世界お遍路 千夜一夜旅日記

2004年02月10日(火) *志度へ

夕べ雪が降ったので、外がうっすらと白い。
6時半に朝食をいただいて7時15分出た。
昨夜、おばちゃんにもし雪がぎょうさん降ったら、山はやめたほうがいいといわれたが、ぎょうさんではないので、奥の院経由で行くことにした。
おばちゃんも、大丈夫やろというし。
ただ、女体山越えはやめて林道を行けといわれた。乗るよりおりるんが怖いし、と。そうだとなと納得。奥の院から林道へ出て下った。
しかし、真っ白な道はパウダースノー、時々滑って、細心の注意が必要だった。

88番奥の院は、初遍路の時は、いっこくも速く着きたかったのと、200メートル往復する元気がなくて、パスしたので今回ゆっくりとお参りした。
岩に張り付くようにあるお堂は、おこもりもできる状態、きれいに保たれていて地元の人たちの思いがわかる。
それにしても、山道、95年から比べるとよくなった。
ただ、歩き安さとよくなるのは別だ。
枕木?を設置した道はその幅で歩かねばならないのできつい。

林道沿いの道しるべもホントによくなって、これだと迷うなんて心配はないだろうと思う。
多和神社をすぎたあたりで、専門学校の学生さんのような一団とすれ違う。学校できたらしい。「女体山まで行きます」という。さらに挨拶が元気でごみぶくろを持っている子もいた。
その中の女の子たち、「食べますか」と、自分たちが食べようとしていたキャンデーを私とkさんにくれた。まあおせったい?かな。
うれしかった。

10時20分、道の駅長尾着。
お遍路交流サロンをみたいと思っていたのだが、今日は休日で残念だった。
道の駅で休んでいたら、きょう結願という区切りの男性遍路さんが来た。
定年遍路さんかな。
どの道がいいか、と訊かれたので、やはり初めてだったら、女体山越えで・・と勧めた。
このあたりも変わった。
昔は、前山小をすぎるとなにもなかったのに・・・寂しくて人気の少ない道だったのにねえ。

いい天気で、会う人がみんな昨日よりぬくい、というが手袋を脱ぐと寒い。
やはり、冬である。
長尾寺で、お参りしてうどんを食べて1時15分発。
途中の、入谷だった?か、すごい人が並んでいて大繁盛。びっくりだった。
どんどん歩いて、玉泉寺へお参り。
きれいな(行き届いて、ちゃんとおつとめをされているという意味)お寺、お参りを始めたらお堂の入り口をあけてくださった。
で、お参りを終えたら、甘酒の接待。
納経を書いてくださっている間、甘露の甘酒を味わった。

それにしても気がつくのは長尾町がつけた「へんろ道」の印。
充実していた。
ホントに97年の頃から見るとこれまた様変わりだ。
志度がちかずくにつれて高速道やそれに付随する新道ができて、これまた景色が変わっている。

志度寺で、若者野宿遍路さんとすれ違った。
宿に荷をおいて、前から行きたかった源内さんの遺品館へ。
エレキテルを回して、電気の火花を散らしてきた。
源内さんは、おもしろいお方だった、早く生まれすぎた悲劇のお人だった・・・
夕方町中で、宿泊まりらしい20代半ばくらいの若者遍路さんと挨拶。
ちょこっと暗めの子。
逆うちで3人にあったわけだけど、これを多いとみるか少ないとみるか。
歩行距離、約23キロ。
ひさしぶりの歩きで足、痛いわ、とkさんとブチブチいっている夕べの時間である。


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