2007年12月11日(火) |
マサコサマお誕生日文書について |
以下は「2007/12/09付 西日本新聞朝刊」より引用させていただきました。 なんで、宮内庁HPよりしなかったのかというと「字句は原文のまま」にビミョーな味わいを感じてウググと笑ってしまったからです。 文書を読み終わってこれを見ると、新聞社の校正者とか整理部の人、この文、なおしたいんだろうな・・・なんて想像してしまうからであります。(実は、私も赤ペン入れたい衝動を感じた) でもま、著作権はマサコサマにありますし。コウタイシヒとつく方の文、いくらおかしくても勝手に手を入れるのは如何なものか・・・ということなんでしょう。
★・・・以下は西日本新聞よりの引用です。引用が終わりましたら、ワタクシメの感想を述べます・・・・
雅子さまの文書全文 皇太子妃雅子さまが9日の誕生日に際し公表した文書全文は次の通り。(字句は原文のまま)
これまで、国民の皆様より、ご心配をいただき、温かい気持ちをお寄せいただいてきておりますことに、改めて感謝申し上げたいと存じます。まだ、十分に復帰できないことを心苦しく思いますが、この1年も、お医者様のご指導の下で快復に努め、少しずつ活動の幅を広げることができるようになりましたことをありがたく思っております。6月には長野県、10月には徳島県を公務で訪れましたが、まわりの方々に助けていただきながら、お陰様で無事に務めを果たすことができました。訪問の先々で多くの方に温かく迎えていただきましたことは何よりありがたく、私にとりまして大きな励みになりました。
また、今年も国連大学で引き続き聴講の機会をいただいたほか、いろいろな方から、こどもを取り巻く状況や環境問題など、現在の社会が直面する様々な課題について伺うことができましたこともありがたいことでした。
皇太子殿下は、今年6月に十二指腸ポリープの切除手術をお受けになりました。幸い医療関係者の皆様のご尽力で無事に手術を終えられて御退院になり、安堵いたしました。その後も、7月のモンゴル国への御訪問を始めとして、以前とお変わりなく、お元気に御公務をお務めになっていらっしゃることをありがたく心強く思っております。
愛子は今年、幼稚園の年長組になり、幼稚園生活にもすっかり馴染んで本当に楽しそうに幼稚園に通っておりますことを何よりうれしく思っております。日々の送り迎えを始め、様々な行事への参加など、親子で参加することが多く、その中からたくさんの喜びを見出してきた幼稚園生活が終わりに近づこうとしていることに名残惜しさも感じますが、愛子には、あと数か月の幼稚園での日々を、先生やお友達と楽しく過ごしてくれることを願っております。そして、4月には学習院初等科に進学し、また新しい一歩を元気に踏み出してくれればと思います。これまで、皆様に愛子の成長を常に温かく見守ってきていただいておりますことに重ねて感謝申し上げたいと存じます。
天皇皇后両陛下より、これまでお心遣いをいただきながら温かくお見守りいただいておりますことに深く感謝申し上げます。また、皇太子殿下には、お忙しい御公務をお務めになりながら、常に大きな支えになってくださっていることを、心からありがたく存じております。
お陰様で、こうして今年も無事に誕生日を迎えられますことに感謝しつつ、国民の皆様がおだやかな年の瀬を迎えられますように心よりお祈りしております。
・・・・引用おわり・・・・・
この文は、大段落6に分かれています。
1段落、上記文は静養中の自分の状況をお書きになっています。 *ありがたくが2個使用 *2重敬語があちこち 特に「お医者様のご指導の下」というところが何ともはや・・・ *内容に関していえば、長野も徳島の時も、「お疲れ」とかであちこち公務中抜けをしていらっしゃるんだけど(新潮や朝日新聞に書かれている)、それでも「無事に果たした」といわれるんですねえ。 徳島なんて、県知事との昼食会を欠席してなんとホテルで「ひとりカレー」をしていたッて。テレビでやっていました。(びっくり)
