おひさまの日記
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今日は家庭訪問だった。
小学校最終学年、6年生のアンナ。 その最後の学年で、初めて担任が男の先生になった。 先生のクラスになってから、アンナはなんだか変わった。
帰ってから学校の話をするようになった。 自発的に色々することが出てきたし、学校が楽しいと言う。
今日、先生に会ってみてわかった。 そか、この先生だからか、と。 この先生のことはアンナの様子が物語っていたのか、と。
茨城弁で田舎の先生って感じで、 話し方もほわんほわんってしてるんだけど、 話には芯が通ってて、そして心にしみる。 アンナに話していることを聞いて、私も深くうなずいてしまった。
心に残ったの話のひとつは、 ドリルは回数を多くやるのがいいんじゃない、 (学校では多くやるとエライという風潮がある) 周り(先生や親)を喜ばせるためにたくさんやるんじゃなく、 覚えるため、力を伸ばすためにやるもの、自分のためにやるもの、 答えを写したり、前に書いたものをそのまま写したり、 そんなふうにしても自分のためにならない、 だから、少なくても自分のためにしっかりやる方がいい、 そんな話。
子供にとって大切なことだし、大人にとってもそうだなぁ。
ドリルのことに限らず、すべてに言えるなぁ。 自分が自分の人生に責任を持つことから逃げないで向き合う意識、 そして、向き合って必要な行動を起こす勇気、大切…
他にもいい話いっぱいしていった先生。 家庭訪問って言うと、形だけ話して帰る先生ばっかりだったのに、 こういう先生もいるのかー、と驚いた。
アンナはキラキラしながら先生の話を聞いていた。 そのあまりのキラキラぶりに、おおお…!って思った。 すっごくやる気がみなぎってて、 なんか今までと違う、この子変わる…そんな予感さえした。
そして、今日の宿題、終わったよーっ!って見せにきたアンナ。 abuがチェックすると、 ドリルの最後のページの答えを写したのがバレバレな回答だった。
「答えを写したでしょう?」
と尋ねるabuに、
「えぇ?う、うぅーん、写した…」
だって(爆) ついさっきああいう話聞いて感動してたのに! 子供らしくてイイッ(笑) そういうアンナを見てくすっと笑えた自分が、 なんだか好きだった。
少しずつ成長していきな、アンナ。
ママだってまだ成長途中。 キミはもっと成長途中。 大人ほど自分がちゃんとやってると思い込もうとするし、 ずるい自分から、目の前の現実から逃げるのがうまい分、 もっとやっかいなんだよ。 だから、そういう意味ではママはもっともっと成長途中。
一緒に頑張っていこうね。
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