世界お遍路 千夜一夜旅日記

2003年12月17日(水) ★ゴールデンサークル エキスプレス

ゴールデンサークル エキスプレス
夏,やっているツアーのほとんど全てがないレイキャビクのデイツアーだが唯一あるのは「ゴールデンサークルツアー」だ。
シングベットル国立公園、グルフォス、ゲイシールを回るゴールデンツアー(FOR ICELAND)である。

ヒマだし,午後からこのツアーに参加することにした。
首尾よく,このYHで働くことになった小樽君も,スエーデンの元気な女ノ子マリアと参加,あと一人はボルチモアから来た男の人。
ツアー参加者は全てYHのメンバーである。
因みに小樽君をはじめとしたマリアなどYHのでフリーで働く(賃金なし、かわりに置いてもらう…ベットをもらう)面々は週1度,希望のツアーに参加できる(フリーで)のだとか。
小樽君は,2月15日までここにおいてもらうことにしたんだとか。
久しぶりに空が晴れてお日様の黄金色が輝く。
もちろん,山の端っこにチョコット出るだけだけど.
シングベットルは、2000年に来たときに{一つくらい残しておくと,また来る}ということで残した,名所.
ヨウするに,ヨーロッパプレートと北アメリカプレートの裂け目ができているところだ.
ぎざぎざとした裂け目が何キロにもわたって走る.
その広いところで,10世紀に,世界最古の民主的国民会議がこの国で開かれたのだ.
バイキングはもともとかなり民主的な人達で、会議によって物事を決めた.
年に一度,この裂け目に、馬に乗って集まって彼らは会議をしたのだ。
何故か.
裂け目は深い谷のようになって,声が反響したのである.
マイクがない時代にあって,プレートの裂け目が音響効果をもたらしたのである.
「ハイ,北米からヨーロッパへ」何て,いいながらプレートわたり遊びをして
見学.ここはアイスランドの聖地で,お国にヴィプが来たときは,ヘリでここにあるゲストハウスにお連れてしてもてなすらしい.
近くでは,中国の首相がおいでたとか.
因みに,ここでぐんぐんと開いている(生まれている)プレートの裂け目は,日本で,また地球の中心へ戻る(消える)らしい。最近の地球物理学?地質学?の成果である.日本からはるかに遠いアイスランドだが,意外と近いのである.

次は,グルフォス。金色に輝く瀧という意味になる,巨大な瀧だ.
夏は確かに上がる水飛沫がお日様の光で金色だった.
しかしねえ,そろそろ,薄暗くなりかけた冬空の下で,ただただ侘しくなるばかり・…でっかい瀧ですけどね。

最後は,ゲイシール。
いわゆる日本で言う間欠泉。
五分おきくらいに、ブオーと10メートル以上に熱湯が吹きあがる.
夏は,周りに人がたくさんいて,特に温泉とか火山は珍しいヨーロッパの観光客におおうけだったが,今はねえ・…寂しいわ。

近くにある,ゲイシールホテルに泊っていた日本人のおじさんがレイキャビクへ帰るバスの乗った.
「オーロラを待って四日間いたんですけどねえ,出ませんでした」
ひゃーかわいそう….明日青帰りになるらしいが,明日が出ないだろう.多分…
「今年はあったかいみたいですね」
「エエ,アイスランド人もそう言いますね」


何と,日本人が五人もYHに揃った.
アメリカ,イギリス,日本から。
日本から着た20歳の学生,情緒不安定でチョコットおかしい,目が合わない子
だ。マリアが「ティピカルジャパニーズ」と話していたが、ある意味,若い世代の代表みたいな子。
「こんなに日本人はヨーロッパの僻地のレイキャビクに揃うなんておかしいよね」
という話をしながら,夜遅くまでおしゃべりした.


 < 過去  INDEX  未来 >


moheji.s [MAIL]

My追加