おひさまの日記
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2009年08月15日(土) 緊張感

お客様に注意を受けた。
お詫びをし、月曜日に対応することになった。
厳しいお客様だった。

その人が声を張り上げた時、ぴーんと緊張感が走った。
理不尽に怒鳴り散らすのではなく、
理にかなったことを、言うなれば、とても高度なことを要求してきた。
うっ…と思ったし、そこまでする必要があるのかとも思ったけど、
接客業においてはとても大切なことだったし、そこまでできれば立派なもんだ。

勤務を終えると、車が停めてある実家まで、暗い気持ちでとぼとぼ歩いた。
叱られるのはやっぱりこたえる。

歩きながら思った。
緊張感って大切だな、って。
仕事にも慣れて、なんとなく毎日を過ごしていた私には緊張感が欠けていた。
もし、私が緊張感を持って仕事をしていたら、
ひょっとしたら、お客様が要求してきたことが、
事前にできていたかもしれないと思った。

そう思ったら、私の生活全般に緊張感が欠けているような気がした。
仕事だけでなく、プライベートでも。

緊張感が欠けると、気配りが欠ける。
できることもやらないでしまうなぁなぁさが出てくる。
だらしなくなる。
相手に対して遠慮がなくなり、礼を欠く部分も出てくる。

仕事に対してもそうだし、家族や大切な人に対しても、
そんなふうになっていなかっただろうか、と、自分を振り返った。

そうだ、そうだよな、最近、自分の生活全般において、
何に対しても、誰に対しても、そういう傾向があったような気がする。
うん、あった、あったよな。

反省した。

昔、自動車ディーラーの営業をしていた頃、店長がよく言っていた。

「緊張感を持って仕事しろ」

と。
ああ、本当にその通り。
その言葉の重大さが、十数年経ってしみるなぁ…

まずは家族を大切にすることを改めて意識していこうと思った。
そう、緊張感を持って。
気を使い過ぎて張り詰めて疲れるような、そういう緊張感じゃなく、
相手に対して気配りを忘れない、礼節を持って接する、そんな緊張感を。
そして、仕事にも、私に関わる周りの人にも、同じようにしていこう。
色々なこと、初心に戻って、またやっていこう。

そう思えた今日は本当にいい日だった。

abu、アンナ、お母さん、
ごめんね、私、遠慮がなくなって、イヤな思いさせてなかったかな。
また明日から素敵な奥さん、ママ、娘になれるように、頑張るよ。


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