おひさまの日記
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| 2010年01月27日(水) |
すでに与えられている恩恵に感謝 |
郵便局のお仕事は年休消化中でまばらな出勤。 実際の勤務は残すところあと1日。 (郵便局はパートでも年休があって、それはすごいことだと思う!)
イヤで辞めるのに、いざ辞めるとなると、思い出すのはいいことばかり。 不思議だな。
もうすぐ約束された収入が完全になくなり、 まだ確立されていない場所で収入を得るために動くことになる。 夫婦そろって同じ動きをするってのが、かなりこわい。 もうお互に穴埋めはできないということになるのだから。 不安でひとり泣いてしまうことだってある。
実際のところ、金銭的にすごく厳しくて、 今度ばかりはマジでヤバいでしょう、って感じなんだけど、 このまま行くしかないし、これで何かが生まれるって感じてて。 なんの根拠もないんだけど。
abuとの出逢いから共に生きるようになるまでの体験で、 感覚や直感に従って生きることの大切さと、 それがもたらすものには間違いがないというのが、 私の自然な考え方になった。
ただし「感覚や直感」と「願望から生まれる予測」を混同してはいけない。 それは時に似ていながら全く別のものであり、もたらすものもまるで違うから。
それを自分にも言い聞かせながら、この道を歩き出した。
思うのよ。
住む家がある。 寝る場所も布団もある。 電気がつく。 水道が使える。 部屋を暖める暖房がある。 洗濯ができる。 毎日お風呂に入れる。 毎日ごはんが食べられる。 それだけでもなんと恵まれていることか。 なんとありがたいことか。
携帯電話を使っている。 パソコンを持っていて、プロバイダー料を支払ってネットしている。 車を2台所有している。 なんと贅沢なことか。
本当に金銭的に追い詰められたら、限界だと言うなら、 そんなことできるはずがない。
まだだ、まだまだだ。
ないものを数えるのは簡単だ。 足りないものを嘆くのは簡単だ。 でも、こんな時だからこそ、 今感謝できるもの、持っていられるもの、 そんなものを見ていたいと思う、現実逃避とは別の意味で。 すでに与えられている恩恵を知って感謝したい。 それなくしてその上に何が積み上げられよう。
そして、今できる精一杯のことをしようと思う。
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