世界お遍路 千夜一夜旅日記

2003年06月06日(金) シバちゃんメールから・・あしなが育英会もう一度

「あしながが、交通遺児の団体かとばかり、思ってたら、神戸の場合、今は交通遺
児はやってません、との返事だった。え、どういうことって、よくわかんなかったんだけど、内部分裂したんだね、きっと。
街頭募金に応じる人だって、そんなこと、ほとんど知らないはず。
寄付先は、くれぐれも、よく、確認してって、ことですね」

というメール(一部略)をシバちゃんからもらった。
で、私はもう一度「あしなが育英会」奨学生募集要項を読んでみた。
すると対象として「保護者を病気、災害、自死(自殺)などで亡くしたり、保護者が重度の障害を負っている学生・生徒」となっていた。
一方、あしなが育英会の玉井氏が創設し(HPには玉井のタの字もなかったけど)辞任した、今や文部官僚などの天下り先となっている「交通遺児育英会」のHPを見ると対象は、完全に「交通遺児、あるいは保護者が重度障害者」になっており完全に「畑」を分けていることがわかった。
あらためて、玉井氏の度量の広さを感じた。
ということで私は、昨日の日記に
「交通遺児、病気遺児、災害遺児、自死遺児など、すべて遺児のための「あしなが育英会」につながっていくのだ」
と書いたが、この文中の「交通遺児」は、はずさないといけない。(失礼しました)
★ここでシバちゃんへ★
内部分裂したのではありません。
天下り官僚たちの定着先となった「交通遺児育英会」、創設者の玉井氏を追い出したんです。辞任という形を取っていますが・・しかし、その後に「独創的に」組織を改悪・改変しようとたくらんだ人はいないらしく交通遺児育英会HPを見る限りでは、玉井氏がつくった根本の精神は生きています。
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募金先ですが、赤い羽根とか、ユニセフとか、赤十字とか、「官」の天下りがはっきりしているところは、その人件費がすごいようですよね。
少々の金額ではありますが、この頃は、心がけて、こういうとこにはしません。
顔や活動がよく見える組織にしたいと心がけています。

少し話が横道ですが、お中元やお歳暮も、この頃は、デパートからはしません。
沖縄、四国、地場産・・できるだけ、直接に農家や製造者にお金が入るようにしてます。これまた、顔が見える人が喜べば、です。
お四国で宿に泊まってご恩返しの一助、と似ていますかね。
★ ★ ★

シバちゃんが「誤解」した「あしなが」という言葉だが、これは交通遺児育英会にいた頃の玉井氏の発案である。あの名作「あしながおじさん」にならって、子どもを援助してくれる人にこうネーミングした。これも又「名作」である。
それで、交通遺児育英会の中にも「あしなが募金」がある。
ややこしいが、まあ、発案者が同じなのだから、仕方ないだろう。

ちなみに「交通遺児育英会」は文部省のなんとかという許可をもらっているので、寄付をすると免税対象になる。
が、「あしなが育英会」は、取っていないので免税にならない。
それでも、昨年度実績4290人に15億5千万円の貸与だという。
この組織が「腐らない」事を祈りたい。
そして、なにより、経済援助だけでなく、心のケアの問題を大事にしている。
体験した者しかわからない痛みの分かち合いしている事を評価したい。
教師時代、小6の男の子のお父さんが自殺した。(わたしのクラスではなかったが)彼は第一発見者だった。
私たちは、その心中を思って言葉もなかった・・・あしなが育英会がこの問題に取り組んでいること(自死者の子弟の心のケア)を考えると、いつも彼のことを思い出す。あの時、こんな組織があったら・・・と思う。
唐突だが、本来、こういう問題における「宗教の役割」ってないの?と思う。


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