世界お遍路 千夜一夜旅日記

2004年07月25日(日) 16年のお遍路

知人のMさん、16年巡り続けているいる方から昨日電話があった。鶴林寺にいるとのこと。
じゃ、うちによってね、ということで、午後から見えた。
お風呂と、お昼寝、夕食をお接待した。
男性なのでお泊めできないことをお詫びした。
私は(及び、今治のKさんなど、彼の知り合いの大半)彼に前々から「もうお止めなさい」といい続けている。
風呂上がりの彼に、今回は逆打ち、「どうして、逆になってしまったのよ、やっぱり止めないの」
「イヤ、止めたい」
即答だった。
「ジャ、ホントに次に今治にいったら止めたら」
この春も、農家で働き続けていて、止める助走に入ったなとおもていたのにまた始めたんだわ・・・この会話、もう何度もした・・・
要するに、住民票など書類上の問題を彼の勇気の問題が大半(だと思うが)でクリアできない、それと心の問題(本人は業をしきりと口にする)、生活の問題・・・・。
「多分、定住する方が、回り続けるより大変、でも遍路道で野垂れ死にしてもいいという気持ちになっていないんだから、じゃ、今が止めどきだと思う、みんながそういうということは、それは天からの声だよ」
とかなり、きついことをいっても本人はうなずくばかりだ。
巡り続けていて、止めることの大変さを彼に見る。

彼からの情報・・この頃、野宿禁止の看板が増えたという。
グループで回る野宿遍路さん(3人から6人)がいくつかあって、彼らの目だちかたとか後始末の悪さが原因だとか。
「野宿は目立っちゃいけないんだ」とかれは言うが、その通りだと思う。

彼の「止めたい」という思い、何とかならんものだろうか・・・

・・・・・・・・・・・・・・・
菅さん、ゴール。
立派なものだ。
Mさんも大根峠の辺りですれちがって「ご苦労様です」と声をかけられたという。
いい歩きッぷりだったらしい。
やるジャン、菅さん
それにしても、追っかけというか、あって話せなかったのが残念。
ホントに残念、無念。
カメラマンくんの虚弱を哀しむ私だ。
彼は元気になったであろうか・・・月曜もお休みだったりしてね。
土曜は玄関まで「ふつう呼吸」ででておいでになったけど・・・。


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