世界お遍路 千夜一夜旅日記

2002年01月25日(金) 第31夜  タイランド 雨ばっかじゃ・・チェンマイ・チェンライ    

 フランクフルトから、バンコック行きのルフトに乗り換え。空港のチェックマンに「アンタはどこ行くの?」ときかれてしまい。
 「タイランド!!」と元気に答えたら通してもらったが、フランクからタイってのは、あんまりない行き方かもしれんなあ。ふつう、直行便だよねえ。
 
 おかげさんで、何時間か計算できないくらい飛行機に乗って、飛行機をバスかなんか乗り換えるように乗り換えて・・っていうのがうまくなったわいさ、ふう。

★ ☆★☆☆ 

 イスタンブル、フランクフルト、バンコック、チェンマイ・・一気に移動した私は体力あるよって自分ぼめしたことでした。
 飛行機は二回乗り換えました。
 バンコックについてとたんのむっとする熱気、おだやか系の人の顔。なんか自分のルーツの近縁に戻ってきたの観はあります。
 何しろ、チェンマイ行きのタイ航空には「読売新聞 衛星版」があってほお〜〜〜日本語だあ〜〜と、むさぼり読んでしまいました。

☆ ★ ☆ ★ ☆ 

 さてチェンマイ。
 ホテルは、オランダをでる前にインターネットで取っておきました。
 何しろ、急に来たのでガイド書無し、全くの不案内。
 ホテルにあったシテイマップやフリーのガイドブックで大研究。
 しかし、大した観光地はなさそうで・・・何しろ雨、雨にはまいった・・・です。そう、タイは今雨期なんです。

ホントは山岳民族地域に行きたいけど、この雨ではねえ・・国境方面に向かってみるか、あのゴールデントライアングル・・だあ。
 きまりました。

 ホテルにはいっていた旅行社でチェンライとメーサイのホテルの予約、チェンライまでの飛行機チケットを手にいれました。
 タン女史という抜け目なさそうな中国系の女性交通社、けっこしぶくてまけない。(後で知ったんだけど、市内の旅行社が断然やすかった、クヤシイ)
 
 一週間もいるわりにはどうも気合いの入らない気分です。
 やっぱり、ジョグジャガとバリに行きたかったよ。
 
 お山の上のドイステープ寺院に行って来ました。以前バンコックで見たきらめく星座じゃない・・お寺に比べてらあまりに素朴な・・でもチェンマイの通天閣のような・・とインターネットで調べたらでてきた観光地・・いかねば、でした。
 でもよく降るわ、雨が。

 境内にあった売店でヒスイの小さな仏さまを買いました。ひとつ250B.2ヶで400と値切りにかかるが尼さんの売り子さんは微笑みながらがんとしてまけない・・。
 仏さまだしな・・と結局尼さんの笑顔にまけて言い値で買いました。
 後でわかったが、この言い値は決して高くなかった・・これはお買い得でした。
 チェンマイの女は強いわ・・。
 柔らかい笑顔を見ていると、トルコやエジプトのような闘志がわかない、これが困る、ホント。
 街角の店でインターネットで遊びました。

★☆★☆☆☆

 朝早い町で、少年僧が黄色い衣、裸足で托鉢に歩いていました。しみじみとホッコリする・・私、日本人だわああ・・ 
 チェンライも雨。
 チェンマイよりさらにひなびましたね。

 レストランで夕食時、注文を間違えて、さらに会計も間違えたウエイトレスのネエさんに「あなたはオーダーを間違えた、会計も間違えた、ソーリーをいわない、よってチップはあげない」といったら、ソーリーといった後に「コックンカー」(ありがとうございました)と、しかっと合掌を返されて、その素直さというか、いやな顔ひとつしない女の子の態度に感動しました。
 日本じゃない、なあ、いまどきは。
 
  雨期は果物の宝庫になる、といいますが確かに市場はそうでした。いろいろな色や甘い香りに活気づいていました。

 フツーの町でしたが、なんかまた行きたい懐かしさが夕方の町の空気にありました。
 

 >>>>>>>>1月25日 本日のできごと>>>>>>>>>>
 
 今日もいい天気。
 昨日ついに入れられなかった「あしなが育英会」の募金の振り替え手続きしに郵便局まで行った。
 26000円。微々たる金額だが、私の友人たちと私の何人かの浄財・・役立つといい。

 鹿児島の鯨は一頭だけは海に帰したそうな。
 シャチにくわれんといいが・・。いずれにしても長生きはすまい。
 
 賞の授賞式の案内が来た。
 フランス料理のお店であるようだし、親戚のママに一緒にでてもらうことにした。

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