おひさまの日記
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言葉には力がある。 私達はその力を自由に使うことを許されている。 それならば、その力を正しく使うことを学ぶことが必要だ。
大体の物事は、ひとつのことを両極で表現することができる。 陰の表現をするのか、陽の表現をするのかは、言葉の使い手にゆだねられている。
親や社会から言われ続けてきたことが、 まるで自分の意志のように言葉となって飛び出してくるということに、 常に気づいていなければならない。 それは、言われ続けたことを自分が繰り返して言っているだけで、 言われ続けた言い方が、自分の言い方になってしまっているだけで、 恐らく、誰もが、それが自分のものかそうでないかということを、 また、望ましいものかどうかということを、あまり考えないだろう。
言葉という力を自由に使うことを許されているからこそ、 その言葉の力を知り、言葉のよりよい使い方を知っていく時、 自分の、そして、自分の大切な人の、世界がよりよく変わってゆくことを、 私達は必ず体験するだろう。
口にする言葉をいちばん最初に聞くのは誰か? 自分だ。 たとえその言葉が他の誰かに向けたものだったとしても、 それを最初に耳にするのは自分なのだ。 言葉は全て自分に向かって言うこと。 自分の言葉は、自分の世界を作り、自分の現実を作り、自分の未来を作る。
だから、美しい、あたたかい、やさしい、希望に満ちた、言葉の使い手になりたい。 そうなれるよう意識して実際に行動していくことは、価値のある努力だと思う。
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