おひさまの日記
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ダンナも留守の今日、アンナを連れて近所のお風呂屋さんに行った。 そのお風呂屋さんにはジャグジーやサウナ、露天風呂もあるし、とてもキレイ。
ジャクジーで遊び、温まった後、露天風呂に行こうとドアを開けた。 すると、雪が降っているではないか。 アンナと私はおおはしゃぎ。 空からは雪がこんこんと降ってくる。 私達は温かい湯につかりながら、 刺すように冷たい空気の中を舞い降りてくる雪を眺めた。
湯気で辺りは真っ白で、2メートル先は曇って見えない。 まるでどこかの温泉に来たみたい。 とても幻想的。 見上げると、灰色の空に白い雪。 近くの雪は大きくて、遠くの雪は砂粒のように見える。 くるくると舞う雪、意識が遠く空に飛んでいきそう。 少しの間現実を忘れた。
帰りに車に乗る頃には、雪は雨に変わっていた。 ほんのわずかな間の雪のパフォーマンスを、私達は露天風呂で味わったのだ。 なんとなく、お風呂に行きたいな、そんな気持ちに正直に行動したら、 とっても素敵な贈り物を受け取った。 すぐ近くの秘境。 天使の羽が舞うような雪がくれた日常の中にある意外な贈り物。
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