おひさまの日記
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「生きて還った!」
そう言いたい気分。 親父が生き還ったんじゃないよ(笑) あ・た・し。
先週最後のブログを書いてから、調子が一気に悪くなり、 それからずっと寝たきり生活。 厳密に言うと起き上がれないほど具合が悪かった。 よくなる気配がなく点滴も2回やった。
今回の主役はメガトン級の扁桃炎。 風邪をひくと喉に来るタイプだけど、いやぁ、今回のはすごかった。 ほぼ1週間くたばってた。 口内炎も複数炸裂。
「俺はこのまま死ぬのか? 親父、まだ連れてかないでくでーっ!!!」
アホなことを心の中で叫びながら苦しいんだ数日。 高熱とあまりの痛さに眠れず大人泣きした夜も。
まず、解熱鎮痛剤が全く効かない。 あり得ねぇ。
先生に、きえーっ、いだいんでずっ!と泣きついて、 より強い薬を処方されること2回、最後には最強ボルタレン様登場。 でも、それも効く気配なし。 規定の倍の量を飲んでやっと少し落ち着く夜が間3日続いた。
痛いとそれだけでネガティブになる。 お父ちゃんのたたりだ、やっぱ嫌われてたんだ、なんて考え (苦しんでる時の思考回路は極めてネガティブで愉快です) 夜中に遺骨のある部屋まで行って泣きながらごめんなさいと線香をあげた。 (アホ・笑)
解熱鎮痛剤なしで過ごせるようになったのは昨日から。 ああ、普通の毎日って素晴らしい!
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痛くてのたうち回ってる数日はパソコンにも触れなかった。 やっと起きられるようになってチェックすると、 メーラーやアメブロにメールやメッセが。 送ってくださった方、ありがとうございました。 しーましぇん、寝てました。
たくさんの人の温かい心に支えられ乗り切りました。
私が布団の人になっている間、 自分の仕事や勉強があるのに家事を全部やってくれたabu、 本当にありがとう。鼻水たらして"痛いよぉ〜っ"って泣いてる私を見て よくぞ逃げずにいてくれた(笑)
お買い物、お手伝い、頑張ってくれたアンナ、本当にありがとう。 ママのことうんと心配してくれてうれしかった。
玄関先で動けず倒れていた私に、
「そこに寝たいの? じゃあ布団持ってきてあげようか?」
とすっとぼけて笑わせてくれたキミが天然ナンバーワンなお母さん、 すりおろした梨がすごくうれしかった、本当にありがとう。
泣いちゃうほどあったかいハートとNANAの手作りパンを 届けてくれた晴美ちゃん、本当にありがとう。
これ食べて元気になりなさい、そう言って ゴーヤの煮物とタイのスイーツを作ってくれたさっちゃん、本当にありがとう。
うまく言えないけど、この闘病生活を経て「生きて還った」そんな感覚。
そして、昨日ふと自分の中に浮かんできた言葉があった。
「いやだ、毎日の中に戻りたくない」
病気で苦しんでいたはずなのに、私はその中で安堵していたのだ。 つかの間現実から遠ざかったことによって。
今までずっと言葉にしなかったけれど、 確かに感じていたのは "何かが違う" ということ。 それを突きつけられたような気がする。
ただのこじれた風邪かもしれない、 でも、何やら仕掛けられたものだったような気もする。 けれど、すべてがうまく流れているんだろう。 こんな仕掛けがあること自体愉快な話だ。
すごく不安なのに腹の底から込み上げるようなヘンなワクワク。
『何か』が来る。
abuから「油断しないで寝てなさい令」が出てるし、 これ書いたらまた寝るんダ。
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