ちゃっかり手抜き

2005年01月19日(水) 最初に育ててくれた店

新入社員のとき一番最初に配属された店舗(当時オープン3年目、現在7年目)が、今月末に閉店することになりました。
そのお店は、数年前からテナントがいなくなっていてとっても閑散としていたり、お偉いさんが頻繁に出入りしてるなどという情報があったりで、閉店の噂はちょくちょく耳にしていました。そしたら最近、元同期が「今月末で閉店」と言っていたので、具体的な日程を確かめにお店に行ってきました。

そしたらまず、スーツ姿の見知らぬお兄さんが店の周りを計測している。棒の先にタイヤがついていてコロコロ転がすやつで。もう、閉店の事実を知らなくてもその時点で明らかにあやしいです。
店内に入ると、日配の上段がすっからかんで、以前にも増して寂しい感じが・・・。思わず涙が出そうになりました。
一時は青果部・鮮魚部・レジの新入社員が一度に配属になった程の店が、閉店しちゃうんすよ。まぁ、時代は変わったし、近くに同じ会社の大きなお店が自社競合という形でオープンして状況が変わってしまったし、再来月ちょっと離れたところに新店がオープンするのでその絡みもありましょう。
でも、そうは言っても育ててもらった店がなくなるのは寂しいというか非常に切ないものです。
「最初の挨拶はここでやった・・・」とか「あそこで店頭販売毎週やらされてたよなぁ・・・」とか、勤務していた期間は5ヶ月と一番短かったところですが思い出は一杯あります。嫌になって泣きながらも毎日勤めて、そこで教わったことがその後、私の原点となるような大事な店舗だったのです。
後日、閉店間際にもう一度行って、お世話になったパートナーさんと思い出話にふけろうと思います。

最近、過去に思いを馳せて「あの時私はああだったなぁ、あの人はああだったなぁ。そうそう。」というのが多くて困っています。さらに、涙もろくなってることにも困っています。


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なこ [MAIL]