おひさまの日記
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ひとりで抱えるにはあまりに多い量の仕事と、 それをこなす異常な忙しさの中、 ストレスがピークに達し、今日は会社で爆発、 課長にぎゃーっ!って訴えた。
もうムリ、ひとりでこんな量の仕事やってられない、 なんとかしてください、そうでないなら辞めるかも、って。
それまでは、みんなそれぞれ大変なんだから、 みんな頑張ってるんだから、 他の人にはできてることなんだから、 そう思ってなんとか持ちこたえようとした。
実際、私のようにおかしくならずに踏ん張り通せる人はいるだろう。 しんどくても頑張り通せる人が。 それはとても素晴らしいこと。
けれど、だからと言って、 同じようにできない自分がダメなのかと言うとそうじゃなく、 自分が、つらい、苦しい、そう感じるという事実を まず受け止めて自分の味方をしないと自分がつぶれてしまう。 自分がつぶれたら元も子もない。 なんのために生きてるかわからなくなる。
たかが仕事、されど仕事。
人によく思われるために生きてるんじゃなく、 人に悪く思われないように生きてるんじゃなく、 そのために何かに耐えて苦しむんじゃなく、 そのために自分の大切なものを捨てていくんじゃなく、 弱くても、根性なくても、できないことがあっても、 ふんばってここに立っているありのままの自分、 今はそれでいいじゃないか、そう思った。
で、課長にぎゃーっ!って訴えたら楽になった。
それは、私が「頑張り踏ん張り」の武装を解除したということ。 苦しい、もうムリ、それを認め、 私は苦しいんです、これ以上はもうムリなんです、 そうアウトプットした瞬間だった。
アウトプットしたことで、それは私の中で確固たるものとなった。
だからと言って、じゃあ明日辞表を書きます!っていうことじゃない。 自他の評価を加えず、ありのままの自分の状態を認めたことが、 私にとってはとても大切なことだったのだ。
それにより、あとはないゆきにお任せよ、そんな気持ちになった。 だから、もういいの(笑) ホント、あとはなるようになればいいや、そう思う。
今日、ある社員さんが、
「俺、頭きてパソコン叩いて壊しちゃったよ…」
と、ボソッとつぶやいた。 私は、
「この忙しさじゃそういうことしちゃってもムリもないですよ」
と言った。 心からそう思ったのだ。
夜、ずっとセラピーでお世話になっていた恩師から電話があった。 セラピストを辞めてなお連絡をいただけることが本当にありがたかった。 うれしかった。 先生の言葉はひとことひとことに重みがあった。 慌ただしさで忘れてしまっていた大切なことを思い出させてもらえた。 そうだ、本当にそうだ、心からそう思える言葉をたくさん受け取った。
そして、先生は言った。
「えみやさんは来年から状況がよくなりますよ」
確か、そんな意味合いのことだった。 言霊ってすごいなぁ。 目の前に光が差した。 ぐわぁーん!とテンションが上がった。
通話中、ピピピッ、と音がして、先生は、
「あ、(携帯電話の)充電が。 じゃあね」
と言って、電話を切った。 あ〜、なんか、いいなぁ、なんかこの感じが先生なんだよなぁ、と。 (意味不明かしら、でも、なんか、そうなんだよ・笑) ほっこりした。
課長にぎゃー!って訴えた夜、 先生から電話があったのも偶然じゃないんだと思う。
それに、先生の電話を切った後、大好きな友達から電話があった。 その電話を切った後、また別の大好きな友達から電話があった。 どの電話も前の通話の直後という絶妙なタイミングで。 私の携帯はめったに鳴らない。 誰も電話なんぞしてこないのだ。 それが、今日に限って。
そのふたりとも心にしみる話ができた。
なんか、いいぞ、来るぞ、そう思えた。 よくわからんが(笑)
そして、明日も郵便局に行くのだった。
でも、来るのだ、何かが来るのだ。 よくわからないけど、その確信だけは、ある。
恐れと不安、夢と希望、そんなものが混在していていい。 その両方を抱えて今を生きよう。
今日、私に電話をくれた3人に心からの感謝を。 そして、大切な家族に。 みんな、ありがとう。
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