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2001年05月26日(土) |
別れ道と、我が現在。 |
人生に於いて、これかあれかという、二者択一を迫られるときは、誰にだってあるだろう。 わたしは、今日、それを強いられた。重なってはいってきた仕事のオファー。そのひとつに断りを入れた。
選択をする時、自分の現在が見える、と、わたしはいつも思う。利益で選ぶのか、しがらみで選ぶのか、恩義の度合いで選ぶのか、興味で選ぶのか、選ぶ基準はその時々であるからだ。
そして、今日の選択が、余りに自分のこれからに対して無謀であったため、わたしは喜んでいる。普通わたしならこちらを選ぶのが当たり前だという世の読みの逆をいく勇気があったことを喜んでいる。
今夜はプロデューサーがわたしの慰労にと美味しい食事とワインをごちそうしてくれ、その後恋人(とわたしが呼ぶ人物)と美味しいテキーラを飲んで語り明かしたものだから、そこら辺のことを具体的に書く理性が残っていない。言ってしまえば、酔っぱらって書いている。
ただ、これだけは、事実。 なんであれ、別れ道にでくわした時こそ、それを選ぶ時こそ、自分の現在が見えるということ。
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