Journal INDEX|back|next
■カンパニー内で、お腹にくる風邪がはやっていて、ひとつ前の地方では千穐楽前夜に主役が突然吐き下し、腹痛胃痛、発熱の症状を訴え、肝を冷やした。で、昨夜、このわたしも発病。彼とまったく同じ症状。七転八倒、苦痛の一夜を過ごしたのに、仕事に出かける頃には、痛みは残っているものの、すっかり元気になっている。仲間たちには、ちょっと調子が悪いくらいの方がうるさくなくっていいと言われる始末。……独りで痛い思いをするのはとにかくイヤ。いつも元気でいたい。独りで暮らすわたしは、自分が倒れてしまったら、口に糊する術もなくなる。働いていられるからこそ、生きていられる。何がどうあっても、ずっと元気でいなきゃいけないんだ。
|