Journal
INDEX|back|next
■ようやく暖かくなってきた。さいたままで出勤するのに、わざわざ新宿までは自転車で通勤してみたりする。でも、今夜は雨に降られてずぶ濡れ。濡れても暖かく、気持ちのよい雨だったけれど。
■最近は、仕事のスケジュールが少し楽になったので、自分の時間が多い。
本を久しぶりに読み耽ったり。(新潮クレストシリーズ、デイヴィッド・ベズモーズギスの「ナターシャ」は抜群の面白さだった!)
恋人と喧嘩して、泣きながら知らない夜の町をさまよったり。(自宅に帰ったら何をしでかすかわからない状態だったので、1万円のタクシー代を払って、古い友人の家に泊まった!)
リハビリに励む母に2時間かけて手紙を書いたり。(罪なことに感動させてしまった。正直に素直に書いたつもりなのに、あまりに感動されると、嘘八百きれいごとを並べてしまったような罪悪感に襲われるのはなぜ?)
デパートに寄り道して、たくさんの化粧品を衝動買いしたり。(夜、寝る前にお気に入りの基礎化粧品で肌を整えるのは、何よりの幸せ。快い香りもテクスチャーも、自分へのご褒美。)
恋人と仲直りして、豪華な夕食と、幸せな朝食を作ったり。(最近は、特製クロックマダムの朝食がいちばん幸せ。)
■最近。仕事仲間の旦那さんが交通事故で亡くなった。昔の劇団仲間が自殺した。知り合いのスタッフが自殺した。そして、母は奇跡的に死の寸前で生に戻ってきた。 自分自身の生きている足場がぐらぐら揺れるようなことが続いても、天気がよかったりするだけで、扉を開けて外に出て行くのが楽しい。不安に怯えて眠れない夜を過ごしても、まずは扉を開けて出て行くことができる。そして、笑うことができる。わたしは健康だ。わたしは生きている。

|