おひさまの日記
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2004年08月20日(金) スイッチ

頭では、何が正しいのか、何をすべきなのか、
すべてわかってるのに、それとは裏腹に、
身動きが取れなくなるほど落ちて、
大切なものさえも大切にできなくなる時、
私はスイッチを探す。

アンナにお小言を言って、私も彼女も、ふたりどよーんとしていたのだ。
ふたりで、なんか今日はすごく悲しい気持ちだよね、って話してた。
怒った方と、怒られた方、どっちもどんよりだ。
だから一緒に楽しくなれること探そうよ、って話し合って、
ふたりで今したら楽しくなれることを言いっこした。
でも、ふたりのしたいことは一致しなかった。
そこで、またふたりでどよーんとした。
しばらく、同じ家の中で、ふたりとも喋らず、
あっちとこっちでボケーッとしていた。

で、なんとなく思い立ち、お風呂屋さんに行った。
このまま家にいちゃいかんなぁ、と思って。
体洗って、隣の人と喋ったりなんかして、
アンナはよその子と友達になって遊んで、
私はウチとは比べモノにならないくらい広いお風呂に入って、
ボケーッとして、気持ちイイな…なんて考えて。

気がついたら、私はちょっと元気になっていた。
アンナにも笑顔が戻った。

リセット。

今日のスイッチはお風呂屋さん。
自分がハマってしまっている世界を切り替えていくスイッチ。
時にはそれが、ジムだったり、散歩だったり、
クロスワードバズルだったり、昼寝だったり、
おいしいものを食べに行くことだったり、色々。

自分を突き落とすものは依然としてそこにあっても、
心の居場所を変えることはできる。
逃げるんじゃなく、
感情に振り回されてフリーズしてしまうところからそっと離れて、
それをちゃんと見るために、
そんな時、私はいつもスイッチを探す。
ありきたりな、どこにでもあるような、
でも、自分を切り替えてくれるものを。

昔、本で読んだなぁ。
どうにも苦しくなった時には、マラソンでもしてください、って。
そう言われたときは「へ?」って思ったけど、
今はその意味がスゴくよくわかる。


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