鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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2005年06月02日(木) 椿姫

ミユは今、『ガラスの仮面』に夢中です。
身支度や宿題をキチンとやったら、土曜日に3冊ずつ出す、という方式。ただ今「舞台あらし」のあたりを読んでるらしく、中のセリフをブツブツ言っては「ねぇうまかった!?」(笑)と聞かれるほどのハマリよう。
もっと出して〜とも言われるんだけど、私たちなんか、1話読んだら次までには2週間待たなきゃならなかったんだよ!と言って、このペースをキープさせてます。確かにヒキが強いから、あるなら続きを出して〜!!って気持ちもわかるんですが。

で、先日いきなり『椿姫』を借りてきて、「寝る前の本、これにして」ですと。どうやら、マヤが横浜港から飛び込んでまで観たかった芝居って……???と思ったらしいのです。私もそうか〜こんな話だったのね〜と思いながら、毎晩2〜3章ずつ読んでます。「マルグリットはお金持ちの人たちと楽しく遊んで暮らしていました」となってたりするのも、高級娼婦とは書けない子供向けバージョンゆえ。どんな風に表現されてるのか、こっちも段々読むのが楽しみになってきてます。そうそう、この話、椿姫ことマルグリットが死んで……ってところから始まってるので、いきなり「えっ!マルグリットって死んじゃったの!?」とショックを受けてました。

そう言えば、『ガラス』ではビオレッタとアルフレッドになってますが、本の方では、マルグリット、アルマンなのです。それもけっこう気になってるらしくて私が”アルマン”で読んでると、「アルフレッドなのに……」と横でプチプチ言ってたりします。

私はと言えば、「椿姫」と言うと思い出すのは、『あーらわが殿!』でみちると摩利が演じてたシーン。摩利が麗しくてステキなのです。この作品、「好きな殿方ができたら、想いをこめてまず告げて、それから待って……」を筆頭に、とっても心に残るセリフがつまってるのが魅力なんですよね〜。木原作品はこの頃のが一番好きですね(『王子さまがいいの!』あたりまでが、マイベスト、かな)。

あとちょっとで『椿姫』は読了。そしたら次のリクエストは『王子とこじき』か『たけくらべ』かな?寝しなに読むには長くて重そうなので、『嵐が丘』じゃないといいな〜。


うれし恥ずかしなつかしの少女マンガ
鈴木 めぐみ著
ソニー・マガジンズ (2005.4)
通常24時間以内に発送します。


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