世界お遍路 千夜一夜旅日記

2018年10月12日(金) 楽、朝方、逝きました 享年15歳

6時半に母から「楽が死んだ」と電話。
7時過ぎに、供花を持って実家に行ったら、姪がきて箱の中に「納棺」していた。まわりにお花をおいて、飾り・・・お別れした。
寝ているような安らかな顔だった。
うちに帰ってきた、やれやれとホッとしたのだろう。
本当に、生きて出でてきてくれてありがとう。
がんばった。
沢山の楽しい楽ちゃんタイム、ありがとう。
姪の家族も昨夜に来たらしい。
甥の家族もお別れした。
甥の長男年長さんは「また俺の友だちが死んだ・・と」嘆いたとか。9月の始めに甥嫁実家の桃太郎という13歳のネコさんが死んだばかりだし。
そのときは焼き場で大泣きしたらしい、やいてくれるなと。

9時半、焼き場の予約。
私は、時間があったので蒼紫神社へ。
楽を出して下さってありがとうございますと、お礼参拝した後、いつもの休憩所で瞑想をしていたら(今日は人気がなくていい按配)、我が脳内の霊能スクリーンにあるシーンが広がりだした。
しっぽ振って、ぴょんぴょん跳びはねつつ嬉しそうに進む楽、楽が見上げる先には黒いキャップをかぶった亡弟。
弟も楽を見下ろして嬉しそうで、ちらっと振り向いた顔も穏やかにほほえんでいた。
そうか、弟が楽を連れに来たんだ。
肺炎を起こしていたし、苦しかったろうし・・・体重は2キロと少ししかなかった。
もともと、弟が「猫かわいがり」していた楽。
苦しがるんだったら、と連れにきたのだ・・・1匹と1名は、遠近法的景色の向こうに去って行った。
納得して、私は実家に戻った。
義妹に「イサオ、黒いキャップ、持っていたっけ?」と訪ねたら、持っていたと思うとのこと。

焼き場には、甥の嫁といっしょに楽を連れていった。
小さなご遺体、煙になって天に昇った。
共同の慰霊堂に入れてもらうので、後日、お参りに行く。

午後から、母、日赤受診。
車の中でぼそりと「楽は自分の代わりになってくれたのかもしれない」
私、そうかもね。じゃがんばって元気になって更に長生きしないと。
回復は順調。

本日寒し。
電気ストーブをつけた。


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