2004年06月23日(水) |
フランス映画祭2004:「来ハマ」なんて言葉があるらしい |
わたしは今年のオープニングセレモニーには出席せず。 というのも、オープニングに上映された映画『ボン・ボヤージュ』は、プログラムが決まったときから既に公開が決まっていたし、チケットも完売していて取れなかったというのもある。それに今年来日するゲスト陣のうすさが気になって、見る価値あるんだろうか?とも。最終的には今年のゲストはプロデューサー含め全部で45人ぐらいだったそうな。
今年上映された作品は、長編18本、短編7本、合わせて25本。 ゲストが45人とすると映画1本あたりに1.8人という割合である。これを多いとみるか少ないとみるか。例えば、東京フィルメックスや東京国際映画祭などに比べると、各映画にゲストが一人でも来ているんだからいいじゃないかと思う人もいるかもしれないが、このフランス映画祭横浜の呼び物のひとつに「来日ゲスト」というのがある。某書籍の資料によると、第3回フランス映画祭(団長シルヴィ・バルタン)のときはゲストが100人も来たらしいから、これに比べると今年は半分以下、格段の減り方だ。
今思えば、この映画祭も、3回目4回目あたりから上昇気流に乗りはじめ、7回目ぐらいがピークに達していたように思う。第5回目の1997年には、『ドーベルマン』のゲストにヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチがふたり揃って来てくれたことなんか、今誰が想像できるだろう!!! あのときからちゃんとカメラ持っていけばよかった!と思うわたしなんか! ヴァンサン・カッセルのアップなんかめったに撮れるもんじゃありませんぜ!モニカ・ベルッチの胸を1mの近さで見るなんて、あんた夢でっせ!
あの頃は予想外のゲストというのもあって、当日にならないと何が起こるかわからないフランス映画祭だったけど、最近は、間際になってドタキャンのゲストもいて、別な意味で驚きが・・・(^^ゞ アニエス・ジャウイ、会いたかったな(ボソ)
そうそう、今思い出しながらこれ書いてるんですけど、昔は(←この言い方キライなんだが)Web上でゲストを確認するということがなく、そもそも“ほーむぺーじ”というのが盛んになったのがここ数年だから当然、初期の頃のフランス映画祭の公式HPなんていうものもなく、だから、映画祭当日になってはじめて来日ゲストがわかる!という驚き→悦び→歓喜→涙→夜眠れないがあって、だからどう?ってわけじゃないけど、よかったな☆( ̄▽ ̄)☆
がんばってください、ユニフランス。
『いつか会える』のイジルド・ル・ベスコは、正面からよりも横顔の方がきれい。 まるでギリシャ神話にでてくるヴィーナスみたい。
つづき→ 「ジャクリ作品」なんて言葉もあるらしい
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