鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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2003年09月09日(火) 子役の労働時間

今朝の新聞広告に、「劇団四季が憤激「モー娘。だけが特別か」子役の労働時間9時まで延長へ。ディズニーも呆れる日本の「文化事情」」という見出しが。記事の本文は読んでないのだけど、リアルタイムで上演される舞台の場合は特に、子役の労働時間の規制がネックになるんだろうなぁ。「劇団四季」「ディズニーも云々」とあるってことは、「ライオンキング」ヤングシンバ(主人公シンバの子供時代) 役のことかな?「ライオンキング」のチケットを取ったところだったので、記事の内容に興味津々。

そう言えば、先日観た「レ・ミゼラブル」では、カーテンコールにリトルコゼットが出てこなくて「?」と思ったんだけど、それもこの規制がらみなんだろうか?一緒に行った娘はリトルコゼットのシーンが一番好きなので、「ね〜ね〜なんでリトルコゼット出てこないの〜?」とうるさいこと!このミュージカル、複数キャストなんですが、やっぱり子役のガブローシュ(少年ながら学生たちと一緒に闘って命を落とすのだ〜(涙))には、少年達に混ざって女性がキャスティングされている。夜、終了が遅い時間になる公演は、おそらく彼女がやるんでしょう。(私が観に行ったのは休日で早い上演だったので、ホントに少年がやってたけど)でも、聴かせどころの多いガブローシュ役(ソロ部分がけっこうある。あの山本耕史も初演時にこの役をやっていたとか)は、やっぱり本当の子役で観たいと思うのはわがまま?過剰な労働は論外だけど、複数キャストなんだし、ケースバイケースで融通をきかせるってのはだめだったんだろうか?そういう意味で、労働時間が延びたことでメリットがあることも事実ながら、じゃあなんで今まで……っていうのはありそうな気がする。

それにしても子役さんたちのプロ意識って本当にすごい。小学校の低学年くらいでも、歌唱力とか演技力以前に自分のやっていることに誇りと責任感を持っている。それはきっと、モデルや子タレと呼ばれる子供たちも同じはず。そう思うと、『こどものおもちゃ』 (小花美穂)の紗南とか、『Angel Baby Cupid』(なかはら桃太)のかれらの姿に彼らがダブってくる。『ABC』の「子供子供ってなめんなよ!」というセリフは、まさに言いえて妙、じゃないかな。


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