世界お遍路 千夜一夜旅日記

2007年10月21日(日) もう初冬の気配

天気が悪いと初冬だね。
昨日は夕方になって大車輪で大掃除と洗濯をした。
でもって、今日も昼間がごろごろで、新聞熟読で、「パレード」読了。(「センセイの鞄、外伝)
きょうは、夜に母と義妹の誕生祝いなり。
母は、皇后陛下美智子様と同じ誕生日。
人生ろいろいろですな。
やんごとなき人も、とんでもない嫁をもらってご苦労なりで・・・
まあそれがご時世でしょうが。

地震も3周年で、故郷再生とかって新聞は大騒ぎしているけど、県内に限界集落(住人が高齢化して祭りとか水管理とかできなくなっている集落)が増えていることは確かだ。
実際被災地で人がもどったのは7割程度になっていて。
村が衰退していくのは、これは宿命でしょう。
先日、ラジオを聴いていたら(わたし昼間はたいていながら仕事をします)人間が開発して姿を変えた自然が、人口減によってもとの姿を取り戻す過程に今あるって話をどっかの大学教授がしていた。
長期的視点に立てば、地球環境にとっていいことであるって結論で。
そうか・・・と思った。
納得。
高知の足摺から宿毛へ越えるあたり、この10年でずいぶんと「自然」にもどった。過疎で無人化したせいだ。さらには、足摺の自然の強さだ。
問題、と思っていたけど、いいんだよね、っていうかしかたないんだね。当然なんだよね、地球の目線にたてば。

さてこれから図書館に行って本を返して、また借りて実家に行こう。
読書の秋だ、読書の秋。


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