ウェブ日記
何が起こるか最後まで分からない本来7時半開始なのに 8時半に始まった遅い朝食をそそくさと済ませ --宿のオーナーは北アイルランド出身--、 9:25出発。 玄関そばの客の小父さんに"Going to work?"と聞かれたので、 "Go to church!"とブロークンに答える。 半時間ほど歩いて、 昨日探して礼拝の時間をチェックしておいたNederduitse Hervormde Kerkへ。 十代に見える若者たちにこの教会について聞いたが、 満足な答は得られず。 きれいにあごひげを蓄えた中年の男がやって来て、 ここは(欧州)大陸起源の、 南ア最初の教団で、他の教派はこの教会から別れたと言う。 教会の雰囲気は古い感じで、 日本のプロテスタント教会のそれに近かった。 アフリカーンス語で礼拝は行われ、 礼拝の時間は約40分と短い。 信者は讃美歌を歌うだけ。 小さなパイプオルガンはあるけど 聖歌隊は無し。 礼拝終了後さきほどの牧師にティーアワーに招かれる。 当番以外準備や後片付けを手伝わないのが少し寂しい。 何と私が最初に訪れたステレンボッシュのワイナリーVredenheimのオーナーBB氏と フランシュフックのワイナリーLa ProvenceのオーナーJvR氏に逢う。 BB氏は痩身でアフリカーナーなのに、 不思議なことにインドかペルシャ人のような英語の喋り方をする。 JvR氏は月曜日今日と同じ服装の私をフランシュフックで見かけたと言う。 世の中なかなか狭い。 JvR氏の知人らしき長身で痩身のきれいな中年女性にも逢う。 彼女の娘はテニスプレーヤーで現在バングラデシュで試合中と言う。 JvR氏の御好意で彼の車に乗せて頂いて、Paarl Mallへ。 Cape Union Mart (www.capeunionmart.co.za)で オリジナルの水着パンツを通常160ランドのところ特価99ランドで購入。 パール市街で支店を見て気になっていた Red Mountain Spurなるステーキレストランで食事。 頂いたのはKingklipという魚のフライ、フレーバードライスと こちらの高級ビールであるアムステル(Amstel)。 応対したのはAという混血の可愛い女の子。 親切に応対したので10ランドをチップに渡す。 名前がフランス人のそれだったし、 どうも南ア出身ではないようだった。 ピックアンドペイスーパーでホウレン草、牡蛎缶とノーファット即席麺2袋 --ホウレン草以外は中国産-- を、そばの干し肉屋Skaaplandでクードゥー(野牛の一種)と スプリングボックの干しソーセージを買う。 ここで鶏肉の干し肉を発見して驚く。 店員の小母さんに生で食べられるか聞いたら これもビルトンだから生で食べられると答え、 味見させる。 チリ風味。 値段はクードゥーでキロ159.99ランド。 どちらも新鮮でおいしかった。 その後干しソーセージを齧りながら、ふらりと宿の近くにある、 南アで2番目に大きなワイナリーであるKWVへ行ってみたら "Emporium"館で日曜でもワインのテースティングができたので試飲。 お代は5種類で15ランド。 Cathedralレンジのシラーズとカベルネ、メルロー・リザーヴ、 fortified Pinotage、Imoyaブランデーがおいしい。 気に入ったオリジナルTシャツ2着を購入。 1着80ランド。 買って来た水着を穿いて宿のプールに入ったけどそんなに長い間遊ばず。 即席麺、ホウレン草と牡蛎缶を夕食に頂きながら荷造りをほとんど済ませ、 南ア最後の夜を寝る。 |