鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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今月、2歳になる我が息子、子育てする母たちが恐れる「魔の2歳児」に突入しました……(深いため息)。まあ、ホントに色々やってくれるんだな〜、これが。こっそり(わざと)オムツは脱ぐわ、何が気に入らないのか乗車拒否され、抱っこしたまま自転車ひいてく羽目になるわ。日々こんな理不尽と、不毛に闘い続けて、こちらの目もつりあがる一方。そんな私の心のトモが、星崎真紀の『おかあさんの卵』だっ!
しょっぱなの
「2歳児って人生のうちでいちばん「イヤ〜ッ」って叫ぶ年齢じゃなかろうか」 「したがって2歳児をもつおかあさんも人生のうちでいちばん「もうイヤ〜ッ」って叫ぶハメになるのだ」
というお言葉に深く深くうなずいたのでした。
星崎さんのもちまえの明るさに、大いに笑ったり共感して、「おしっ、私も頑張るぞ」と思えるところがいい。「育児マンガ」は経験者への共感が得やすいので、一見誰でも描けそう、と思えるんだけど、単なるグチや内輪自慢(あるいは内輪ウケ)になりがちなところを読者に面白く読ませるには、やっぱり描き手のワザが必要。そういう意味でも、この『おかあさんの卵』は出色だ。
ちなみにこの作品は「2〜3歳児編」と「4〜6歳編」の全2巻。長女ナナミちゃんが生まれた現在は、「Silky」で『おかあさんの卵・特別編』のタイトルで連載されているのに、本編は残念ながら品切れ状態。私はオンライン古書店でGETしたけれど、文庫でも出ないかなぁ〜。『特別編』の方も途中から読み始めたので、早くコミックス化を!(でも1回のページ数が少ないので、まとまるのはまだまだ先かな?)
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