世界お遍路 千夜一夜旅日記

2003年04月13日(日) メコンデルタ 2日目

ベトナムの朝は早い。
7時半発。
7時前に下におりて朝ご飯。
昨夜はファンのみの部屋、暑かった、風もあったが・・・
お金を追加すればACつきの部屋もありだったのだが、誰もリクエストしないし、日本人が一人で・・なんて思われるのがいやで、おとなしく2人シェア、ファン付きにしたがったのだが、メコンデルタの暑さを実感した感じ。
アリスンとも仲良くなれたし、よかった。

今日は朝早くから開かれているカントーの水上マーケット見学。
昨夜の宴会のおかげでみんなけっこう仲良くなってバスの中はいい感じだ。
今日は、きのうよりさらに小さい細い舟に乗った。
朝の川風が爽やかだ。
水上で作物を満載した舟が集まる。
舟には、長いさおに、タマネギやキャベツなど、自分の舟が取り引きできる野菜を、掲げて目印としている。そこに仲買の舟が近づいていって、売り買いをする。
以前タイの水上マーケットにもいったが全然雰囲気が違う。
ここで取り引きされるモノが、サイゴン(ホーチミン)の市場にも並ぶという話だ。
それにしても、大きな舟の間を小さな手こぎ舟で、食べ物や飲み物を商う舟が行きかう。こんな所にも、バケットを売る舟がある。
横道だが、かつて仏領だったベトナム、バケットは朝ご飯だ。
しかし、日本のフランパンを想像して欲しくない。
空気を焼きこめた感じで、グッとつぶすと3/1ほどの量になる。
トルコバケットとよく似ている。
見物しながらも日差しが強くなり、川風は気持ちよく、睡眠薬の混じったベトナムの空気は濃厚になり・・・・目を開けながら眠ったように過ぎてしまった午前の時間だったのだ。

昼、カントーのレストランへ。
好きなモノを頼み各自で精算なので名物の「カインチュア」を頼んだ。実だくさんのブラックタイガーの入ったスープ。(これ、蛇入りもある)
台所につれて行かれて、生きている蛇、雷魚のような魚、エビ、どれがいいか選べ、といわれた。
暑くて、からくて甘酸っぱい不思議な味。
メコンをスープにするとこんな味、みたいな感じで美味しかった。

帰り、大ドジを踏んだ。
よそ見していてつまずいて転んだ。
手に傷。
汚いベトナム、一瞬「どんなばい菌が入った?」と真っ青になった。
参加していたベトナム人のおばさんが薬(タイガーバームの水薬)を下さって、ホッ。
最後、ドイツ人の女性2人が幹事となって、ガイド氏にチップを一人1万ドンずつ集めて、贈呈した。
彼女達とは、少し話した。
経済のこと。
「自分たちの国もよくないが日本もよくない、でも、休暇は取れる。自分たちには、日本から留学してきていたミチコという友だちがいて、ベトナムを一緒に旅しないか、とさそったが休暇が取れないと断られた。彼女はいつも忙しくしているのに・・・」
「日本は、休みすぎると職をうしなう、職を失うことでたくさんの男性が自殺している」
などという話。
ドイツ人二人、職を失うことで「自殺」するという話にただただびっくりしていた。

メコンデルタの旅、そこで暮らす人たちの素顔のたくましさ、その悠々たる暮らしぶりじっくりと拝見した。
アメリカは大変な人たちを相手に戦争をしたのである。
昨日書き忘れたが、昨日のガイド氏、カンさんは「イラク戦争は第2にベトナム戦争だよ」といってはばからなかった。

夜、フエ行きのナイト トレインに乗る。


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