おひさまの日記
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今日は心の中に重たいもの感じる。
それはダンナとのちょっとした言い合いに端を発した。 繰り返す夫婦喧嘩、彼に言わせれば、原因はくだらないこと、 でも私にとっては大切なこと。
そして、私は、罵声を浴びながらいつも最後にこんな気持ちになる。 「こんなダメな私でごめんなさい」 瞬発的な怒りをさんざん言葉で投げつけた後、決まってそう思う。
「私は叱られてばかりのダメな子だけど、 許してください、もう怒らないでください」
私が父に言えなかった言葉が脳裏をよぎる。
癒しの道は永遠にも思えるような遠い道のりだ。 瞬時に目に見える奇跡(変化)を求めていては、真の癒しは得られないように思う。 私達人間が自分自身の真実の声を聞き、それを受け入れる時、 本当の癒しが始まるのではないだろうか。 そこから、時には苦しいプロセスを経て、辿り着く場所がある。 そして、またその次に辿り着く場所へ行くために、プロセスを経る。 時に、癒しとは苦しいものでもある。 痛みを解き放つために、痛みを体験しなければならない時もある。
セラピストとて完璧な人間ではない。 私もまだまだ癒されていない痛みは持っている。 それに対峙し続けながら、そのプロセスで得たことを提供していく。
ここ最近、クライアントさんと言い、友達と言い、私と言い、 クローズアップされるテーマはみんな父親だ。 シンクロしていて面白い。 なにかのうねりみたいなものに、みんなで乗っているのかな。
心の中の重たいもの、それは見つめてほしくて私に近付いて来ているに違いない。 あなたを愛したいと思う。 もっとそばにおいで。
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