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2005年02月20日(日) 完璧な休日。

■またしても一日だけの帰京。幾つかの予定をいれていたが、恋人が訪ねてきてくれたので、すべてキャンセル。
恋人も自身の仕事でぐったりと疲れており、わたしが起き出して幾つかの仕事をする間も幸せそうに眠り続ける。一人で暮らす部屋に、体温のある者が寝ているということが、どれほど嬉しいことかを感じつつ、仕事する。午後、起き出した彼と、ゆっくりとコーヒーを二杯ずつ飲み、のんびりと朝食。それから本日のメインイベントであった散髪。

■わたしは散髪が好きだ。好きだと言っても素人は素人。はじめて頭髪をわたしに任せたときはかなり恐る恐るだったけれど、結果的にはわたしの腕をかってくれた。以来、わたしは彼の専属ヘアスタイリストだ。
暖房のきいた部屋に、パンツ一枚という無防備な姿で、わたしに頭髪を委ねる男がいる。わたしは微妙に血の通った彼の一部である一本一本を大事に指に絡め取りながら、自分の好きな男をよりいい男にしてやろうと鋏に集中する。
今日も結果は良好。鏡に映る彼を横からのぞき込みながら、よしよしと悦にいる。……幸せな午後。

二人でまたまた昼寝してお互いの仕事の疲れを癒し、起き出してから自転車を連ねて蕎麦屋に赴き、熱燗で肴を幾品か。ざるで仕上げ。

完璧な休日だった。

■HPを作成していたMacが壊れてしまい、更新できなくなっている。流行のブログにまとめてしまおうかと思うことしばしばなのだけれど、そんな時間もなく。で、時折気まぐれに、今持っているブログページ(下記リンクのAnother Ultramarine)を更新している。余裕がなくって本を読んでもしっかりした書評を書くことが出来ないので、走り書きのメモのようにして。


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