| 2002年02月18日(月) |
第55夜 ついに氷河に立つ (^^)/~~~ |
7/17<日 快晴> ヴァバグストアYH4泊め 朝、窓から見える氷河は少しガスっていたが雨は降っていない。 やったね。いよいよ今日は氷河フルコースだ。 YHのママに教えてもらいながらたてたスケジュールは以下。
9時出発 ヘーフンからくるレイキャビク行きのバス<バス�癸隠�a>をリングロード1で待つ。バスが見えたら、手をふって止め、乗車する。 9時50分 氷河湖ヨールクスアゥロゥン着。 11時30分 バス�癸隠気妊凜.肇壁慌呂泙如�13時着 15時30分 スカフタフェットルの方へ戻るバス<バス�癸隠機笋婆瓩蝓�YHの前で降ろしてもらう。
★☆★ 氷河一日体験レポート ★☆★ バスはだいたい9時過ぎには来るだろうというので、食料として、手づくりサンドイッチ、リンゴ、キットカット、ペットボトルに入れた水を持って8時55分にYHを出た。 もちろん何しろ「氷河」だ。 オズボンの下にタイツと長ズロース。コート、ノルウェーで買ったハンドメイドセーター<暖かい>、フェローアイランズ産のこれ又ハンドメイドの毛糸の帽子をしっかり着用。おばさんは冷えない用心、風邪用心。 リングロードは、いってみればアイスランドの国道一号線、しかし車が連なってくるなんてことはめったにない。 時々15分以上深閑、羊のたわむれ場所になったりする。てなわけで、ワインレッド色のバスがタッタカと走ってきたのはすぐに確認できた。 手を挙げる。 大きく振る。 お、スピードを落とした。 止まったバスから降りてきたのは、あのセクハラ気味のドライバー氏だ。 「オー、ジャパニーズガール、どこ行くの、又会ったね」 なんて抱きしめられてしまった。 ガール?ったくよー。 でも覚えていてくれたのが、ちっとばかりはうれしい。なつかしい。(^_^) 3日前に通った道を戻っている訳なのだが、改めての荒々しい自然に目を奪われた。
氷河湖では、1500クローネ、<1クローネ、1.3円位 1時間足らずなのに高い!!>を払って、ボートに乗って湖上観光することにした。 この湖は、ヨーロッパ最大のヴァトナ氷河が溶けだして湖ができ海へそそぎ込んでいるところ。 湖上に浮かぶ氷山や水は不思議で美しい色をしている。あわい空の色、トルコ石の色、ベビイブルー・・・水色の変幻だ。深いところは100メートル以上あるという。 ボートは車輪付きの奇怪モデル。 浅いところでは車のように走るみたいだ。
乗り込むと、ライフジャケットが渡される。 学生アルバイト、という感じの男の子がガイドとして乗り込んでいる。彼によれば、最近は氷河が年に15メートル以上も溶けて後退し、どんどん形が変わっているとか。地球温暖化の影響が如実に現れているのだ。
途中でガイドくんが、「約2000年前の氷です」と湖から拾い上げた氷の固まりを小さく砕いて手渡してくれた。数千年前の固まりを口に含んでみる。クリアな固まりに味はなかった。 「足し算、引き算してあっていいからウイスキー、くれ。ロックにして飲みた」 10年くらい前まで禁酒法があったらしいアイスランド、そんなことを言うとにらまれそうだ。 でも、アメリカ人らしきおっさんが奥さんに「ウイスキィー」といって笑われていた、な。 それにしても湖は奥が深くてでっかかった。みんな氷河が溶けだしたものと思うと複雑な気持ちー。
バスの出発を待つ間、岸辺に立っていると「かしゃ かしゃ」とかすかな音がする。音の発信地を探す。湖に浮かんでいる小さな氷山が溶けて崩れているのだ。
その絶え間ない音を聞きながら、人類は地球が長い間かけて貯金した「氷河」という財産を放蕩しているんだ、大変なことになるだろう、でも、もうとりかえしがつかない、と思った。 そんなふうに水色の神秘な湖は、見つめていると不安になる。
湖辺には小さな売店が一つあるだけ。後はなにもない。お手洗いで、YHで同室だったスイスの女の子2人組にあった。 彼らはボートに乗ろうかやめようか迷っていた。 チケット代を話すとびっくりして「そんなに高くても、乗る価値はあるか」と訊かれた。 「私の国はとても遠いから、もう来られないだろう。だから、乗った。きれいだった」と言ったら「OK、わかった」と金髪の子がうなずく。 「でもスイスも氷河、あるでしょ?」と私が言ったら、アイスランドみたいに大きくないという返事。 なーるほどね。
