一人絵を描くか賛美歌を歌うかしかしていなかった桐子が、今や戸惑うCHをあやし、薬の影響で苦しむＱを慰めている。
僕は一度、MKと癒合したが受け入れられずに吐き出された人格だ。
そんな僕でももう一度、もしかしたらMKと一緒になり、内部から彼女を少しでも癒せる存在になれるかもしれない。
そう思わされた出来事だった。
TVの影響は相変わらず大きく、予断を許さない。
でも、福音は確かにあった。
道はまだ遠く険しいけど、僕らは前を向いて歩いていける。と、思う。多分。
（筆者注・今回名前を出したのは本人たちの希望があったからです）