2段落、「病気療養中にもかかわらず、ワタクシ勉強してますわよ、励んでいますわよ」ということをいいたいようですが・・・だったら、まずは自分ちのお庭をきれいにしてくれる勤労奉仕団だったかにご挨拶すべきなんじゃないのかねえ。 *またしても「ありがたい」がでてくる *ながすぎの文3行一文って・・・わかりにくいでしょ。我が塾では、文が長すぎると、主語が変わって意味不明だったり、人に理解しにくい文になるので、一文は短めに、長くても40字(原稿用紙2行と教えている) たとえば 「今年も国連大学で聴講の機会をいただきました。さらに、こどもを取り巻く状況、環境問題など、社会が直面する様々な課題についても、専門の方々からお話を伺うことができました。」 ありがたい、はいらんでしょ。事実報告ならこれで十分でしょ。 *ところで、国連大学の特別室には、彼女用のベッドだのパソコンだのがあって「何をしにいっていたんだろ」といういうことも2ちゃんねるあたりでささやかれていたけど。このあたりはどうなんでしょ。
3段落 皇太子さんが元気になられたってこと ここに書いてあることは、みんな知っているよ。なんで書く必要ある??? 彼の「妃」なんだから、その立場から読む人が「そうだねえ」とうなずけることを書きんしゃいといいたい。 *またしても「ありがたい」使用 *そして2重敬語 「医療関係者の皆様のご尽力で無事に手術を終えられて御退院になり」なんて、ぐたぐた。なんでも「バカ丁寧だったらいいってもんじゃないでしょ、マサコサマ」 「医療関係者のご尽力で無事に手術を終えて退院されました」でよろしんじゃ?
4段落一人娘アイコさんのこと アイコさんって、内親王なんだよね。敬宮(としのみや)だったか、とにかく、宮号がある、なんでこういう時に使わないのかな。それが不思議だ。 「日々の送り迎えを始め、様々な行事への参加など、親子で参加することが多く、その中からたくさんの喜びを見出してきた幼稚園生活が終わりに近づこうとしていることに名残惜しさも感じますが、愛子には、あと数か月の幼稚園での日々を、先生やお友達と楽しく過ごしてくれることを願っております。」 *これもひどい長文、失礼ながら悪文ですね。 一文に参加が2こって・・・うちの塾だったら、即却下。 それで何がいいたいわけ?とお訊きしたくなる。 原文をできるだけ生かして直すならば、 「愛子の幼稚園生活もあと数ヶ月となってしまいました。親子で、日々の送り迎えやさまざまな行事への参加の中で、たくさんの喜びを見いだしてきましたので、名残惜しく感じます。残りの日々、先生やお友だちと楽しくすごしてくれることを願っております。」 かな。 *でもさ、この文の内容自体、なんだかな?文春や朝日新聞に「送り迎えだって皇太子がしている」って書かれているのに、ウソっぽい。 *ま、ここに書いてあることも、アイコさんが幼稚園終わって1年生ってみんなが知っているんだけど。もっと、母親にしか書けないことはないのか? ほら、徳島でつくった藍染を土産にしたら、どうだったかとかさ。
5は天皇皇后両陛下への感謝。皇太子さんへの感謝。 しかし、この文もぐたぐた。何より白々しい文だわ。 だいたい、天皇さんが「(子どもを)国民の皆が待っているよ。」と声をかけたら、「私の友だちにそんなことをいう人はだれもいません!」と反発して、周囲の人を凍らせた経歴のマサコさん、ミチコ様の誕生日だったか、天皇のお誕生日だったかの晩餐会を2時間以上中座してみんなを待たせ、もどってきても詫びるでもなく「どうも」で済ませたマサコさん、それを見て紀子さんが泣き出したという事件(どちらもヒミツでもなんでもない週刊誌で報道されている) こういう人が、いくら美辞麗句をならべても今さら説得力は皆無じゃ。 感謝、ありがたくが続いているけど空疎だなあと思う。 その前の段落にも「感謝」ってことば、あったよね。
