2002年03月04日(月) |
第69夜 ボルケーノショウと寝袋眠だ・・・ |
7/31<月 曇り> サルベーションアーミー3泊め
日が出ないので寒い。今日の予定は、「ボルケーノショー」だ。これのみ。後はボッとして過ごすつもりだ。 ゆっくり朝食を取って、部屋チェンジのために荷物をまとめておく。 スリーピングバッグアコモデーションの連泊は、ときどき、または毎日、部屋替えがある。みんないっしょの部屋だから「プライバシー」なんてないから仕方ないのだが。 貴重品は身につけておくとして、マア、この国は、何かなくなるという雰囲気はあまりない。
10時開始のボルケーノショウの会場へ行く。入り口に目印として、マグマから火が噴いているような赤い張りぼて岩がある。 我がゲストハウスから歩いて10分もかからない。 でかいバイキングふうのおじさんが上映者だ。20分ほどはやかったせいか、まだ人がいない。 「どこから来たか」など、おきまりの質問を受けた。 フィルムは、3本ある。 2本850クローネで、3本目はただ。お金を払う2本が「火山の国アイスランド」のドキュメンタリーフィルムである。 私の見る英語版の後、」12時半からフランス語版が入る。 その後3本目の「ヒストリカルフィルム」が上映とかで、3時開始。 その時間にまた来場されたし、らしい。 夏は英語、フランス語、ドイツ語、団体になればオランダ語、イタリア語、ノルウェー語のプログラムも用意されているらしい。 火山の記録は国際的なんだ。
1本目は、1996年のヴァトナ氷河下で爆発した火山をめぐるもの。 何度見ても火山と氷河のコンビによる破壊はすごい。 人間が造った橋や道路なんてひとたまりもない。 ところでこの映像、スカフタフェルの公園センターで見たものと似ている、というより多分撮影者は同じなんだろう。 さっきのバイキングふうの人だ。 こんな命がけのドキュメンタリーを克明に撮る人がそうたくさんいるはずがない。彼の重厚さだったらわかるよね。
2本目は、1973年のヘイマエイ島の爆発と噴火の記録だ。流れ出る溶岩で家や港が飲まれていく様子は迫力がある。 今は噴火の後をとどめないほどに復旧した町の人々の暮らしの映像もいい。 人と自然のがんばりくらべだ。 オラフサビクのクジラウオッチで見たこの国の人たちの我慢強さをまた見たって感じ。
危ないんじゃないのといいたくなるぎりぎりのところで撮影されたフィルムは、しつこいというか、記録を残す執念を感じさせた。 寒さや厳しい自然と、この執念・粘っこさは関係あるのだろうか。
3本目を見るまで町をウロウロしてと思ったのだが、曇っているせいか寒い。眠い。 宿に帰って寝袋に入って寝てしまった。
まさに休養日、であった。
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きょうは、起きてすぐに昨夜読みかけで寝てしまった「きょうはお遍路日和」を読んだ。昨日、いただいたモノだ。面白かった。
クジラレターを送るようにして、神戸のおひな様カードを差し上げた方たちからお便りをいただいたので、お返事を書く。
春に熊野古道を歩こうといっていたm氏より電話。3月と4月はダメだとのこと。5月がいいということなのだ・・。ヘビがでたら、イヤだな。
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