バスドライバーのおっさんが、レイキャビクに出発する前「次はあのバスに乗るとヴァトナ氷河に行くよ」と教えてくれていた。 濃グリーンのマイクロバスサイズのやつだ。ずいぶんと小さい。大丈夫なの、と思ったのだがやがて納得。リングロードをはずれて山に向かったとたん道は狭くなって砂利道。高度を増すにつれて、上にはごつごつした岩山、下には緑の草原ときらきら光る海と景色はよくなる。 しかしドンドン悪路となる。 雨の日なんかに来たら、恐ろしいことになりそうだ。 ドライバーは、夏休み中の息子<小1か2くらい>を助手席に乗せている。<こういうのあり?お父さんの仕事を見学しょうという課題だった訳じゃないよね> 問題は運転しながら、子どもにバナナやジュースを渡すことだ。そのたびによそ見をして、手を離す。見ていると怖くてしょうがない。
途中、氷河が舌状にせり出しているところで写真休憩となったとき、ブレーキがよく効いていなくて、車が「ズリリ」と谷へ向かいそうになった。 もう悲鳴、アーアア。 ドライバ−はニヤニヤしている。 きみね、もしもってこと考えてよ、「慣れと油断は事故のもと」だぜ。
1時間ほどで氷河のはしっこにある山小屋に到着。<Skalafellsjokll> ほかの5,6人の客たちは続いてスノーモビルでさらに上を目指す。 しかし私は断った。 7400クローネ、たかい。 それと、なにより自分の足で氷河のお山を歩いてみたかったのだ。
ジャリジャリと靴の下で氷河が鳴る。 氷河ウォークは、硬くなった雪の上を歩いているような感触。 故郷の新潟で、子どもの頃、カチンカチンになった雪の上を「凍み渡り」して遊んだことを思い出す。しかし、手に取ると雪ではない。 小さな氷の粒だ。掘ってみるとあの神秘の水色。やっぱり確かに氷河だ。 バスの駐車場のある山小屋を見失わないように歩き回る。 ガスがかかるとたちまち周囲は「ホワイトアウト」する。 ジャリ、シャリという自分の足音しか聞こえない世界は少し怖い。時折クレーターがあらわれる。何本もの大きなひび割れが氷河を切り裂いているのだ。 数十メートル、数百メートルの厚さの氷が割れてずり落ちようとしている。これも温暖化のせいー。 思わず「ごめんなさい、地球さん」と言いたくなった。 4時半過ぎ、YHに帰った。お日様はまだ高いところでキラキラと笑っている。 ホントに今日は「ファインデイ」。 この天気がうれしい。うきうきする。 シャワーを浴びて夕食を食べても眠る気分ではない。外にいたい。散歩に出た。 ママさんも二人の娘と外にいる。 やっぱりこういう日は外、だ。 ここのYHは、夏しかやっていない。 どうやらYHの建物が彼らのホントの自宅みたい。 観光シーズンだけ狭いトレーラーハウスのようなところに家族全員が住んでYHを営業しているというわけだ。 物価高のこの国では、こうしないとやっていけないのだろう。 通り過ぎてきた、フィンランドでも、ノルウェーでもセカンドジョブを持っている人に出会った。 高福祉、しかし高税金の北欧のしんどさだ。
今晩は、スペイン人のおばさんと同室。氷河を堪能した一日だった。
>>>>>>>>>>2月18日 本日のできごと>>>>>
なんか、いつの間にか一日が終わった。 写真取りにいって、来月の秩父行きの宿を取って<薬草風呂と鉱泉がウリの宿> わけのワカランことをして、ぼんやり考え事<考えねばならないこと、たくさんある・・・>をしていたら一日が過ぎた。
ママからいただいたノッペイ、美味しかった。
そうそう、ドコモから、ドコモへのご要求をお聞きしたい・・なんていう電話が突如かかってきた、あれってなんの?それも、うかがってなんて???来なくていいです、もっと安く、おかしなメールを防ぐように、とだけ言った。 ホントにドコモなのかねえ? あやしい、おかしな電話だったなあ。
明日は、kさん、Oさん、Oさんの義母さんとともに「お雛様カードつくり」をする。神戸の被災したお年寄りに配るものだ。今年で、6年目かな。
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