世界お遍路 千夜一夜旅日記

2003年06月19日(木) クジラ問題

ベルリンで開かれているIWC(国際捕鯨委員会)でついに日本は総会をボイコットすることになったらしい。
水産庁、元気だな。
ドイツ、アメリカ、オランダあたりが中心のIWC、「調査捕鯨」もやめろ、鯨は1頭たりとも捕ったらいかん、という提案をしてきた。
捕らなくなったせいで、ミンククジラが増えたのはマジに確からしい。
それで、一頭がやせているらしい。頭数が増えて全部に食料(イワシとかの小魚)がいき渡らないらしい。
で、例えば、世界に2千頭足らずしかいないといわれるシロナガスクジラなんかにもっと増えて欲しいんだけど、やたらに増えたミンククジラがえさを食いまくるので、それがシロナガスなど危惧種が増えるのを阻害しているんだとか。
これは、調査捕鯨により科学的データから明らかになったことである。
反対している欧米の国でも、海洋学者などは、日本の「少し間引きで生態系維持説」に賛成している。
友人がいっていたが、円高と日本人はクジラを食べる、という批判が連動している、ということ。
まあ、これはいわば政治問題なのだ。
だから、解決は難しい。
ノルウエーやアイスランドなどは、食べる国だけど、IWCを脱退した。
それで、入っていない国(スペインやポルトガルとか確か入っていない・韓国や中国も)は、IWCの規制がかからないのでクジラを捕る。
それを日本の商社が輸入して問題になったことがある。
この先も「調査捕鯨」という商業捕鯨すれすれの操業を続けたいなら、脱退しかないんじゃないの。
それに、足摺あたりで聞き込んだ話だと、調査捕鯨している「共同船舶」?だったかは、若い子を新規採用している。つまりこれは、将来的にも調査捕鯨が存続すると踏んでのことだ。
私がクジラを食べる食べないは別として、鉄砲さん、包丁さん、といわれる船上での働き手たちの技術継承が心配だ。
あのでかいクジラを見事にさばく包丁術(これは江戸時代からの技だ)揺れる船で見事に仕留める技、それは継承保存されてもいいと思う。
若い子たちを採用することで、それはして欲しいかな、と思う。

それにしても、小泉くんには、ちくっと水産庁を見習って欲しい。


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