| 2003年06月07日(土) |
「花と事故」を読んで |
新聞を開いて「校外学習の小2 はねられ死亡」の記事が目に飛び込んできた。 生活科の校外学習である。 川でざりがにを捕っていて、川とから道路を挟んだ区立公園に荷物を取りに行こうとしてはねられた。信号機のない区道交差点、なんと保護者一人が付き添っていたのに・・である。 多分、この保護者とは、ボランティアでクラスの校外学習のお付きを頼まれた(あるいは志願した)お母さんだろう。 教師時代、外でお勉強するのが好きだった私は、よく親ごさんにボランティアを志願していただいて、「脱学校」していた。親は、主旨を理解するとよく協力してくれた。 そんなことがあるだけに、この記事はかなり小さい扱いなのだが、衝撃だった。 先生も、保護者も、子どものおカアさん(保護者名は母だった)も、そしてクラスメートの2年生たちもみんな悲劇だ。
この記事を読んでくらい気分のところに紙面をめくったら「花と事故」と題するコラム。 18歳の兄が交通事故でなくなった事故現場に定期的に花を供えていた16歳の女子高生が同じ場所でトラックにはねられて死亡したのだという。それも、母親のみている前で・・・山口県岩国市でのこと。場所は、国道2号線、本州と九州を結ぶ幹線道路で、はげしくトラックが行き交う場所。 不景気の影響で高速道路を使わない運転手が増えて事故が多発しているのだという。 亡くなった兄が寂しいから妹を連れていったのだろうか・・不憫で何とも、悲しい、つらい話だ。胸がぎゅっとなった。 同じ場所で子を二人亡くしたお母さん、気がおかしくなっていないだろうか・・・
とまあ、今日は朝から立て続けに2本の交通事故の記事を読んでしまった私は、気持ちが立ち直らなかった。 坂東徒歩巡礼をもうすぐに満願されるS氏から電話をいただいたが、元気なお話を聞くだけはいいのだが・・・結局ウダウダして、予定をこなせず。 新大久保にお靴の調製に行くはすが、でかけずじまい。
井上ひさし師ではないが、すでに私たちは「悲劇」の中にいるのだから・・という言葉を原爆・水爆ではない観点から再確認した日であった。 ああ・・・この次は、人間には生まれてきたくない。もういいよって思うよ。 いや、ヒトの世界はもうヒトが生まれ変われない「終末」を迎えているのかも知れないぞ・・だって、ほかの種を滅ぼし、お互いに殺し合い、だものねえ。
|