2002年02月11日(月) |
第48夜 ★ リアルタイム日記 お遍路を振り返る ★ |
2月11日 お四国を振り返って ★ 道しるべがよくなった。地元の人がつけて下さっているものが増えたので、初めての人でもそう迷わない、と思う。しかし、あまりシルシが充実すると、お遍路が地元の人に道を訊いてそこで、触れあうという歩きの醍醐味が少なくなるような・・・・。むずかしいもんだ。
★ お寺のトイレがきれいになった。水洗で、紙も備え付けているところが多くなった。 お遍路の荷物に芯をぬいたトイレットペーパーを入れなくてもいい日も近い。 また、焼山寺の下、鍋岩の公衆トイレ。玉ガ峠越えの林道のトイレどっちも新し くてきれい。
★ 新しい道、橋がいろいろとできていた。特に15番国分寺から、16番観音寺までの道は新しい。訊いたところでは、徳島の環状線になるんだという。
★ offシーズンなのに、歩いている人が異様に多い。特に若者が目立った。
★ 天気に恵まれた。Tシャツ下着、カシミアのセーター、白衣、白い雨具兼用のウインドブレーカー上下、で、必ず暑くなり、午前中にウインドブレカーの上を脱ぎ、午後にはセーターをぬいだ。 足は、レッグウオーマーで冷たい風が足下からはいるのを防いだのだが、これはよかった。手袋は昼からは不要だった。 寒さが心配で朝、お腹辺にホッカイロを貼り付けたのだが、昼からは暑くて困った。 ★ 今回は初めて車お接待をいただいたのだが、あまり楽をすると、私のような怠け者はダメだと思った。歩くのがばからしくなる・・・。修行がたりん。でも、遍路石ニイさんに出会えたのはお接待を受けたおかげだし、次回も自然な流れに逆らわずに、ありがたくお受けしよう、とは思う。。
★ 今回のテーマはゆっくり歩く、お寺にできるだけ長くいる、今まで見なかったものを見る、と決めていたのだが、それができた。弁慶の力石・切幡寺の両面観音さん・焼 山寺の奥の院の在処・お京さんの黒髪堂等々、見ました。知ってはいたけど、みてなかったもの、見ました。一日20キロから30キロの間で歩くのはいい感じ。
★ 年のせいと、右足の側副靱帯は半分切れているせいだろう。上りがきつかった。少し意識してふだんの生活でも登り訓練をせんといかんなあ。
★ 柳水庵のおばあちゃん、大鶴のおばあちゃん。二人はさしずめ遍路道のスーパーグランママ。こんな風に年取りたいの見本。
★ kさんとの歩きはおかげさまでした。感謝。
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朝8時半起き。久しぶりに寝坊した。 手紙や留守電、FAXやメールの処理、洗濯などをして、遍路中ずっとうるさかった った髪を切りに美容院、食料の買い出し、をしていたら夕方だった。 足は痛い。 kさんから、昼近くにお電話をいただく。
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