世界お遍路 千夜一夜旅日記

2003年06月04日(水) クラゲの話 2

昨日の「クラゲの人生」って考えれば、変なタイトルよね。
クラゲに「人生」あるわけない。クラゲ生だよ。
で、今日はクラゲの話に致しました。

クラゲは、脳も心臓も、呼吸器もない。あるのは、皮、筋肉、神経少々。
下等といわれがちだが、10億年も、進化なし、その当時の姿のママに生きている。
ヒトは、ネアンデルタールから、クロマニオンに「進化」?して、前頭葉が発達してブッシュのように凶暴化したらしいが、クラゲはある意味最初から、完成度が高かったということだ。
シンプル系だけど、あのクラゲ形まで、プラヌラ(ラテン語で放浪者という意味だそうな)、ポリプ、ストロビラ、エフィラ(これはきれい!)、メテフィラ、子クラゲという幾段階もの変態を遂げるのだ。
10億年前の進化の過程をその誕生までで追っているのだろうが、すごいよね。
まあ、中には、この過程を経ずに、親クラゲの身体の中にいきなり子クラゲが出現するというヤツまでおって、さすが長い時間を生き抜いてきたクラゲさんの多様な生き残り戦略。(この延長線上で考えれば、クローンなんて最低)

で、寿命は、約1年。(中には、生息海域深く潜って、もっと生き延びるヤツもおるらしいが)
暖かい海を生息域としているヤツは、水温が下がると消滅し、冷たい海を天下とするヤツは逆に水温が上がると消滅。
「クラゲは刺す」といわれるけれど、ささないヤツもおる。
でもまあ、クラゲは「刺胞生物」といわれるので、刺すのは彼らの仕事だ。
自ら進んではなく、刺糸がついている足に触ったりする(さわられる)と刺されるというしくみ。
だから、さわらなかったらいいのだ。

淡水クラゲというのがいて、今までいなかった湖にある日突然クラゲが出現する、なんて不思議な話があるそうで「クラゲは空を飛ぶのか」という議論もある。
ドライ化して空を飛び、新天地を求める・・水でえさをあさった鳥の足にこっそりついていく・・・なんて議論をしているクラゲ好きの掲示板・HPもある。
ジェリーフィッシュ(クラゲ)愛好会なんていうのもあって、会員になろうか、とかって考えたり。
ただ、私の場合、その美しさを愛で、生き方に考えさせられ、という非自然科学的な愛好者なので・・・

ちなみに、日本で一番たくさん美しいクラゲが見られるのは、江ノ島水族館2Fである。ここがダントツである。
あと、兵庫の舞子の水族館にも以前いったけど、タコクラゲとヒゼンクラゲ(でかいヤツ)などがいたよなあ。
いってないが、鳥羽の水族館もなかなかのようだ。
癒しの時代とかいうし、クラゲがふらんふらん水流に乗っているのを見るだけで、くつろげるヒトもいるだろうよ。
江ノ島水族館の問題は、2Fのみというチケットがなくて、鯨の芸なんかもはいって1800円(確か)という高さ。チケットを単品売りにして欲しいところだ。
私はそんなわけで、まだ3回しかいっていない。
バブルの頃、短期間だったが、銀座の歌舞伎座手前の角にクラゲだけのアクアリウムがあった、あれ、どうしたんだろ??

クラゲ飼育セットも静かなブームらしい。
ネット上では、2万円くらい。
昔、近くのペット屋で見たのは、ミズクラゲ飼育セットで1万8千円くらい。
旅をたびたびしなくなったら(今日もでた)、クラゲ、犬、猫を是非飼いたいものだ。

・・・・・・・・・・・・・

お大師さんがお若かった頃の修行はこんなか?と思わせしめたあこがれの100日行者さんのお名前が判明した。(ニコニコ)
100日行が行満されたら、お会いしに行きたい。

おまけ・・クラゲは「海月」と書く。こういうのみると、漢字っていいなと思う。


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