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稽古場では。日毎繰り出される演出家の無謀な要求で、スタッフはてんやわんや。神経の休まる暇も、体の休まる暇もない。ただひたすらに、前に向かって進むのみ。
五月雨、という言葉は美しいけれど、重い鞄を抱えて1時間半かけて通勤する身には辛い。これから梅雨に向かってイヤな季節になっていく。雨も、1日中家にいて読書に浸れる日などは喜ばしいが、働く身には鬱陶しいだけ。 「雨に唄えば」のジーン・ケリーみたいに、どしゃ降りの雨さえ嬉しくなってしまうような、心浮き立つことが起こらないものか? まず無理だな。こんな仕事漬けの日々では。
とにかく、明日も早起き。運命共同体のスタッフたちと、頑張っていくしかない。
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