2003年07月02日(水) |
フランス映画祭2003(覚醒度と至福度) |
映画祭全般のことはこの辺で終わりにして、わたしが3日間通ったときの様子をちょっとだけ書いてこのフランス映画祭コラムも終わりにしようと思います。
6月18日(初日)
雨が降ろうが雪が降ろうが、フランス映画祭には行かねばならにゃい。 梅雨に入って1週間目、しとしと雨が降り出してきた映画祭初日。 でも傘ほど荷物になるものはない。わたしはこの映画祭にはよっぽどのどしゃ降りでなければ傘を持って行かない。幸い、桜木町駅から映画祭会場となるパシフィコまでの道のりは結構あるのだが、ランドマークタワー入口の「動く歩道」までをセーフすれば、クイーンズ・スクエアを経由してパシフィコの2階までするする通り抜けて雨にあたられずに行けちゃう。
映画祭がはじまる2週間ぐらい前から仕事の方も繁忙期に入っていて、休みなく仕事をしていたせいかかなり寝不足気味・・・。正直、こんな状態で映画祭を楽しむことができるのだろーか?と思っていたが、意外にもちゃんと観られたのはおどろきだ。 体の疲れはほぼ飽和状態(疲れているのかどうかよくわからない)だったけど、どちらかというと頭の方が正直だ。普通のおもしろさでは、どうにも頭がうまく反応してくれない。眠たくなる前に退屈してイライラしてくる。なにしてるんだ?わたしは? こんなもの観てるんだったら今公開されてる○○の方が良かったかなあなどと思ったり・・・。この時点で、刺激のある映画を求めている自分に気がつく。
既に「フランス映画祭横浜2003」のページを見てくれた方はご存じかもしれませんが、映画のコメントといっしょに「覚醒度」と「至福度」を★印でもって載せているのは、今年はどうも作品の評価がうまくできそうにないという、そんなわたしの策だったりします。
「覚醒度」=眠らずに観られたかどうか。衝撃度。 「至福度」=観終わって幸せな気分になったかどうか。
とまあ、そんな感じです。
映画祭終わって2週間たった今、時間とゆとりを取りもどし振り返ってみると、初日に上映された作品のなかでもう一度観たいなあと思うのは、ミシェル・ブラン監督の『キスはご自由に』のみかな〜☆
【6】フランス映画祭2003(質疑応答)
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