2002年02月01日(金) |
第38夜 ★ハワイ マウイクジラ日記 at リアルタイム★ |
ハワイ時間 1月31日<日本時間 2/1>
目が覚めたら、9時過ぎだった。よく寝た。 「夕べ何時頃にトイレいった?」とMさん。「わからん、突如目が覚めていきたくなった」 でも、よく考えれば夜中の3時近く。日本時間でいえば、朝だ。いい加減な私の生活だが、体は朝を覚えてるんだ。偉いもんだ。 バナナとヨーグルトで朝食。 10時半お迎えのクジラウオッチのお迎えを待つ。 時間きっちりにきた。待つ時間に飲んだコーヒーはアーモンドコーヒーだった。私の好きなアメリカのコーヒー・・・Mさん、はじめ戸惑っていたが。
ラハイナハーバーから11時過ぎに出航。 オアフからの団体客、15、6人と、マウイから参加した千葉の親子連れ(お嬢さんがくじらが好き)と私たち2人、現地のアメリカ人と結婚しているクジラ好きの女性がガイドとしてつく。 「このキャプテンは、見つけるのがうまいからいいよ」と彼女。 例のごとく、船の舳先、大型のクルーズ船。ほんの2,30分で、港からあまり遠くないあたりにブロー発見。本当に目と鼻の先状態のところに、いるんだわ。4、5頭いる。たぶん、メス争いのバトルだよね。ハワイのウオッチングルールは100メートル以内に入らないという厳しいものなので望遠を使っても遠い。 ちびクジラ、たぶん生まれたばかりだ、がスパイホッピングをしきりにする。頭もおっぽも小さくて、といっても5,6メートルはあるが、かわいい。 しかしまあ、私がみたいブリーチングをする気配はない。おとなしく泳いでいるふつうのクジラだ。一緒にブローしていたクジラたち、やがて二手に分かれた。子供、母、エスコートといわれる雄だろう。 二回ほど、かなり近いところにでたので「ブオオオー」というあの呼吸音を聞くことができた。この呼吸音に惚れてます。 マウイの内海としては揺れた方みたいで、団体客の半分ほどは「死んでる」状態。「薬は出さないの?」と聞くとガイドの彼女は「この国はすぐに訴えられるからねえ」。んだね。日本も遠からずそんな時代がくると思う。 「今日のクジラはおとなし気味で、ふつうよね」といったら、そうね、と彼女。 ブリーチングがみたいよー。 彼女は鹿児島で座礁したクジラのことを心配していた。
もう一本乗ろうかと思ったのだが、Mさんとともにシュガーコーントレイン。 トレインからクジラのブローが見えた。ラハイナにかえって、またまたパイオニアインでビールとサンドイッチ。ぐーたらしてハーバーからの日没をみた。 サンドイッチを二人で食べておなかいっぱい。夕食代わりにしてしまった。
ホエラーズビレッジのクジラ博物館に行く。日本語ガイドがあるので聞いた。お姉さん親切。 この前もここで思ったのだが、捕鯨時代のアメリカ人の積極かかんことよ。日本の網捕り法もすごいが彼らのもりうち法も命がけだ。 太地の網捕り法はアメリカ捕鯨船団の乱獲と、不漁に焦って「子持ちクジラは追うな、捕るな」の掟を破ったために嵐に出会い壊滅してしまったのだが、アメリカ捕鯨の終焉も、北極での船団の遭難など悲劇的要素はにている。
帰ってきてまたビール。やっぱり、ビールだわさ。
出費 コーヒーとチップ 3ドル クレジットカード クジラ60ドル(これは高い、日本人が英語を話せないのにつけ込んでぼりぼりだ) Tシャツ22ドル ビールサンドイッチ9ドル バス、など4ドル シュガーコーントレイン16ドル しおり 6ドル ABCストア 7ドル
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