6のシメの文にもまた「感謝」が出現。 つくづくとボキャ貧だね。 何より、悲しいのは「ありがたい」が4つも5つも「感謝」が2つも3つも。バカ丁寧な、2重3重の敬語の上にあっても。 ちっともシミジミとしない、むしろ、「慇懃無礼」ってこのことよ。という印象を拭えない。
「文は人なり」とはよくいったものだと思う。 この文の作者は、自分のことしか考えていない。 だいたいまず自分ことから書きはじめてそのつぎの段落も自分、次にやっと夫、娘出現。 そして内容は、100%受け身。 皇太子妃という「公人」が公に出す文書とは思えない。 オワダマサコさんが書いたものなら納得だけど。 あるいは、友人やなどに出す私信だったら、これでもいいかもだけど。 彼女は皇室に入って14年でしょ、こりゃないよ。 地震もあった、台風災害で人も死んだ、相変わらずいじめや虐待で子どもは不幸だ・・・こんな国民の生活に思い致すことができないのか? マサコさんが税金でグルメ食べ歩きしているときに、おにぎり1個食べられずに死んでいる人もいるんだぞ。生活保護をうち切られて。 (アタクシ、身分が高いので関係ないってか。それとも、マリーアントワネットのように、じゃケーキを食べれば、とでもいいますか) 暖かいハート、真摯な姿勢が何も伝わってこない。 さらに、きついことをいえば、「アタマの悪い人の文」だわ。 一字が万事でいつぞやの「センスの悪さではピかイチだったバラの生け花」写真にかさなる。 帰国子女だから、という人がいるようだが、彼女は小学校から高校途中までは日本で教育を受けている。厳密な意味での帰国子女ではない。 それなのに、このぐだぐだな、ぼろぼろな文章って何? だれにも見せないのか? 直してもらえばいいのに。 謙虚に人のことばを聞けないんだよな、きっと。 性格悪いんだよな。 自分より何倍も賢い人がいるってわかっていないのか。 ため息しかでない。 この文を読む限りでは、皇太子さんのことは愛していないけど(それは3の段落からにじみ出ている)もう「離婚」する気はないだろうね。 でも、死ぬときに後悔するだろうなあ・・私の人生はなんだったのか? この空しさを埋めるために食べ歩きだの、買いあさりをしているんだろうが・・・埋まんないよ。 一時しのぎの刹那主義。 尼寺で修行をした方がいいと思うのだが、いかが。
長い日記になった。 我のどこにこの情熱が? 彼女が病気を治すために皇室をでて私人になって自分の金でグルメ、ブランド買いあさりするんだったら、こんなにいわない。 でも、クーラーが無くて死んだ人もいる夏に、数億のお金を使ってオランダに豪遊した彼女にあれ?へんだぞ,を感じて以来のウオッチャーだけど、ウオッチすればするほど、あきれてしまうのだ。こういう人が「公人」であっていいわけがないと思ってしまうのだ。腹が立つのだ。 それが、久方振りに長い日記を書かせたエネルギーです。 それと、国語、特に作文指導の名手(迷手?)としては、この文、もう読んでいて気持ち悪いというか、なおしたいというか・・・手がぴくぴくしてしまうのですわ。本能が騒ぐ・・・これが情熱の源泉ですだ。
ここまでのおつきあい、ありがとうございました、だ。 それでも、長い長い天皇家の歴史、いままでにもこういう類のアヤシイ妃は、それなりにたくさんいたんでしょうよ。 わたしたちは、「悪妃」の歴史の一こまに立ち会っているんですね。
ああ眠いぞ。11時前。 この一文を書くのに35分もかけてしまったよ 明日はまた、通常の長さにもどりまする。 おやすみなさい。 おっと、その前に、ビールだ、ビール。
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