世界お遍路 千夜一夜旅日記

2018年03月31日(土) 原住民博物館から北投、淡水、台北101

結果として、ものすごくハードな1日になった。
9時少し前発。
昨日と同じく、士林へ。
で、故宮博物院の近くにある原住民博物館へ。
ここは、台湾に大きく分けて9部族あるという先住民族の博物館。
三菱自動車の代理店として大成功した林清富氏のコレクションが博物館になったものだ。
台湾の歴史は要するに中国からの移住者が来る前から、ここに着いた人たちが住んでいたわけで。
主に高地地域(山岳/ジャングルの中)に居住。統一性はなかった。
中国からの移住者との婚姻で消滅した部族もあるようだけれど、有名なのは高砂族(日本統治時代の台湾山岳民族の名称)だ。勇猛果敢な兵士として太平洋戦争時も戦ったはず。首狩族で成人儀礼として首を取ってくるとか言うのもきいたことあるけど、これは統治時代に禁止されたらしい。。
展示されている品々を見ると、手の巧緻性がすごいというか、甚だしい。
けっこう、日本人と共通性があるよね・・・
顔立ちは縄文系か。
これは、ペルーの高知民族やメキシコの地方年によく見られた顔立ちだ。
太平洋弧をのヘリ沿いに確かに人は動いたな・・と思わせられた。
ここに昼間でいて、かの有名な北投温泉へ。
「歴史的建造物」と道しるべが出ている「滝之湯」へ。
ここは日本統治時代の銭湯だ。
それは少しリノベーションして営業している。
大分は湯平温泉の共同浴場に雰囲気は似ていた、時間が止まっているわ。
この町の雰囲気は日本の地方の温泉場。
地獄谷なんて言うのもあったし。
北投石の温泉としては多摩川温泉の方が荒々しい気がしたけど。
お次は、夕日で有名な淡水へ。
実はかの有名な九分に行こうか、と思ったのだが、今日明日と土日。
人がつながるらしい。
やめました。猫が沢山いる鉄道駅もあるんだけどね、ここも人が大勢らしいし。
しかし、しかし、淡水も人が沢山沢山いましたわ。
海辺を歩いてずんずん、紅毛城へ。
ここはかつてオランダが築いたお城というか、自分たちの交易を行うための拠点だわ。
その後鄭成功によって追い払われ英国が来た。最後は英国領事館だったらしい。
長崎で見たグラバー邸とよく雰囲気が似ていた。
さてバスで漁人嗎頭(フィッシャマーンズワーフ)へ。夕日見物場。
ここもすごい人。
しかし絵に描いたような日没、美しや。
お次は、延々とまた電車に乗ること1時間弱。
台北101へ。
ここは、新名所。
しかし高所恐怖症の私は、このスカイツリーみたいなタワーに登ることが目的では無い。
ここの下がショッピングモール、更に高級スーパーが入っているというのでお土産を少々求めに。それとフードコートがあるのでそこで台湾ご飯。

以上。
ホテル帰着は21時20分。
12時間うろつきました。
がんばるね、高齢者!((^0^))


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