おひさまの日記
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眠るアンナを見ていたら泣けてきた。 ものすごく愛おしくて泣けてきた。
小さな手。 こんな小さな手で、一生懸命色々なことをする。 ねんどをこねたり、絵を描いたり、お人形で遊んだりする。 私が疲れたら背中をさすり、私が泣いたら背中をとんとんする。 小さいんだ、本当に小さいんだ、子供の手って。 それでも、大人以上に、そんな手で何かをして、 一生懸命に毎日を生きてる。
代わりにこの身を削っても、たとえ死んでもいいと、 嘘偽りなく思ったのは、アンナを産んでからだ。
こんな想いが自分の中にあることを教えてくれたアンナ。
寝顔を見ていて涙が出るのは、悲しいからじゃない。 きっと私は愛を感じているのだと思う。 私がアンナを愛していると言うよりも、 アンナが私を無条件に愛してくれているのを感じて、 愛を教わっている、そんな感覚を覚える。
子供は常に多くを親に与えてくれる。 命の尊さや愛を教えてくれる小さな天使のような先生が、 空から舞い降りてきたみたいだ。
アンナと親子になれて、私は生まれてきてよかったと思った。 そして、生まれてきてくれてありがとう、って、アンナに伝えている。
アンナが成長して親が必要なくなる日まで、 私はずっとあなたのそばにいるよ。 そして、離れても、ずっとあなたを想っているよ。
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