世界お遍路 千夜一夜旅日記

2003年11月02日(日) 「心を訓練する八つの教え」・・ダライラマ法王 in 国技館

朝は7時にでて、8時半会場に入って、9時半から、今日のダライラマ法王のお話。
昨日は、若者へむけた「ふつう人 ダライラマ」の法話というスタイルだったが、今日は、本格的だった。
前半は、けっこうむずかくて、通訳の人に、文字、どん文字かいってくれないと、わかんないよ、というところがいくつかあった。
お隣の若者二人は、早くも退屈(枡席となり)、何と弁当を出しよった。
さすがに私はつついて「ダメ、注意されるよ」といってやった。
ホントは、「法王様のお話を聞きながら弁当あぐらで食べるって失礼よ」といいたかったのだが、会場が静かだし、恥をかかせるのもナニかな、と忍んだ。
下の椅子でも、マックを食っていて注された男の子アリ。
何で、おそれ多くも法王の話を聞きながら、あぐらで弁当食えんのか、私にはワカラン。この非常識度は何なのか。
でも、注意したら、素直にやめて、その子は席を立って会場の外に弁当を持っていった。(よしよし、少し知恵が回ったな、と思った)
8000円払って、お話を聞きに来る位なんだから、それなりに真面目な子のはずだ。その子にして・・・やはり、大人が悪いんだろうと思う、ね。そういう、けじめのなさを教えたのは、というか節々でそういうことを教えられなかったのは、大人であり、社会だ。

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すごく長いので、とりあえず
タイトルの「心の訓練する8つの教え」(ゲシェ・ランリタンバ・ドルジェ・センゲ)をここに書きたい。
それ以外も、明日以降にボチボチと・・・

1「すべての有情(衆生と読み替えよう)のために 最高の目的を達成しようという 如意宝珠にもまさる決意によって 常に有情(衆生)を慈しむことができますように」

2「誰と一緒にいるときでも 自分を誰よりも劣った者とみなし 他者を最もすぐ
れた者として 心の底から慈しむことができますように」

3「いかなる行いをするときも、自分の心をよく調べ 自分と他者を害するだけの煩悩が 生じるやいなや真っ向から立ち向かい すぐさま力づくで退治することができますように」

4「悪い性質を持った有情たちが 悪行や辛苦に苛まされているのを見たとき 貴重な得がたい宝を見つけたかのように 得がたいものとして大切に慈しむことができますように」(この辺が仏教の限りない優しさというか、ユニークさ、田とわたしは思う)

5「誰かが私に嫉妬して 罵倒し 侮辱するなどひどい目にあわせても 負けは自分が引き受けて 勝利を他者に譲ることができますように」

6 「私が助けてあげて 大きな期待を寄せていた人が 理不尽にも私をひどい目にあわせたとしても その人を 聖なる師とみなすことができますように」

7「要約すると 直接的にも 間接的にも 母なるすべて(の有情たち)に利益と幸せを捧げ 母なるすべての有情たちの 被害と苦しみを みな密かに私が引き受けられますように」(この、密かに・・と言うところがすごい、というか・・・)

8「これらのすべての修行が 世俗の8つの思惑にけがされることなく すべての現象は幻のごとき者と知って 執着を離れ 束縛から解放されますように」(すべての・・辺りからはまさに「空」の教え、だ)

反対隣りの女の子二人が、34,辺りで「むずかしいよね」567辺り「無理、無理、無理だよ」と小さい声で連呼。
笑った・・・同感で。
でもね、「そういう志で生きよ」だよ、といってやりたかった・・・・

ちなみに今日も昨日同様、若い人が目だった。
みんな「何か」を求めているんだろうねえ。「衣食住以外の何か」

12時過ぎに終わって、金沢から来たKさん(高野山YHで知り合った若い友人)と落ちあってご飯。その後、あったかいひざしの中でいろいろと話した。
やはり「前半」はむずかしかった、という感想だった。
二人して「ラエリアンおじさんにはびっくりしたよね」
はい、国技館の前で、黄色いジャンバー来てラエリアンの幟を持って、ビラ配っていたのがラエリアンおじさん。
二人ともラエリアンを見たのは初めて「いるんだね」「おじさん、というのが意表をつくよね」

昨日の最後の質問、(私は聞かずに席を立った)
小学生がたって「法王の夢、希望は何ですか」
「世界の平和とチベットに帰りたい」だったそうな。
満場の拍手だったらしい。いいですねえ・・・・
Kさんが教えてくれた。
事実、今日8時半過ぎに会場について、待ったわけだけど、国技館の中が気持ちよかった、なんだか気持ちいい気に満たされているな、と感じたんだけど、きのうの最後がそうであるなら納得。
数千人の人が待って、入り口で荷物チェックを受けてはいる。
しかし、、何の混乱もなくで。待つのもほのぼので。
春の世界平和デモの時もそうだった。
こういうのって、人の志と魂のレベル?の問題かな。

それにしても、檀上に二人、壇下に二人、あちこちにSPの姿。「チベットに帰りたい」という法王の希望がはたされるのはかなり先だろう。

午後からは「仏教と科学の対話」
法王と、例のノーベル賞の小柴さん、遺伝子学の権威山口教授、司会ガイアシンフォニーの龍村仁監督
(これのしだいは明日にでもアップ)

帰り、またラエリアンの集団がビラ配り。
ふつうの、おネエさんお兄さんがラエリアンなんだね。びっくり。

関内の友人のグループ展へ駆けつけて、別の友人夫婦にあって・・一日忙しかった。
で、昨日は日記のアップもせずに、お風呂も入らずに10時頃から爆睡・・・
3日5時半に起きて、日記アップのお粗末でありました。

PS
ちなみにこの法王の講演会は、中国を刺激しないためだろう、新聞などにはでなかった。
インターネットと、チベット通信というダライラマ日本事務所が出している通信のみの案内だった。
私もKさんがメールでネットのページを送ってくれて知った。(ありがとうね)
へんろ館の談話室に書き込んだら「遍路と直接関係ないですから、あれはよくてどうしてこれはダメなんだ」というメールがきますから悪しからず、ということで、即 消去されてしまった、くすん。ビッグサイトの掲示板の運営ってって大変だな・・・と改めて思った次第でありました。

かなりひっそりの催しであったにもかかわらず(それでも、国技館、と言うのがすごいけど)でもこの人数・・確かに法王の夢はいつか実現するかも、と思った。
うん、今気がついた・・ネットで知った、が多い、とは若者が多い、なんだよね。
昨日の仙台の女性もネットだった、ね。


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