世界お遍路 千夜一夜旅日記

2004年01月04日(日) ★コロニアルスタイルのビルデング見学

午前、博物館にいった。
ちっこい、素朴な、博物館で、1時間かからずに見学終了。
おなかがすいてきたのと、サラームホテルという、いいランクのホテルに野次馬根性で、フルブレックファストを食べに行く。
オムレツと、カプチノが絶品。
うまかったわ。
しかし、何しろ、戦争状態の国だし、お客なし。
本来なら、優雅に遅い朝食を食べている観光客がいてもいい時間(10時すぎ)なのに、人気なし。
UN(国連平和維持軍)の車が外に沢山止まっていて、ここもインターコンチと一緒で、UNがお得意さまらしい。
11時、暑くなりかけてきたので、帰りかけていたら、私を呼ぶ声。
止まった車からグェゼイが顔を出して「なに考えてあるいていたのか、きがつくのがおそい、一人か、みんなはどうしているんだい」という元気な声だ。
そもそも、旅人に知り合いがいるわけがないという、いつもの気持ちで歩いているので、私を呼ぶ声がしても気がつけないというわけ。
なんてことを英語で、頭の中を翻訳機にしながら、いうのはめんどいし、暑いからねとかって。それで、みんなはうちにうちにいるよ。
あとでいくとかって、またいなくなったがホントにあとできて、みんなとお昼を食べに、そして例のごとく親戚訪問にでたらしい。
私はサラームホテルで食べたから、おなか空いていないと断って、涼しいうちの中で、ごろごろ、少々昼寝。
イヤ、親戚訪問でインジャラがこわいのもあった・・・
行けば、食べねばならぬ、それはこの国の掟だ!

3時過ぎに、アスマラコロニアルイタリアンビルデング見学ウオーキングコース(ロンプラにある)にのって歩く。
確かに、見るほどに、ここはアフリカを忘れさせる美築がある。
近所の子どもたちは、すでに私を見慣れ初めてじろじろ見なくなったが(かわりにナオミちゃんが私の名前を教えたので、外に出ると○○○とかれら、私の名前を呼ぶのよね)、しらない街角を歩いていて学校があったりすると子どもすすなり状態だわ、やれやれ。
歩き疲れて、街角のカフェで、サンドイッチと冷たいコーク。
ここは、学生さんに人気の店なので、じろじろは少ない。
こういったオアシスのような場所がたくさんあるのもアスマラのいいところだ。
一人でいても退屈しない。
おなかがもう少しというので、フレンチポテトをテイクアウトしてきて囓りながらテレビを見ていると、アスカダムが帰宅。
テレビを見ながら、いろいろとなことを話してくれた。
一番仰天したこと
「国が、ドルほしさに、ドル建てでアスマラ近郊の土地を売っている」
ウッソー
私があ然としていると、アスカダム、「いったことが理解できたか?」
私、もちろん、しかし、それは信じられない、この国のお金で売るのならわかるが・・といった。
この国のシステムが壊れるようなことを国がしてあるのだ、まったく。
そういった土地を誰が買うのか・・・家族が外国に行っていて仕送りがある人たちである。
アスカダムは、国が土地を売り出したお陰で、アスマラの住宅難が少し解消したとかって明るいことをいっていたが。
ちなみに娘たちは、この国の未来をかなり厳しく見ているが、アスカダムは楽観的だ。
私の倫理に従えば、国がドル建てで土地を売るなんて「国賊」だよ、だ。
この国の通貨単位の「ナクファ」は独立戦争の拠点があった歴史的な村の名前だ。
自分の国の通貨への矜持、持てよな。
根拠のないプライドだけは高いのにさ。
外国から援助受けない、金だけもらうのはいいけど、いろいろと条件を付けられるのだったらいらないというのがこの国の方針らしい。それはそれで、いい。(バカだと思うけど・・・条件をできるだけ自分たちに都合のいいモノに持っていくようにして借り受けるのがお利口さんのやり口、中国を見なさい、そういう点では、やはり中国は凄腕だし、エリトリアは田舎のガキだ)
しかし、だが、外国への出稼ぎ者が送金するドルだったら、いいのか。
みんな、どうしておこらないのだろうか。
それがプライドの高い人たちが・・・不思議だ。


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