世界お遍路 千夜一夜旅日記

2003年04月18日(金) ランコービーチ10ドルリゾートのわっはは

★ランコー村★
ベトナムのフエとダナンという都市の間にある無名の、砂州にある村。
砂州にあるので、ビーチが美しい。
で、ランコー村、というとみんな、海に行くのか、泳ぐのか、ということになる。
しかし、近くまで、ジャングルの山も迫っていて、ガイド付きで山にはいると「エレファント」にまで会えるとか?
私が滞在した10ドルリゾートホテルの土産物売りの兄さんがいってはいたが。。。ホントかどうかはしらない。

  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★

◎ホテル状況
私が2泊滞在したのは「タインタム」という、ベトナム人も休みになるとやってくるホテルである。
1泊10ドル・クーラー付き。平屋棟が並んでいる一見きれいではある。
BUT、ベトナムの安ホテルにはによくあるようなのだが、バスルームは水シャワー(瞬間湯沸かしがあるので湯と思っていたのだが、配線ミスか、つながっていない・・・洗面蛇口からは湯はでるのに)水シャワー、大昔(20年以上前)インドで入ったきりだ。
でも、バスタブはあるのだ。で、そのバスタブの上に青黒いような細いしみ。しみの跡をたどると、細いクダ。何だ?と考えた・・それはクーラーの排水管。そう、バスルームに穴を開けてクーラーをつけたのだな。はじめはクラーのない部屋だったのだ。ベトナム人の賢さ、だ。
海が見える部屋にこだわって、この部屋を選んだんだけど、部屋を見せてくれた女の子がはじめに見せてくれた奥にある部屋(海見えず)が新しいし、いいとしきりにいっていた、そのわけが分かった。その部屋はきっとはじめからクーラーがつくように設計されていてバスルームに穴をほじくってということはないのだろう。それで、お湯もでると・・・
テレビは骨董品なみのモノがあるが、写りが悪くて時々色は白黒する。
リゾートのホテルなのに冷蔵庫なし。
壁にベトナムのあちこちにウジャウジャいる蚊食いトカゲ2匹、はいずっていた。
は虫類嫌いだが、これがいるのはあきらめている。「蚊を取ってくれる良虫?」
窓には優雅な唐草模様の鉄格子。
ベットにひっくり返っていると、その向こうに限りなく美しい海がヤシの木の向こうに見える。(この辺り、しっかりリゾート)

◎ビーチ
これはマジに美しい。
白い砂浜が延々と続いている。
ホントに砂は鳴く。
ぎゅっと、踏みつけると、キュとかグムとかキュキュキュとかっていうのだ。
海は波が高いので泳ぐには適さない。
一応、南シナ海に身体をつけようと水着で入ってみましたがつまらんもんでした。
砂には、アサリのちっこいにがけっこういました。
ヒトデもたくさん落ちてます。
波の高さ的にいうと、将来このビーチは「ウインドサーフィン」のメッカとなるべきでしょう。

問題は、ビーチにうろつく村の女・子どもたち。
ホテルのビーチ前なのに、寝椅子レンタル1万ドン。
人相の悪そうなおばさんが貸していた。泊まり客は私、ベトナム人カップル、ドイツ人夫婦、かりた人はドイツ人たち。それ以外いない。
女の子たちは、かごに、腕輪だの、小さい置物だのを入れて商売。
というのも、このタインタムはオープンツアーバス(主として外人旅行者用の都市間を結ぶバス)の休憩地で時々たくさんの外人の旅人がこの浜におりてくるのだ。
彼らをねらってモノを売る。
(私にもけっこうしつこかった)
学校はいっていないようだな・・でも、商売に必要な英語はうまい。
バスが去ると、後は終日日陰で編み物だ。
あんでるのは、毛糸のカーデガンなど。
「ベトナムは暑い、どうして長袖がいるの」と訊いてみた。
「色が黒くならないために」
ベトナムの子、こればっかり。
みんな色白くして、玉の輿に乗ること、ねらっている感じだね。
彼ら、夕方になると、商売道具屋をかたづけ、去る。
その時間になると、正真正銘、村の子どもが遊びに来る。
サッカーしたり、走ったり・・・平和っていいよね、と思う。
夕暮れ時、浜は美しい色に変わる。
それは、本当、すばらしかった。

◎食事状況
レストランがある、海が見える外のテーブル、風が通る中のテーブル。
外がアヒルが散歩しているし、中ははえがいる。どっちも一見優雅そうに見えるが、「田舎リゾート」の面目躍如。
朝、日が高くなるとたちまち27度は行くのだが、あせたらして「あさりのお粥」これがうまい。その後、ベトナムティー。
昼。日陰を見つけて、アヒルの糞を踏まぬように外テーブル。
ビール、やきめしかやきそば・・・でクラー付きでひるね。
夕方・・シーフード系のおかず、かにやエビがうまかったご飯、ビール。
問題はビールだ。
何と、ぬるっこいことがおおい。
夕ご飯の時は特にそう。
どうやら、外人旅行者が来るときは電気をいれているようなのだが、夕方、もうこないとなると、そうそうに切るみたい。
ぬるい、といったら、おエエチャンは困った顔してグラスに氷を入れてきた。
ビール、氷入りでのめってっか。
ほおおーーー
料理はうまかった。合格。
しかし、ビールが冷えていないリゾート・・ネエ。

ここで働くおネエさんたちは陽気で、けっこう仲良しになった。

村中にもレストラン(食堂)はあるにはあるが・・・
村中を散歩しているといろいろと声をかけられる。
この付近(フエや次のホイアンも含めて)多いのが、コインコレクションをしているので日本のコインを頂戴、というヤツ。
子どもが100円頂戴、というおねだりをする。
コレクションが問題で、一度、少年に100円玉を見せられて「これはドルにすると、いくらか」と訊かれた。
「1ドルくらい」といったら「ジャ、1ドルと替えて」とこれまたおねだりされた。
こういうおねだりの材料に使われると思うと、絶対にやるまいぞと思う。
もちろん、私の場合、日本の財布は、「ザックの隠し場所」に隠してあるのでやりたくても持ち歩かないのだが。
夜遅くまで、カラオケが響く村。
カラオケは、今やどこに行ってもある。

ベトナムには、「ベトナムリゾート」といわれるインターナショナルな(ベトナムの現実からかけ離れているということ)リゾート地がたくさんある。
ランコー村にも「ランコーリゾートホテル」という、村の人が「あそこは高い」ヲ顔をしかめるハワイにありそうな場違いホテルが1軒ある。
行ってみた。
確かに、「タインタム」とエライちがいだ。
「租界」地である。
・・・やがて「タインタム」もこれ、になりそうな気がする。

ビールが冷えていないリゾートはもう2度とは行かないとは思うが面白い体験でござった。
ランコー村リゾートで私がした事、昼寝、浜散歩、村散歩、レストランや、物売りのお姉ちゃん達と、カタコト話をすること。


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