おひさまの日記
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2004年09月13日(月) 子の寝顔を見て

眠るアンナを見ていたら泣けてきた。
ものすごく愛おしくて泣けてきた。

小さな手。
こんな小さな手で、一生懸命色々なことをする。
ねんどをこねたり、絵を描いたり、お人形で遊んだりする。
私が疲れたら背中をさすり、私が泣いたら背中をとんとんする。
小さいんだ、本当に小さいんだ、子供の手って。
それでも、大人以上に、そんな手で何かをして、
一生懸命に毎日を生きてる。

代わりにこの身を削っても、たとえ死んでもいいと、
嘘偽りなく思ったのは、アンナを産んでからだ。

こんな想いが自分の中にあることを教えてくれたアンナ。

寝顔を見ていて涙が出るのは、悲しいからじゃない。
きっと私は愛を感じているのだと思う。
私がアンナを愛していると言うよりも、
アンナが私を無条件に愛してくれているのを感じて、
愛を教わっている、そんな感覚を覚える。

子供は常に多くを親に与えてくれる。
命の尊さや愛を教えてくれる小さな天使のような先生が、
空から舞い降りてきたみたいだ。

アンナと親子になれて、私は生まれてきてよかったと思った。
そして、生まれてきてくれてありがとう、って、アンナに伝えている。

アンナが成長して親が必要なくなる日まで、
私はずっとあなたのそばにいるよ。
そして、離れても、ずっとあなたを想っているよ。


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